採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マレーシアのプリン

2008-04-21 | +お菓子(西洋)

長粒米のもち米が余っているな~と思いつつお菓子ファイルをぱらぱらみていたら面白いレシピを見付けました。
マレーシアのプリンのようなお菓子で、底に蒸したもち米を敷くというもの。
『自然派おやつ―減糖・減バター 素材の風味を生かしてつくる』(江島雅歌著)に載っていたものです。ココナツミルクパウダーもあることだし、作ってみることにしました。
(後ほど分量など書き足します)

■■マレーシアのプディング
■材料(本来は21cm丸形だけれど今回は分量そのままで18cm丸形)
(*)ココナツミルクパウダー 30~35g
(*)水     200cc
塩    小さじ1/2
もち米 カップ1
(**)黒砂糖  100g
(**)水     100g
シナモンパウダー  小さじ1
クミンパウダー   小さじ1
卵   3個(150cc)
小麦粉  30g

■作り方
(1)型に紙を敷いておく。
(2)もち米を一晩水につけておく。
(3)ココナツミルクパウダー、水を合わせてココナツミルクを作る。
缶詰のココナツミルクよりかなり薄い気がしました。
(4)もち米の水を切りを型入れる。
(5)さきほど作ったココナツミルクから大さじ2をとりコップに入れる。そこに大さじ4の水を加える。更に塩も混ぜる。これを型の中のもち米にふりかける。
この塩味が結構決め手の気がします。
(6)もち米が柔らかくなるまで蒸す。
(7)黒砂糖と水100ccを合わせて電子レンジで加熱し溶かしておく。更にスパイスを混ぜて冷ましておく。
(今回スパイスを入れ忘れました・・・・。結構な量はいるので大分味が変わったはずだわ・・・)
(7)卵、小麦粉、残りのココナツミルク、砂糖液を混ぜて一度ザルで漉す。
(8)蒸し上がったもち米の上に卵液を流し、蒸す。
(9)完全に火が通ったら蒸し器から取り出し冷ます。冷めてから菱形にカットしてできあがり。


ココナツミルク粉を水で溶いて、別容器でそれを薄め、また別に黒砂糖も煮溶かして・・・と器があれこれ必要だし工程も多い気がしました。卵液に小麦粉を入れる、というのも通常のプリンとちょっと違う感じです。
どんな風にできあがるのかな?

2008/4/15
2008/4/15 もち米を型に入れたところ

上の写真では型の底が隠れる程度でしたが、本来21cmの型なので、底が見え隠れする程度のもち米の量が適当なのではないかと思います。

2008/4/15作もち米とココナツミルクのプリン
2008/4/15作 蒸し上がりを菱形にカット

蒸し器のふたから水滴が垂れたせいか、それとも水を計量しているときうっかり5gほど多く入れてしまったせいか、はたまた卵が小さめだったせいか、やや柔らかめで切りにくい感じです。
茶碗蒸しは柔らかくてつるんぷるん、という感じですが、小麦粉が入っているせいか少しねっとりしつつ弾力があります。

さて断面は。

2008/4/15作もち米とココナツミルクのプリン
2008/4/15作 マレーシアのプディング
(折角の写真撮影なのだからきれいな菱形の一切れを撮ればよかった・・・)


下にはもちっとしたもち米の層、上には、とろん、という食感のプディング。もうちょっとプディングの層が固くてもち米に近い固さだとよかったかな?でもこのコントラストが面白いともいえるけれど・・・。
味は、ココナツがほんのり香って、黒糖の味とぴったり。そしてなぜかおはぎのような懐かしい味わい。なかなかおいしいです。
でも、どちらかというと、カラメル風味でバナナを包み込むタイのお菓子の方が好きかな~。
もしもう一度作るとしたら、プディング生地は卵・粉を気持ち多めにして、もち米の層はもう少し薄めにしてみよう。缶のココナツミルクだとオリジナルとはかけ離れてコッテリしすぎてしまうかもしれないけれどそれはそれでおいしいかも。


沢山できたので友人にお裾分けしたのですが、彼女の1歳のぼうやが「目の色を変えて」食べてくれたそうです。う。うれしいぞ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浮島 | トップ | アマドコロ、そして今年初の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

+お菓子(西洋)」カテゴリの最新記事