採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鳥取マンションリフォーム(14):残作業いくつか、撤収

2017-04-19 | +鳥取マンション

4月14日夜~15日と、鳥取に行ってきました。
最後の作業を少々して、これでおしまい! という予定で臨みました。
結果的に無事撤収できましたが、作業は「少々」ではなかったなあ。最後はダッシュでした。
 

■LEDライトとりつけ直し

鳥取マンション

3月末に行った際に、こんな風にLEDライトをつけてみました。
取り付け方法は、両面テープ。
どうなっているかな~と心配していましたが、やはり落ちてました・・。
(幸い故障はしていませんでした) 

梁に4箇所、浅い穴をあけ(ビットはコンクリート用を持っていましたが、ドリルが非力なので深くはあけられなかった)、「どこでも下地」を注入。硬化後にネジ止めしました。


■玄関脇の部屋塗装

2日目の朝から塗装関連作業。
実は今回、最初のうちはあまりやる気が盛り上がっていませんでした。
「ウチよりすごくキレイなのにもっと手をかけるなんて、ずるい! 誰かうちもキレイにしに来てよ。ぷん!」と訳の分からないヒガミ気分。(リフォームしたのもあるけど、散らかりの問題を空き家と勝負しちゃダメですよね)
せっかく朝日で早起きしたのに、二度寝してしまう始末。

でもまあ、せっかく飛行機に乗って来ているのだし、せっかくの高いペンキなのに残しておいたらも固くなって使えなくなってしまうかもしれないし(←これでなんとかやる気復活)、やるっきゃないです。

・床のコルクマットを外して搬出
・折れ戸を取り外す
・カーテンレールを取り外す
・窓、戸枠、巾木をマスキングテープとマスカーで養生
・天井を白で塗装(2回)
・十分乾燥後、天井側をマスキングテープでマスキング。
・壁を貝殻色で塗装(2回)。
塗り終わっても終わりじゃなくて、
・マスキング剥がし
・折れ戸再取り付け
・カーテンレール再とりつけ
・コルクマット再度敷き込み

朝、二度寝しなければよかったと、終わったときに思いました。(深夜)

今回、前回は使わなかった細くて小さめのローラーが非常に使いやすいということが分かったのは収穫でした。 ハケより使いやすい!
 

鳥取マンション

天井は白で、壁がクリーム色です。
天井の塗装は初めてですが、長柄のローラーで塗るのはいいんだけど、白on白で、近視の私には塗れてるのか塗れてないのかが見えない・・・。
2回塗ったら全部塗れてると思うことにしました。 

鳥取マンション

小さな一部屋なので、2、3日に分けてやれば大した作業ではないですが、折れ戸やカーテンレールを外したり、とりつけたり、1日でやろうとすると、結構な作業量でした。

写真では分かり難いですが、ずいぶんこざっぱりした気がします。元の壁紙は、凹凸の深い、わずかな濃淡模様のあるもので、とりたててどこかに汚れが目立つ訳ではないのですが、一目で「あー、古いなー」という印象でした。
塗装後は均一な色合いで、ファンデーションを塗ってかなり若返った印象です。
(ということは私も化粧した方がいいのね)

 


■窓5箇所にカーテンレールとりつけ
こちらに詳しく書きました。
1回目と2回目の塗装の間や、天井の塗装が乾くのを待つ間に作業しました。
 

■洋服棚関連

既存のカーテンレールを流用しようと、前回とりつけてはみましたが、問題アリのため、新規に購入してとりつけなおしました。
カーテンは、前回、少々長過ぎることが分かり、家で再度裾上げして今回持参。 

鳥取マンション

こんな感じになりました。

鳥取マンション

カーテンを閉めたところ。
シワが・・。
(アイロンを持ってこようかとも思いましたが、そんな時間はなさそうだとやめました。実際その通り。)

鳥取マンション

あと、IKEAのこんなものをとりつけてみたり。
(どのくらい便利かは不明・・)

鳥取マンション

あとこちら。
左から2番目の棚柱(板)。
組み立てた後になって、ここが出っ張っていない方が、棚の上に長いもの(くるくる巻いたホットカーペットとか?)を置けていいかも、と気づきました。

・せっかく一応きれいなのに壊すのは勿体ない
・ 初めて使う道具が上手く使えるか分からない
と躊躇しましたが、もし自分が使ったら、絶対この部分は取りたくなるはず。で、やはり取ることにします。 

鳥取マンション

左に見えているのがアメリカ製の便利ツール。(アメリカ在住のDIYの達人のブログで知って、私も買ってみました☆)
小刻みに振動するノコの刃が、どこにでも食い込んでカット出来ます。
さほど悲惨なことにならずにカットできました。
以前使ったクッションフロアの残りをここに広げておきました(基本的には見えない場所です)。いつか壁紙をかぶせて貼ります。
 

 

■洗面所撮影・計測(今後の改装にそなえて)

鳥取マンション

次は洗面所を何とかしたいです。
現状はこんな感じ。
奥から、折れ戸の物入れ、洗濯パン、洗面ボウル。
何かちょっと置く「台」が全然ないです。 

鳥取マンション

レトロ・・・。

鳥取マンション

この物入れの場所に洗濯機を置くようにして、現状の洗面ボウルと洗濯機スペースを、洗面ボウル+ものが置けるような台、にしたいです。

鳥取マンション

なんとこの棚板は固定!
掃除機や扇風機を入れたくても入りません。ここに布団を置けって?
許せな~い!
こんなの全然ダメ! 

 

■床塗装 (写真なし)
早朝から塗る準備はすすめていました。
・(棚をカットしておがくずが出たので)掃除機かけ
・1000番のサンドペーパーで軽く研磨
・研磨で粉がちょっと出たので、もう一度掃除機(←おバカ。2度手間だった。1回目の掃除機は不要だった・・・)

で、なんかちょっとお腹減っちゃって。
駅まで散歩がてら、朝食の買い出しに。
往復はなるべくスタスタ歩いたつもりですが、お店(パン屋さん)に行くと、やっぱりじっくり選んでしまいますよね。もっと急ぐべきでした。

10時ちょっと前に工務店さんが来て、洗面所を見ながら打ち合わせをしたりしていたら、随分時間が経ってしまいました。
床の塗装、始めたのが11時!
空港行きのバスは13:55発だというのに!

