採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

八名丸(やなまる)里芋

2010-11-16 | +その他

今年は、昨年とは違う種類の里芋を育ててみました。
愛知に住んでいる幼なじみから送って頂いた、「八名丸(やなまる)里芋」というものです(ユウコちゃんありがとう!)
このお芋は愛知県新城市のある地域(旧八名郡八名村)で古くから育てられていた品種のようです。昭和25年、熱田神宮の品評会で好成績を得て、地名と特徴的な丸さから「八名丸」と命名されたそうです。
新城市の特産品としてブランド化が進められており、平成14年には愛知県の伝統野菜にも認定され、新城で栽培されるサトイモは「八名丸(やなまる)くん」として商標登録されているそうです。

あちこちに書いてある特徴を挙げてみると・・・

・小芋の形が丸い
・小芋を食べる品種(親芋も食べられることもあるようです)
・しっとり柔らかく、きめが細かい 
・皮が剥きやすく白く綺麗に剥ける
・柔らかくてもっちり
・ほくほく感もある
・生育環境は乾燥に強い (うーん。賛成しかねるような・・・)

 
以前小芋や親芋を食べたことがあるのですが、確かにきめ細かい感じで、普通の里芋とはひと味違うような気がしました。
育てる土地が違うと味も違ってしまうかもしれませんが、ものは試し、ですよね。

成育中は、順調とはなかなかいえず・・・。

反省点がいくつかありました。

・植え付け前に、溝状に掘って雑草や肥料を埋め込み、その上に種芋を植えたが、肥料が(昨年より)随分控えめだったかもしれない。肥料か水分不足なのか、成長の勢いが弱ったようで、ある段階で虫にたかられるようになった。
一応追肥もしたが、手遅れっぽかった。
・マルチはきっちりせずに、古マルチを適当にかぶせておいただけだったが、この夏の干魃でかなり弱っていた。水やりを数回したが、あの段階では手遅れだったかも。
やはりぴったりきちんとマルチをしたほうがいいのかも。
・葉っぱが毛虫だらけになっていたため、葉柄の先端で葉っぱを切り落としてしまった。また新しい葉っぱが出るだろうと予想していたら、結局あまり出なかった。
虫食いだらけでもあの葉っぱは残しておくべきだったかも。
・土寄せしようと土を脇に置いておいたのだが、雑草やサツマイモのツルでその土が埋め尽くされ、あまりちゃんと土寄せが出来なかった。 

芋虫にたかられたのは、可哀想だったなあ・・・・。
でっかいやつ何匹かは殺したのだけれど、無数に発生したものは、葉っぱごと捨てるしかなかったし・・・。
火炎放射器とか、欲しいかも。(そしたら野菜も焼けちゃうか)

それでも、一応、畝に植えたものは、まあまあの育ち具合です。
植える場所がなくなってしまい、適当に畑のすみっこに植えたものは、それより遙かに小さいです。ちゃんとお芋が出来ているかしら??

2010/11/10八名丸里芋

すみっこ芋を掘ってみました。

あら意外。結構沢山の小芋がついています。

親芋はまんまる、そして丸っこい小芋がポコポコと押し合いへし合いしながらくっついています。

明らかに去年の里芋とは見た目が違うようでした。



皮ごと蒸したきぬかつぎ、煮物などにしてみましたが、本場の「八名丸くん」とは違うのかもしれませんが、アクも少なくとても美味しいです。

種芋分は残しておいて、来年も植えようと思います。
来年は、肥料たっぷり!


■参考情報
JA愛知東の八名丸さといものページ
愛知県農林水産部による「ネット農業愛知」の特産品紹介「八名丸さといも

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