サツマイモ、11/5にようやく掘り終わったのですが、最後の分は、長く畑に置きすぎたのか、もしくは成長過程の水分条件なのか、盛大にひび割れた巨大芋がいくつもありました。
プロだったらこういうものは、畑に捨ててくるのだと思いますが、アマチュアファーマーにとっては、捨てるのはどうにも勿体ないです。(実際近所の畑に捨ててありました。拾ってこようかと思ったけれど自前分の管理で手一杯だということを思い出してぐっとこらえました)
大事に持って帰って来たのはいいけれど、おそらく保存はきかないので、早めに使ってしまわなくては。
幸い大きなお芋なので皮を厚めに剥いて、1個はサツマイモおこわに。
ダンナサマ:「えー、お芋入りなのぉ。(お刺身には合わないような)」
Fujika:「お米は買わないといけないけど、お芋は自前のがあるからね。増量して食いつながないと。節約よ!」
(というのは冗談ですが)
でもお芋ごはんばかりという訳にもいきません。
それに、冷凍するにしても、ご飯が混入していると嵩張ります。
もっとお芋の比率が高いもの、ないかしら。
そういえば、お餅的なものがあったような。
以前『日本の食生活全集』の鹿児島だったか宮崎だったかで見かけた記憶があります。
皮を剥いて蒸かしたお芋とお餅を搗き混ぜて柔らかいお餅を作り、きなこをまぶして食べるというものです。ねったんぼ、とかねったくり、からいももち、という名前でした。
たまたま切り餅が家にあるし、すぐに出来そうです。
電気釜の助けを借りると、とっても簡単そうな気がする(ひらめいたの)。
早速チャレンジしてみます。
■■ねったんぼ(柔らかいサツマイモ餅)
■材料
生サツマイモ(もしくは蒸かして裏漉ししたサツマイモ)
お餅 4個くらい
黒砂糖
塩 少々
きなこ (今回はピーナツ粉使用)
■作り方
(1)生のサツマイモを分厚く(内側にあるスジのところまで剥く感じで)皮を剥き、大ぶりにザクザク切り、水でさっとゆすぐ。ボウルに軽く一杯ほど。
(2)5合炊きの電気釜に入れ、下の方に2cmくらい水を入れる。炊飯のスイッチをオン。
(3)途中時々様子を見て、適宜上下を返す。
(4)炊き上がる13分ほど前に水位をチェック、丁度水がなくなったら、お餅をお芋の上に入れて更に2分ほど待つ。(保温にしてしまってもいいかも。うっかり置きすぎると、内釜の底にうっすら焦げ付きます)
(5)蒸気と熱でお餅がやわやわに柔らかくなったら、電気釜から外し、砂糖と塩少々を加え、水に濡らしておいたすりこぎで、ぺたぺた・こねこねと、まさに「ねったくる」。
(お餅がぐずぐずに沸騰するほど煮ると、出来上がりがとても柔らかくなるようです)
(6)お芋のカケラは残ってもいいが、お餅はダマが残らないようにする。
必要なら部分的に電子レンジにかけてもいいかも。かなりやわやわ、どろっとした状態になります。甘さはやや控えめにして、食べる際にふりかけるといいと思います。
(7)タッパなどの容器にきなこを敷き詰め、ここに先程のお餅を流し込む。
表面にもたっぷりきなこをふりかけ、ラップなどを一旦敷いて平らにならし、ラップやフタを外してすっかり冷めるまでおく。
(8)冷えてくるとカットできるくらいの固さになりますが、再度合体しやすいので、カットしつつ、断面にきなこをまぶすようにします。
翌々日でもまだ柔らかいです。
もっとおく場合は冷凍保存して、電子レンジで軽く(爆発しないように)温めるといいと思います。
★裏漉ししたお芋を使う場合は、裏漉し芋の上にお餅を載せ、適宜柔らかくなるまで電子レンジにかけるとよいと思います。
ピーナツ粉をまぶしたせいか、エスニック系の味、という感想もありました。
(ピーナツ粉はコクがある感じだからかな)