しゃかりきで塗装。
ラッペンワックスという塗料を、コテばけで少しずつ塗り広げていきます。
フローリング板3枚ずつ塗っていきましたが、コテばけの幅がフローリングの幅より気持狭め。
コシコシこすりましたが、塗りそびれたところもあるかも・・・。
(既に工務店さんに2回塗ってもらっているので、今回塗りそびれてもさほど問題はないはずだと祈る)

のんびり丁寧に塗るつもりが、腕がだるくなって、汗がぽたりと落ちるくらい大急ぎ。
最後、廊下をバックしながら塗り進み、玄関へ。

■撤収

鳥取撤収大荷物

(再現映像)
玄関には昨晩と朝のうちに荷造りしておいた荷物が。
スーツケースには、電動工具やネジ類がずっしり、段ボールは羽布団と、空気を抜いて丸めたエアマットレス、枕用の座布団。
段ボールは軽いし、よし、なんとか持てそう、と(実験もせずに)思っていましたが、実際やってみると・・・

鳥取撤収大荷物

(再現映像)
一応こんな風に積み上げられはしますが、スーツケースの上面には取っ手もあるし、段ボールはふとんでパンパンにふくれて、ぐらぐらです。
支えたくても手が1本足りない(レジ袋には、シワにしたくない壁紙が・・)。
不安定なまま、後ろ向きに進むような感じで駅まで大いそぎ!
(肩からさげたバッグにはコートが入ってもっとパンパンでした)

段ボールはそれほどは転がり落ちませんでしたが、肩にかけたバッグが何度も何度もずり落ちて、えらいこと厄介でした。

バス停になだれ込んだのは、出発10分前!
す、すごい! セーフ!
止まった途端に汗がだらだら。

バスの横腹の荷物入れに荷物を入れようとしたら、腰がメキメキで、うまく屈めません・・。うぉぉ。
とても暖かい日で、バスの中はクーラーが入っており、涼しくて助かりました。

空港で、段ボール2個をガムテープで一体化。
(再現映像を撮る際に気づいたのですが、実はこうなっていれば、スーツケースの上に乗せたとき、より安定するのでした。
 最初から一体化しておけば・・・。1個は小脇に抱えよう、とか思ったんだったかな・・・)

タクシーに乗らずに空港まで来られたことだし、段ボールとスーツケースは、鳥取空港で預けて、家まで宅空便で送りました。(1個千円。計二千円。)
普段なら、1000円節約のため、スーツケースは絶対自分で転がして帰るのですが、今日はいいよね・・・。腰もあやしいし・・・。

飛行機を降りてからの都内の移動は、余りに身軽で、ふわふわ浮いちゃいそうなくらいでした。


鳥取は、ひとまずこれで、一旦撤収です。
でも、 お客さんこないみたいだし(泣)、上半期のうちに、洗面所プロジェクトがスタートするかも。
 

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鳥取マンションリフォーム(13):窓のカーテンレール

2017-04-18 | +鳥取マンション

4月14日夜~15日と、鳥取に行って、最後の作業をしてきました。
窓のカーテンレールも、前回途中だったのがようやく完成しました。

色々と勉強になったので、記録しておきたいと思います。 

鳥取マンション

オリジナルはこんなものがついていました。
窓枠に、2本の焦げ茶色のアルミレールがネジ止めされています。 
レールにあわせてランナーも焦げ茶色。 

鳥取マンション

全部の窓がそんな感じ。
で、右の二つの窓は、上端の位置が微妙に違うので(右が少し高い)、当然レールの位置もずれています。


最初に見たときから、このカーテンレールはあんまり好きじゃないなあ、と思っていました。
業者さんに見積もりも出してもらいましたが(機能レール(タチカワファンティア)で、30000円+間接経費10%)、自分で交換してみようかと思います。
方針は次の通り。 

・ブラインドや、ハニカム状のスクリーンなど、オシャレな方法はいろいろあるかもしれないけれど、ひとまず全部カーテンをつけられるようにする。ブラインドは風ではためくとうるさいし、からまるし。掃き出し窓はやっぱりカーテンが便利だし。
・カーテンは、窓枠より少し上から吊り下げるようにしてみたい。
・レール(機能レールと呼ぶようです)じゃなくて、棒にカーテンリングを通すタイプ(装飾レールと呼ぶようです)にしてみたいかも
・カーテンは、海外だと1枚だけぶら下げる例も多いようだけれど、やはり2枚(厚いのとレースの)さげられるようにしておいた方がよさそう。
高層階なので外から見える心配はないけれど、夏などは日よけのためにレースを閉じておいたりするし・・・。
・手前側はポールにして、レースの方は、機能レールにしようかな。
機能レールは、なんと言っても走行性がいいし、支持金具の場所を問わず、カーテンを移動させられます。(ポールに輪っかを通すタイプだと、支持金具と支持金具の間でしか動かせない)
あと、値段も安い。ポールとレールの組み合わせって美観的にどうか分かりませんが、まあやってみよう。


たまたま東京駅近くに、沢山のカーテンレール(とカーテン)が見られるショールーム(松装)があるので鳥取の帰りに行ってみました。
接客担当者に開口一番に言われたのは「壁に下地がちゃんとないと装飾レールはつけられません」ということ。
鳥取のカーテンレールが窓枠にとりつけられていたのは、(マンションの外壁側はGL工法なので)下地がないからでした。
「ということは不可能なの・・・?」と呆然としたまま失意に沈んで、せっかくのカーテンレールはろくに見ずにすごすご退散。


何とかならないものかと帰ってから検索しまくり、「どこでも下地」というものを使えば石膏ボードにネジを打つことが出来そう、という気がしてきました。
重たいカーテンを下げたら石膏ボード自体がいつの日か壊れるかもしれないけれど、そうなったらそのとき考えればいいや。もしかして壊れないかもしれないし。
こういうバクチみたいなことは、プロには出来ないけど(壊れたら弁償したり直したりなどリスクが高い)、自分の家でDIYでやる分には誰にも止められな~い。ひゃっほ~。

棒タイプのカーテンレールは、アイアンぽい黒いもの、メタリック(ステンレス)、白、木目調などいろいろあります。
黒が引き締まるかなー、と私は思っていたのだけれど、ダンナサマは「木の感じで」と。
あらそうですか。まあ木の方が軽いし、強度の点ではよさそう。

で、ダンナサマにこのサイトを見てもらって選んだのがこちら。

スムースウッド19

タチカワのスムースウッド19というもの。

あまり光らないシルバーの金具と、ナチュラルな木の組み合わせ、というデザインです。

棒の太さは、太いほどカントリー調で、細いほど都会的(?)な印象のですが、これは19mmで、比較的細めの部類。

棒の端っこには玉やら紡錘形のものやらカッコイイ飾りがありますが、ダンナサマに聞いたら、飾りのない、プレーン(一番下)でいいとのこと。ふーん。じゃ、それで。(AかBがキレイだなーと思ってたけど) 

スムースウッド19 スムースウッド19

金属の支え金具(ブラケット)は、シングル1種とダブル2種の、この3タイプがあります。
右上のダブルは、木の棒を2本つけるというもの。
下にあるのが機能レールと組み合わせるタイプ。
(カタログに写真がありません。なんでだろう。よっぽど製品に自信がないのだろうか?)
今回は、コレにします。
(上の二つはネジ2個のようですが、これはネジ1個。届いてびっくり) 


ショールームにおいてあったはずですが、ろくに見ずに退散してしまったので、実物は見ないまま、これに決定です。(近所のカーテン屋を数軒巡りましたが、トーソーならサンプルを展示しているところがいくつもありましたが、タチカワは全然なかったのです)

ここで節約の神様が降りてきまして。
全部純正品で揃えるのではなく、代用できるものは代用して、少しでも安くあげたい・・・。

・ポールは、純正は19mm(塗装済)だが、20mmのタモ丸棒(無塗装)を別の所から買う。1mm太いものをブラケットにはめこむのは、部分的にけずることで対応。塗装は、フローリング用の塗料(ラッペンワックス)を自分で塗る。
 (純正:約17000円 代用品約7500円 約10000円節約)
・リングランナーってすごく高価! ニトリに似たものがあるのでそれにします。
 (純正:1個129円×85個=10965円、ニトリ:5個399円×17=6783円、約4000円節約)

そうだ、木の棒と組み合わせる機能レール(タチカワファンティア)の、色を決めないといけません。

タチカワファンティア

こちらがファンティアのレールカラー確認シート。近所でタチカワのレールの取扱店を探して、実物はなかったものの、これだけでも見てきました。

純正品のポールならば、機能レールはナチュラルとあわせるとか。
でも私が買ったのは代用品だし、どの色が合うのか全然分かりません。
(丸棒の切れっ端を持って帰って比べればよかったけど鳥取に置いてきてしまった。それに、丸棒は、モノによって随分色が違うのですよ)

最初は壁の色にとけ込むように白(ホワイト、もしくはライトグレージュあたり)にしようかと思っていましが、むしろ悪目立ちするかも?
丸棒に近い色、だけど若干ボンヤリ目立たなくしたい、という願いを込めて、ペールにしてみました。 


モノを買う段階でも悩みまくりましたが、工事も勿論、いろいろありました。
19mm用のくぼみに20mmを嵌めるため、ずいぶんコツコツ棒を削りました(これは想定内)。
2本のポールをつなぐためのジョイントネジは、予想以上に難しかったなあ。
(ネジがなくてもよかったのかも)

 

鳥取マンション

これが「どこでも下地」。
(詳しくは検索してみて下さい)
スポンジの小片を湿らせて穴に入れ、そこにウレタン液を注入するという手順です。
24時間経って硬化すると、カチカチに固くなります。 

鳥取マンション

硬化の際は発泡して液が垂れてくるので養生は必須。
ふよふよのシフォンケーキみたいなスポンジが、バターケーキくらいの固さになり、更にチーズのような固さになったらカッターで出っ張りを切り落とします(今回は壁紙ごと穴をあけてしまいましたが、この方法ならより目立たなくてよさそうです)。
なお、今回のブラケットの固定ネジは一箇所。わお。責任重大じゃん。
(上下二箇所あっても結局は上で支えているのだけどさ・・) 

鳥取マンション

ブラケットは計9箇所。なんとか全部にとりつけ出来ました。

ネジ止め一箇所でも、いちおうしっかり留まってはいるみたいです。 

鳥取マンション


レールの色は、うーん、なんか思ったよりピンクっぽかった・・(上の写真の見本と違うよね!?光線の違い?)
でもまあこんなものかと思えば・・・。

代用品のニトリのリングランナー、本来はポール径15~18mm用を無理矢理導入しましたが、大丈夫そうですよね。タチカワのブラケットの色とも似てるし、まあまあだと思ってますが、如何でしょう。。

鳥取マンション

エアコンのダクトがあるここは、ポールは長くしておいて、レールはぶつかってしまうので短くしました。
(レール用ブラケットを買いました) 

鳥取マンション

掃き出し窓ふたつの間は、中心にブラケットをつけて、ポールやレールはつなぐような感じにしてみました。
ここにカーテンをためておけるかなと思って。
(実はポールの継ぎ目には数ミリ隙間があいてます・・) 

鳥取マンション

これは寝室コーナーの窓ですが、ここだけでなく全体的に、窓サイズよりカーテンレールをだいぶ長めにしてみました。
カーテンを寄せたとき、タッセルで縛らなくても窓にかからないようにしたかったので。
(これは単に私の好みで、定石ではないと思います) 

鳥取マンション

窓の高さが違っていて気になったこの部分、ポールの高さをあわせたら目立たなくなるかと期待していましたが・・・。ううむ。
ポールの高さは同じはずなのですが(板を渡して水準器で見ると概ね水平)、右のポールの方がわずかに高く見えます。目の錯覚か、位置どりのわずかなミスか。
どうしても気になるなら、取り付け直してもいいけど、当面このままかなあ。 


費用としては、代用品で節約を計りましたが、2本とも機能レールで揃えるよりも高くなりました。値段分ステキに見えるかどうかは・・・? (フィニアル(端っこの飾りパーツ)をつけるとまた印象が変わるかもしれませんが、あっさり素っ気ないくらいでもいいかな、と)

やってみたかったことを実行出来たし、初めてのことを、悩みながらも沢山経験できて、とっても面白かったです。カーテンレールの世界も奥が深い、ということがよく分かりました。

すごく勉強になったので、この経験を次に生かしたいところなのですが、当面、うちのカーテンレールを交換する予定はなく・・・。(カーテンボックスに入っているタイプなのでイメチェンはしようがないのです)
誰かカーテンレールを交換するなら、お手伝いしたいものです。
(え、こんなザツな作業では、お呼びじゃない?)