普通のきなこにすれば、エスニック系が苦手な人でもよいかも。お餅のお菓子が好きな人には気に入ってもらえるのではないかな・・・。作った翌日には扱いやすい固さになるので、あんこを包んでも美味しそうだな・・・。
いっそのこと更にエスニック調にしても面白いかも。
・サツマイモとお餅を混ぜる際、ココナツミルクの風味をつけたらどうかしら
・お餅ではなく、生のサツマイモを載せて、もち米を(ココナツミルクで)炊き、それを搗き混ぜても面白いかも。(あずきでっち風)
・市販のピーナツ粉ではなく、自分でローストピーナツをミルで粉にしてもよさそう(ちょっと高いし)。
市販のより粗挽きになって、カリカリ感が出て美味しいかもしれない。
■参考情報
ブログ記事 ねったくり
クックパッド ねったくり
当ブログ 紫芋もち すっかり忘れてましたが、もっとぷるぷるの食感のお餅です。また作ってみようかな。
当ブログ あずきでっち
当ブログ 紫花豆でっち
プロだったらこういうものは、畑に捨ててくるのだと思いますが、アマチュアファーマーにとっては、捨てるのはどうにも勿体ないです。(実際近所の畑に捨ててありました。拾ってこようかと思ったけれど自前分の管理で手一杯だということを思い出してぐっとこらえました)
大事に持って帰って来たのはいいけれど、おそらく保存はきかないので、早めに使ってしまわなくては。
幸い大きなお芋なので皮を厚めに剥いて、1個はサツマイモおこわに。
ダンナサマ:「えー、お芋入りなのぉ。(お刺身には合わないような)」
Fujika:「お米は買わないといけないけど、お芋は自前のがあるからね。増量して食いつながないと。節約よ!」
(というのは冗談ですが)
でもお芋ごはんばかりという訳にもいきません。
それに、冷凍するにしても、ご飯が混入していると嵩張ります。
もっとお芋の比率が高いもの、ないかしら。
そういえば、お餅的なものがあったような。
以前『日本の食生活全集』の鹿児島だったか宮崎だったかで見かけた記憶があります。
皮を剥いて蒸かしたお芋とお餅を搗き混ぜて柔らかいお餅を作り、きなこをまぶして食べるというものです。ねったんぼ、とかねったくり、からいももち、という名前でした。
たまたま切り餅が家にあるし、すぐに出来そうです。
電気釜の助けを借りると、とっても簡単そうな気がする(ひらめいたの)。
早速チャレンジしてみます。
■■ねったんぼ(柔らかいサツマイモ餅)
■材料
生サツマイモ(もしくは蒸かして裏漉ししたサツマイモ)
お餅 4個くらい
黒砂糖
塩 少々
きなこ (今回はピーナツ粉使用)
■作り方
(1)生のサツマイモを分厚く(内側にあるスジのところまで剥く感じで)皮を剥き、大ぶりにザクザク切り、水でさっとゆすぐ。ボウルに軽く一杯ほど。
(2)5合炊きの電気釜に入れ、下の方に2cmくらい水を入れる。炊飯のスイッチをオン。
(3)途中時々様子を見て、適宜上下を返す。
(4)炊き上がる13分ほど前に水位をチェック、丁度水がなくなったら、お餅をお芋の上に入れて更に2分ほど待つ。(保温にしてしまってもいいかも。うっかり置きすぎると、内釜の底にうっすら焦げ付きます)
(5)蒸気と熱でお餅がやわやわに柔らかくなったら、電気釜から外し、砂糖と塩少々を加え、水に濡らしておいたすりこぎで、ぺたぺた・こねこねと、まさに「ねったくる」。
(お餅がぐずぐずに沸騰するほど煮ると、出来上がりがとても柔らかくなるようです)
(6)お芋のカケラは残ってもいいが、お餅はダマが残らないようにする。
必要なら部分的に電子レンジにかけてもいいかも。かなりやわやわ、どろっとした状態になります。甘さはやや控えめにして、食べる際にふりかけるといいと思います。
(7)タッパなどの容器にきなこを敷き詰め、ここに先程のお餅を流し込む。