■2回に分けて作業したメモ
○3月末
・とりつけ位置の計測、印付け
・どこでも下地注入
・ポールカット、接続
・ブラケットとりつけ
・ポール塗装2回

○2回目の前に
・機能レールの色確認
・機能レール注文

○4月中旬
・ポール塗装1回
・機能レールうけとり
・機能レールカット、とりつけ
・ポールにリングランナーはめこみ
・ブラケットとポールをネジで固定(純正ネジは短すぎるため手持ちネジで) 

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鳥取マンションリフォーム(12):フローリングを迷った思い出

2017-04-03 | +鳥取マンション

鳥取マンションのフローリング選びには、本当に迷いました。
なにしろ人生ではじめての経験。
しかも、フローリングなんて、自宅か実家のもの以外は見たことがないです。
よそのお宅で見たとしても、さほど興味がないので目に入っていませんでした。
我が家で床面が見えるようになったのは、ルンバが来てから。(それまではいろいろなものが散乱してた)
床が、見えるか見えないかのレベルで闘っているのに、床材を選ぶなんてそんな難しいこと・・。

でも、はがしちゃったし、決めなきゃ。
リフォーム体験記にも、「フローリングには悔いがないようにこだわった方がいい」とありました。
工務店の方に、「やはり無垢材か、それに近い物がいいですよ」、と言われてその線で探し始めました。
一応予算は、平米あたりMAX1万円。出来れば7千円前後。

(1)溝なしタイプ

まず考えたのは、溝なしがいい!ということでした。
今の家のフローリングは、購入当初から貼ってあった合板の直貼りフローリングなのですが、溝が薄黒く汚れて、シマシマになってきています。
この溝がなければこんな問題は起こらないはず、ということで、溝なしタイプを探し始めました。
が、日本でみつけるのは大変!
まず検索したくてもキーワードがわかりませんでした。ようやく、糸面なし、とか面取りなし、ということがわかりました。

アメリカのフローリング販売サイトでは square edge(溝無し)、micro bevel(微小な溝) 、full bevell(日本のと同じくらいの溝) と、溝のタイプでフローリング材が検索出来たりするのに、日本では溝について言及していないものも多数です。(つまり溝ありが圧倒的主流)
「溝無しタイプはありませんか?」と業者に問い合わせると、「そんなものはありません(これだから素人は)」みたいな剣もほろろな回答が帰ってきたことが何度も。

糸面なしの場合、施工後の小さな段差(目違い)を解消するためにポリッシャーみたいなどでかいサンダー(ドラムサンダー)をかけるのが望ましいのですが、この施工費はかなり高いため(しかも日本の家は面積的には狭い)、基本的に溝無しのものはどこのフローリング業者も扱わない方針のようです。
(体育館や店舗、ダンスホールなど特定の用途や大面積のところは採用したりするようです)

そんななか、溝なしタイプをいくつか探しあてました。
場合によっては、高くついたとしてもサンダーをかけようと、研磨業者のあてまでつけておきました。

■溝なしタイプ
 

溝なしフローリング材

溝無しの無垢材で、検索にひっかかりやすいのは、チーク、もしくはカバ(東北サクラ、西南サクラ)です。
これはチーク。 

溝なしフローリング材

セランガンバツという樹種。
 

溝なしフローリング材

まさにスクエア・エッジで、溝無しに仕上がります。
ただ、ダンナサマも私も、あまり濃い色の床は好みではないので、これらは早い段階で候補から脱落。 

溝なしフローリング材

何層かの木を貼り合わせたタイプなら、別の樹種の溝無しフローリングもありました。
左がアッシュ、右がメープル。メープルは、ぼんやりして老眼の目には焦点があいにくい感じ。アッシュが好きかな。
Albero Proのラルゴシリーズ) 

溝なしフローリング材

三層構造で、表面は3.5mm厚(これが厚い程よいとされる)。
凸と凹のような、普通のサネ形状です。

溝なしフローリング材

ユニバーサルフローリング社の、クリックして嵌め込むタイプの三層フローリング。これもフラットに仕上がります。
(購入できるところ:北洲など)

溝なしフローリング材

フローリングの下にテュプレックスというシートを敷いて、フローリング材をぱかぱかと嵌め込むように置いていくだけで(フローティング工法)、簡単に敷き込みが出来るそうなのです。これなら自分で敷けそうだし、面白そうかも!

ただ、結構高いのです。ものによっては、工賃を払ってももっと安いフローリング材があります。 

溝なしフローリング材

こちらも、溝なしタイプ。
岡崎製材のパーケットアッシュ
厚さ10mmの薄い板を、裏側からヒゴのようなもの(細い木材)で繋いであります。
薄いけれど、雰囲気は好きかも。

溝なしフローリング材

カバ材のやはり細幅の薄板をつなげてあるもの。
裏にクッション材がついていて、直貼り対応で、大面積の公共施設などに使われたりもするようです。カバは、白っぽくてちょっとキラキラした感じがあって好み☆(実家の私の部屋が実はそう)

クッションではなく裏に板を張ったものが無印良品の商品として採用されているようです(検索してもヒットしませんでしたが、有楽町のショップで見ました)。
天龍プレパークソフト

溝なしフローリング材

チーク材のパーケットもありました。

溝なしフローリング材

これは裏で針金のようなもので接続されています。色が濃いので、候補からは脱落。

溝なしフローリング材

籠目模様のパーケットも、溝無しに出来そうです。この写真はカバ。
(田中製材所 同じメーカーで、複数のサイトを持っているようです 
Le fare ルファーレ 店舗用のちょっと個性的なフローリングブランド
iikide.comイイキデドットコム フローリングほか内装材全般のショップ) 

(写真あとで)

オークのパーケットフローリング。
若い女性建築家のブログで見て、いい感じ、と思ったのですが(施工中(この時は接着剤省略していますが、後日浮いてきたので接着しなおした模様)・塗装後)、実物は結構色が濃いめです。
株式会社アナログ天龍プレパークダイレクトブロック) 

溝なしフローリング材

溝さえなければ、ということで集めまくっていたら、こんなものも。
熱処理したヒノキの木口材を寄せ集めたもの。
使い方によってはすごく格好良くなります
アトムカンパニーのウッドタイル
(熱処理しているせいか、よく見るヒノキの色よりだいぶくすんでいます。) 

溝なしフローリング材

ユカハリ・タイルという製品。
薄手で、DIYで置くだけという施工を前提に開発された商品です。
普通のパーケット模様のほか、針葉樹利用で、割り箸のような寄せ木、木口の寄せ木などがあります。



(2)細幅の寄せ木
たまたま取り寄せたオークFJL(Finger joint laminate、集成フローリング)を、デザイナーさんがいたく気に入って、これが可愛いと思います!とおすすめされてしまいました。
 

オークFJLフローリング

それがこちら(エフトレーディング ホワイトオーク WO9P130-N)。
でも、なんだか暗く色がついたのが、あんまり好みじゃないなあ・・・。特に、右上のように、ツヤあり塗料で塗ると色が濃くなります。(左下はツヤ無し塗料。これならまだ薄い色)施工事例の写真が見たかったけれど、販売元は「ありません」とのこと。
これだったら、パーケットアッシュか、天龍プレパークの方が好きかなあ・・。

オークって、インテリア本やサイトでみると、もっと明るい色のような気がする。これだけ特に濃いのかも?
他のオークならもっと明るいのかも? もしくはほかの材・・・
ということで、FJLタイプのフローリング、およびオーク系を集めまくりました。

オークFJLフローリング

オークのほかのFJLタイプフローリング。
幅がいろいろあります。
色は、似たような感じ。 
(写真より重たい感じの濃さです。私にはモスグリーンがかって見えますが、ダンナサマは別にー、とのこと。私の目がおかしいのかなあ) 

ウィスキー樽フローリング

これもオークFJLなのですが、なんと、ウィスキー樽を再利用したものなのです。
木口に鼻を近づけると、ウィスキーの香りはしないものの、ほのかに甘い香りがするような・・。
ウィスキー樽には柾目材が使われており、しかも何十年も前のもの。材の質としては申し分ないと思います。
色も、ウィスキー色が沁みたのか、ほかのオークと違って甘い茶色(左。写真は随分白っぽく写っています)。
ダンナサマと父は「これいいんじゃない」と。酒飲みの心をわしづかみの商品です。
(ただ、ウレタン塗装がぶあつくて、とってもゴージャスにテカテカ。あと高い。)
昔はホームセンターで売っていたらしいのですが(DIYされたブログがありましたが消えてしまいました)、最近は高級品路線に路線変更したみたい・・。海外のウィスキー樽フローリングは、焼き印などを残してインダストリアル系の雰囲気です。中間くらいのがあればいいんだけどな・・。
北恵 樽ものがたり) 

フローリング

チェリーの4枚ハギFJL。
木目の目立たない散孔材だと、FJLでも随分印象が異なります。
これはずいぶん色が赤いので、候補から脱落。 

IOCマルコポーロ

webでみつけたFJLぽい模様のこちらは、IOCのマルコポーロ
だいぶ色が濃いめです。 

IOCマルコポーロ

多層構造になっていました。

オークフローリング

これまで集めたオークを見てみると、随分と色にばらつきがあります。でも概ねみんな濃い色の傾向。白っぽいものもないことはないですが(一番左)、えらく高いです(濃いのが混ざる可能性もあるし)

どうやら、雑誌や本、webの事例などは、写真うつりのせいで白っぽく見えたのだ、と分かってきました。 

オークフローリング

なんかカッコイイ感じのオークもありました。
黒く埋木がしてあるところもありますが、全体的にいい風合いです。インダストリアル系インテリアで統一できるなら、こんなフローリングもいいかも。鑑識眼抜群のわらびさんがこれを褒めていらっしゃいました。
(ノスタモ)

オークフローリング

なかなか検索にひっかかりませんでしたが、カバのFJLもたまたま見付けました。
体育館などを施工する業務用フローリングの会社のようですが、個人相手に材料のみ販売することも可能だそうです。
さすが業務用、厚さ18mmで価格は格安でした。いいじゃん!(15mm厚もあります)
日本床工事工業株式会社 NSフローリング


(3)素足で踏んでみた

実家に行く機会があり、段ボール一杯サンプルを持っていって、母にも相談してみました。
母は、バスケットパーケットタイプ(縦縦横横のやつ)はあまり好きじゃなくて、普通の細長い方がいいんじゃないかな~と。図書館みたいな広々した空間ならともかく、個人宅はほぼビッシリ、モノや家具が置かれることになるし、その場合は縦横模様よりは、シンプルな縦縞がいいのでは、とのこと。
あと、どうせ材には経年で色がつくので、明るいものがいいわよ、とのこと。
「ちょっと踏んでみようか」と母が言うので、寒い実家でわざわざ靴下を脱いでフローリングサンプルの上を歩いてみました。するとびっくり! 三層フローリングや合板のものや薄いものと、ちゃんと厚みのある無垢材では、全然踏み心地が違う!
(靴下を脱いだ価値がありました)
実際住んだら、何かと踏み比べる訳ではないし、住み慣れたらまったく意識しなくなるだろうけれど、違うんだ、ということが分かってよかったです。 

ちなみに不動産業の経験のある叔母は、「ひとに貸すのならば、安いフローリングにして頻繁に貼り替えた方が喜ばれるかもよ」、という意見でした。そうか~・・・。


(4)散孔材 と 環孔材

叔母のアドバイスもありますが、一度、無垢材ってものを使ってみたいです(無垢ならば溝なしにはこだわらなくてもいいかな、と変節しました)。乾燥すると隙間があいたりなどの問題もあるようですが、自分が住む訳じゃないし・・・(あれ?)
で、私は、日本床工事工業のカバのFJLが丁度いいかも! 溝なしだし(←やっぱちょっとこだわってる)、安いし、分厚いから何回でも研磨できそうだし。
という気分になりました。
(色目が好きだったパーケットアッシュや、天龍プレパークは、薄い割には高いので脱落。)
でもダンナサマは、「えー、カバ~」と。
あれぇ?
私は、木目がなくても、キラキラした感じのカバは好きなのですが、ダンナサマはそれがいまひとつ、とのこと。
木目模様がちゃんとある、オークが好きなようです。
調べてみると、カバ、メープルなど木目がはっきりしないものは散孔材といい、オーク、アッシュなど、木目がはっきりするものは環孔材というそうです。
フローリング選びも終盤になってはじめて知った知識でした。最初にまずはこのどちらかに絞って検討するとよかったのかも・・・。

オークは、でも、暗い色が私はちょっといやだなあ・・。 


(5) 考え疲れて自暴自棄

このあたりでそろそろ考えるのに疲れてしまって、
「あー、もう、どれでもいいや! どうせ滅多にない経験だし、やってみて面白いものにしちゃおうかな? ウイスキー樽のフローリング、面白そうだし!」
とヤケになってきました。
ウイスキー樽のフローリングは、えらく高価で、しかもテカテカのウレタン塗装がしてあります。
溝もばっちり深め。
この値段出すなら、ほかにも色々選択肢があるよなあ・・・
と悩みは振り出しに戻ってきました。