表面にもたっぷりきなこをふりかけ、ラップなどを一旦敷いて平らにならし、ラップやフタを外してすっかり冷めるまでおく。
(8)冷えてくるとカットできるくらいの固さになりますが、再度合体しやすいので、カットしつつ、断面にきなこをまぶすようにします。
翌々日でもまだ柔らかいです。
もっとおく場合は冷凍保存して、電子レンジで軽く(爆発しないように)温めるといいと思います。
★裏漉ししたお芋を使う場合は、裏漉し芋の上にお餅を載せ、適宜柔らかくなるまで電子レンジにかけるとよいと思います。
ピーナツ粉をまぶしたせいか、エスニック系の味、という感想もありました。
(ピーナツ粉はコクがある感じだからかな)
普通のきなこにすれば、エスニック系が苦手な人でもよいかも。お餅のお菓子が好きな人には気に入ってもらえるのではないかな・・・。作った翌日には扱いやすい固さになるので、あんこを包んでも美味しそうだな・・・。
いっそのこと更にエスニック調にしても面白いかも。
・サツマイモとお餅を混ぜる際、ココナツミルクの風味をつけたらどうかしら
・お餅ではなく、生のサツマイモを載せて、もち米を(ココナツミルクで)炊き、それを搗き混ぜても面白いかも。(あずきでっち風)
・市販のピーナツ粉ではなく、自分でローストピーナツをミルで粉にしてもよさそう(ちょっと高いし)。
市販のより粗挽きになって、カリカリ感が出て美味しいかもしれない。
■参考情報
ブログ記事 ねったくり
クックパッド ねったくり
当ブログ 紫芋もち すっかり忘れてましたが、もっとぷるぷるの食感のお餅です。また作ってみようかな。
当ブログ あずきでっち
当ブログ 紫花豆でっち
でも私も作るのが簡単でかさも減る干し芋がいいな~って実は食べる気満々ですか
お料理・実験好きのFujikaさんにはきっとそれじゃつまらないのでしょうね~
うちは干し芋を作るそばから食べちゃうので保存食にはなりません。一度食べきれないほどの量を作ってみたいです。
干し芋は私も作るのですが、いつもは12月に入ってからだったので、全く念頭にありませんでした!!
ベニアズマなどはそれくらいまで置かないと芯に粉っぽさが残るのですが、安納芋だったら今作ってしまっても、ちゃんと透明に蒸し上がったかもしれませんね。
今頃の蒸し上がりはどんな感じか、今度ちゃんとチェックしてみます。
数日間は固くなりにくいのも嬉しいところです。
干し芋は、いつも年末頃から(干し柿の後に)作っていたので、今作ることは考えもしませんでした!
最初ホクホクのお芋でも、それ位まで置くと、芯までしっとり蒸し上がるのです。
でも安納芋だったらもう作れたかもしれませんね。残念。作ってみればよかったです。
今年は、焼き芋を干す、という干し芋も作ってみようかと思います。更に濃厚な甘さなんですよ。
さつま芋の味はホクホクの状態でしか、イメージしなかったので、??未知の味 でしたね。
材料を知って 食べれば、 はぁ~ なるほどだったはずです。
この間 お料理の本で月餅を見かけて、
ふと、サツマイモの餡の入った月餅なんかどうかなと思いました。(パイナップルやココナッツなんかもいれて・・・)
水分の量が多すぎてしまうかな・・・?
ねったんぼよりもかんころ餅の方が有名ですが、こちらの方が簡単です。
また作ろうと思っていましたが、お餅がなくなりました・・・。
ぷにぷにした食感のものがお好きならば、このお餅はとっても簡単でお口にあうのでは、と思います。ココナツシュレッドをまぶしても、エスニック調で面白いかも・・・。
サツマイモ餡の月餅、ありですよね。水分が多い場合はお皿に広げて電子レンジにかければよさそうです。ドライパインなら水分を更に吸ってくれるかも。
・・・でも、餡はいいけれど、月餅の皮ってどうやって作るのでしょう?