(6)冷静に

冷静に考えると、ダンナサマと私の条件はこんな感じ
ダンナサマ:
・オークが古くから定評のある床材で、固くてよいのではないか(父も同意見)
・ウィスキーでもいい(父も興味ありげでした。酒飲みだから?)
・埋木がしてあるのはいまいち
・散孔材はいまいち
・アッシュでもいい

Fujika
・狭い部屋なのでパーケットは止めておいたほうがいいかも
・オークは色が濃くていや
・カバでもいい
・ウィスキーはテカテカ過ぎるし色もちょっと濃すぎる(十数年後、キズが増えたら研磨して、ツヤひかえめの塗料を塗ればいいけど)
・アッシュの色は好き
・溝は、ひとまずあってもいいことにする。十年後くらいにドラムサンダー研磨することになったら、今の溝が浅くなるかもしれないし。 

二人の意見で共通して許せるのは、アッシュ材ということが分かりました。
じゃあこれで行きますか。

(7)アッシュにもいろいろある
 
アッシュで行こうと決めたとしても、アッシュにもいろいろあります。
幅や、節の多寡、塗装の有無、ユニットか一枚物か、など。

アッシュやタモのフローリング

これは合板フローリングのサンプルですが、左がホワイトアッシュで右がタモ。
ほぼ同じものとして扱われているようですが、タモの方がやや色が濃いめの傾向があるようです。

アッシュやタモのフローリング

再びサンプル集め。
アッシュ、タモ、ホワイトアッシュ、が類似のものなので、3つのワードでまた検索まくり、頂いたサンプルがこちら。


グレードが落ちると、色が違う部位が混ざってくるとのことで、最上グレード(S節なし)、もしくはその次のグレード(A小節)のどちらかのグレードにすることにしました。
ここでダンナサマが、「アッシュにするなら幅広にしてね。木目がよく見えるように」と主張。ええ~。 
我が家のフローリングは幅75mmで、別に狭くてイヤってことないのに、幅広の130mmがいいんですって。なんでよー。高くなっちゃうのに~。
リフォーム本・サイトなど見るに、幅広フローリングは流行ってはいるようです。でも、日本の集合住宅みたいな狭くて天井も低いところで、フローリングだけ幅広でがんばっちゃって、なんかそれはちょっと、って私は思っていました(背が低い人が太い縞の服を着るみたいな)。幅広フローリングには全くこだわりなかったのに、ここにこだわる人がいたとは。
縦方向の継ぎに関しては、安いユニットでいいや、と最初から思っていましたが、一枚ものの値段も一応調べてみます。
130mmの節なし・ユニット(縦方向の継ぎ有)と、小節・一枚物では、総額で約10万円の差(勿論一枚物が高い)。
少し迷いましたが、ユニットは狂いが少ないという利点もあるようだし、10万円安いし、こちらに。

(8)施工方法

せっかくの無垢フローリング材なので、(可能性は低いかもしれませんが)剥がして再利用出来るように、施工方法はビスのみにしてもらいました。
通常は糊釘併用工法で、べったりと強力な接着剤と、大きなホッチキスみたいな釘を使うため、一旦貼ったフローリング材を綺麗に取り外すことは不可能なのだそうです。つまり使い捨て。
仮に床暖房を導入することになった場合でも、フローリングのビスを一旦外して、また同じフローリングを使えるということになります。

施工の向きは、部屋の長手方向に長手を(おそらく材の伸縮の影響を最小限にするため)、そして南北方向に貼るのが通常とのこと(おそらく板と板の段差が目立ちにくくするため)。
今回は、部屋はほぼ正方形です。
迷いましたが、廊下から繋がる向きで、東西方向に施工してもらいました。(工務店の方もどちらでもいいとのことだったので)

(9)振り返って 

前の記事でもう完成写真は見せてしまいましたが、敷き詰めた結果、こんな感じになりました。 

アッシュユニフローリング

ホワイトアッシュユニフローリング。
原材料は北米産でフローリング加工は中国だそうです。
購入したのは 名建工業株式会社 .net というところ。素人の質問にも丁寧に答えて下さり、手配も早くいい会社でした。




色はよかったかな、と思います。
ただ、幅広にしたので、ユニットの構成パーツの短さが目立ちます。レンガ敷きというかパッチワークみたい・・?。
10万円追加して一枚ものにするか、もっと幅を狭くするかをもうちょっと検討してもよかったかもしれない(フローリング屋さんに相談できたかもしれない)。
ダンナサマは「いいじゃん☆幅広なの、綺麗じゃん☆ユニットの方が手間がかかってるし、パッチワーク的な模様がむしろいいじゃん☆」と気に入っているみたいなので、まあいいことにします。


■これからフローリングを選ぶ方へメモ
・実物を見るのは必須。サンプルだけでなく、ショールームも行くといいかも(私は行く余裕がありませんでしたが) 

・見た目上は、合板フローリングか無垢か、よりは、ユニットか一枚物か、の方が違うかも。

・フローリングのビジネスは、基本的には業者と業者の間で成り立っているもののようで、商習慣がふつうの日用品とは異なります。
フローリングの値段は、ワンプライスで表示しているところと、設計価格で表示しているところがあるので、サンプル依頼の際などにちゃんと確認した方がいいです。
ワンプライスは、誰が購入しても同じという価格で、設計価格というのは、材料と施工費をあわせた参考価格を販売元が決めているもの(4~5割くらい上乗せされています)。
工務店に卸す(安い)価格は素人には秘密で、もし個人(施主)が直接買う場合は、それよりも高い価格になります。
今回はオープンな工務店さんと契約することが出来たので、工務店への卸価格を教えて貰えて、それで比較検討しました。こういう工務店と仕事をするのがとっても重要だと思います。

・同じ問屋さんのフローリング商品でも、販売業者によって値段が違ったりします。
気に入った商品があったら、あっさりそれに決めてしまわずに、同じ(似た)ものを検索すると、同じ商品でもっと安いものがみつかったりします。送料なども含めて双方から見積もりをとるといいと思います。

・一目惚れでサクっと決められる人は幸運ですが、私のように迷いまくる人も、中にはいるかと思います。
時間をかけてじっくり決めることで、後悔が減らせると思うので、じっくり検討する時間的余裕があるといいと思います。今回、最後の最後で、ユニか一枚物かを適当に決めてしまったので、そこにちょっと悔いが残りました。
実は現場の工事が遅れていたので、あと1、2日くらいは時間の余裕があったはずでした。
賃貸に出す物件だし結果的に安い方のユニにしたかもしれないけれど、「よくよく考えずに決めてしまった」というのが反省点です。

・フローリング屋さんによっては、サイトの商品になくても、特別注文で溝なし加工(逆に溝つけ加工)などをやってくれるところもあるようです。時間的余裕があれば、こだわって特注するのもいいかも。

・フローリング材を売るだけ、というところも結構あったりします。そういう業者よりも、施工事例などの写真を自社で努力して集めているお店の方を応援したい気がしました。
 

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鳥取マンションリフォーム(11):あとすこし

2017-03-30 | +鳥取マンション

この前の週末(3/24~26)、また鳥取に行ってきました。
床の養生もとれて、床の塗装も済んで(自分でもう1回塗り足す予定)、見違えるようになっていました。
これで全部終わりだとよかったのですが、私の作業で終わらなかった部分があり、もう1回は行かないといけなさそう。
この年度末の引越シーズンのお客さん、逃しちゃったかもな・・・。まあいいか・・・。

==ぐだぐだ文章が続きますので、写真を見る場合はずずずいっと下の方にスクロールして下さい=======

今回はダンナサマも一緒でした。
私だけ23日(木)の晩から鳥取入りし現場泊、金曜夕刻にダンナサマと合流し、金・土はダンナサマと一緒に宿に泊まりました。(現場には、寝具は一人分しかないため)

ダンナサマは、土曜の晩は会合(宴席)の予定。
ほかの時間は、場合によっては何か手伝ってもらえるかもしれないけれど、でもむしろ・・・
「ねえねえ、お茶でも飲みに行く?」
みたいな展開の方がありそうだ・・・。

きっと邪魔されるので、ダンナサマが来る前に!と木曜晩からしゃかりきで労働。
○木曜晩
・棚のパーツに壁紙貼り
・キッチンの壁につけるバーの裏に下地がなかったので、「どこでも下地」注入
・夕食は、家から持っていったおにぎりとIKEAのクラッカーと水道水

○金曜
・朝食は、前日来るときに買っておいたミスタードーナツと水道水
・取り外したカーテンレールを何とか流用できないかと試行錯誤(→これに何時間かかけましたが、結局ダメだという結論に・・)
・カーテンポール用ブラケットの位置に穴開け、「どこでも下地」注入
・寝室コーナー横の棚組み立て
・カーテンポールのカット、穴をあけて接続
・カーテンポールの塗装(フローリング用の自然塗料ラッペンワックスをウエスで擦り込んだ)
・間仕切りカーテンのランナー追加、カーテン吊り下げ

金曜夜にダンナサマが到着。
ダンナサマが前に来たのは解体前。私のブログの写真を見てはいましたが、広くなっているのに感動の模様。
まだまだ作業はたけなわなのですが、一緒に夕食(&お酒)におでかけ。
ダンナサマの昔なじみのお店で、老夫妻がやっている「飛鳥」というお店。
お店をやっているうちは、なるべく沢山おじゃましておきたいですものね。
二人とも昼食抜きで大変空腹だったので、カレイの唐揚げや、猪粕漬けの陶板焼きなど、モリモリ頂きました。
夕食後は勿論作業など無理で、バタンキュー。(ホテルが寒かった・・)

土曜朝は、ダンナサマに朝食の買い出しを頼み、私は現場へ。
ダンナサマがドトールのサンドイッチと珈琲を買ってきてくれました。
昨晩とはうってかわっての明るい室内に、驚いていました。

午前中は、私は作業(廊下塗装の養生など)、ダンナサマはパソコンで仕事。
お昼は、「お弁当屋さんがあるよ」と言ったのだけど、「何か食べに生きましょうよう☆」という訳で、ちょっと外出。
いわゆる昔ながらの喫茶店のカレーを食べましたが、よく考えたらあれは、コーヒー加盟店用のレトルトだったのかもなあ・・。
ほかのお店にすればよかったかなあ・・。

昼すぎから、せっかくなのでダンナサマにも参加してもらって、廊下の壁の塗装。
「え~☆じゃあこれ、ぼくの壁、って名付けちゃおうかな」
と可愛いことを言っていましたよ。
ざっとレクチャーして(といっても私だって2回目)、塗装開始。
(ダンナサマは私より落ち着いてゆったり作業するので、垂らしたり、手にビチョッとつけちゃったり、が少ないです。)
塗装作業中に業者さんが来て、打ち合わせというか雑談など。

業者さんが帰った後、塗装の続き。
ダンナサマ:「え、まだ塗るの?」
Fujika:「塗装は2回塗るんだよ」
ダンナサマ:「え~、もう終わったかと思った・・・」
Fujika:(この前は、3回塗ればよかったんじゃない、とか言ってたくせにー。んもー)

2回目は、私がハケで細かい所を塗り、ダンナサマが追いかけるようにローラーで広いところを塗ってきてくれて、割と効率よくできました。
塗装があと少しで終わるという夕刻にダンナサマは宴会へ。
ようやく作業本番。
前日、すべすべのフローリングの上ですってん、と転んだせいで、左脚のつけ根が痛いよう~。

・塗装の続き
・クロゼットへ、照明器具とりつけ。
・くぼみのところにLED照明とりつけ
・塗装の養生剥がし
・カーテンポールの金具とりつけ
・カーテンポールをカッターで少し削る(ケチって純正品でないのを使ったので、1mm太くて受け金具につかえるので)
・カーテンポールの塗装もう1回
・クロゼットに、前ついていた古いカーテンレールのとりつけ(→苦戦(今回はカーテンレールに泣かされる)。つけたことはつけたけど、いろいろ問題があり、やっぱ別のを使うことに決定・・)
・クロゼット用カーテンを吊してみて、長さチェック(やっぱ長すぎた・・)

などなど、ずーっと作業し続けました。ランチの店からマンションまでの帰途、ろくな店がなく(コンビニもない!)、チョコ少々しかおやつを買えなかったため、空腹のままずっと・・・。
ダンナサマには、飲み会が終わったら現場に来てね、と言っておいたのですが、「差し入れを持ってきてね」と明確にお願いするのを忘れたため、酔っぱらって登場したダンナサマは、手ぶら
むーん、気が利かない~。

この日は、現場の羽布団を抱えてホテルへ。
昨晩より多少ましだったけれど、毛布(ダンナサマ用)と電気毛布(私用)も持っていけばよかった・・・。
(ベッドが2つに分かれていて、ダンナサマにかける追加の布団はなかった)
空腹と足の痛みとベッドの冷たさでよく眠れない・・・。

翌朝は、私が先に、布団を抱えて現場へ。
ダンナサマも後から来ましたが、
「ここまで朝ごはんを運ぶと、コーヒーとかが冷めちゃうんだよね~」
と言うので、仕方ないので二人で駅前へ。(ああ、時間が・・・)
ダンナサマ定番のそば・うどん屋で、うどんとお寿司を食べて、帰ってきました。

「ダンナサマにおつきあいしてるから作業時間が足りなくなって、やっぱもう1回来ないとだめみたいね~」と、今回で終わらなかった正当性をアピールしておきました。
(ホントは全部の時間を費やしたとしても終わらなかったんだけどね)

・片付け
・掃除機かけ(ダンナサマが活躍)
・塗装の残り少々
・カーテンブラケットの穴開け一箇所やり直し(左右で高さが違うところがあった)

などをやっていたら、時間があっという間に経ってしまいました。
今後の改装計画を立てるため、洗面所の計測などもやっておきたかったのにな・・。
2時のバスで空港へ。
二人とも空腹なので、鳥取空港のレストランで、オムそばめしとホルそば。
機内ではぐっすり寝て、上野の駅ナカでオードブルとサラダを買って、常磐線でもまた寝て、家で軽くごはんを食べて寝ました。 
足が痛くて移動中はスーツケースを杖がわりに歩いていましたが、二日ほどですっかり治りました。 

鳥取マンション

こんな間取りですが、現物はどうなったかといいますと・・。
(写真は、3/15に業者さんが撮影してくれたものと、3/26にダンナサマが撮ったものが混ざっています。) 

鳥取マンション

リビング入って右側。
そそり立つななめ壁が、モノリスみたい・・? 

鳥取マンション

ベランダ側。
カーテンのポールがオーバーラップしていますが、まだ仮置き状態です。 

鳥取マンション

掃き出し窓二箇所。

鳥取マンション

隣家との境壁。
台所からガス栓を延長してもらって、ガスファンヒーターをつけられるようにしました。
ガスファンヒーターはわらび邸でとても快適だったので。
乾燥しない、という利点もあるな☆と思っていましたが、そういえば鳥取の冬は関東と違って湿気たっぷり!。ちょっと誤算・・・。

この壁面は、全面収納&全面引き戸にするという手もあります。でもそうなると、TVはどこに置きましょう?収納の引き戸の手前にTVやTV台が来てもいいのかな。 
みなさんはもしこの家に住んだら、どこにTVを置きますか? 

鳥取マンション

斜め壁と、間仕切りカーテン。
左側のカーテンは何故か裾をひきずってます。
(同じ長さに作ったつもりが・・)
もう少し裾上げしないといけませんが、今回置いてきてしまいました。 

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寝室コーナー側から間仕切りカーテンをみたところ。
梁と下がり壁の間は青く塗りました。

奥には洋服を吊せる棚を作りました。 

鳥取マンション

Fujika作の、洋服が吊せる棚。
これは、解体して出てきた折れ戸の扉や角材、我が家にあった金属ポール等を使って、材料費はほぼタダというのが一番のポイント。(棚板6枚と、表面に貼った壁紙、クロスブレースは買いました)
以前自宅で作ったこの棚とほぼ同じ構造です。
 
部材はタダですが、IKEAのクロゼット用照明を3つもつけて、すごい贅沢!!(うちだって1個なのに)
手前にはカーテンを下げる予定ですが、縫って持っていったものの長すぎて、いま、一旦ほどいてすそあげ作業中です。 

鳥取マンション

青く塗ったくぼみ部分。
ダンナサマの希望でリモコン式LED照明をつけてみました。
梁側につけたので、両面テープ接着です。ちゃんとくっついてるかな。 

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キッチンの床はこんな感じのフロアタイル。ダンナサマのチョイス。
(こんな感じの赤い石模様にしようかと迷って、結局こちらに) 

鳥取マンション

天井にはこんな感じでダクトレールをつけてもらいました。
4つのウッディなスポットライトとそれにつけた電球は、ダンナサマのチョイス。
(この日までに電球が2個しか買えなかったので、次回2個持って行かなくては)

鳥取マンション

キッチンの上にもスポットライト。
ヤフオクで安く買えないかなあと思っていましたが、ダンナサマと一緒にホームセンターに行ったら、サッサとかごに入れて買っちゃいました。

鳥取マンション

こちらは玄関脇の洋室。絨毯を剥がしてコルクマットを敷きました。(全部Fujika作業)

この後壁の塗装をしたりするかもしれないので、接着等はせず、嵌め込んで置いてあるだけです。 

鳥取マンション

巾木・壁紙はそのまま。
余裕があったら壁を塗ると、こざっぱりするかなあ。
巾木は白く塗るか、白いものに交換したいけれど、どちらもそんなに簡単ではなさそうだな・・。


終わらなかったのは、カーテンポールと、カーテンレールの取り付け。
あと、床塗装。

カーテンレールは、いわゆる装飾カーテンレールというか、ポールに輪っかを通す方式にしてみたかったのです。このポールは、おおむね完了状態なのですが、レースカーテン用機能レールがだめでした。
現場に前ついていたもの何とか流用できないものか(そうしたらタダだし!)と、何時間も苦闘したけれど、やっぱり無理。
次回行くときまでに、ブラケット純正の機能レールを買って、鳥取宛てに送って、とりつけようと思います。
(最初から純正を買っておけば、あの数時間は・・・。いや、チャレンジだけにも意味があるよね!) 

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鳥取マンションリフォーム(10):IKEAのカーテンレールVIDGA

2017-03-22 | +鳥取マンション


 

IKEA_VIDGA

濃い青の点線部分、カーテンで間仕切りを作ろうと考えました。

IKEA_VIDGA

特に深く考えず、IKEAでこのVIDGAというレールを買ってみました。
色や形があっさりシンプルで、しかも長さが140cmと短い単位なので、運ぼうと思えば運べるし、送ることも出来ます。店頭で操作してみたところ、とても軽く動きます。

ところが、いくつかの点でややこしかったので、記録しておきたいと思います。 これから買う予定の方の参考になれば・・。

IKEA_VIDGA

まずはデザイン。
白くてスッキリ細身です。
レールの下からランナーのパーツがあまり見えないところが、日本のレールと違います。

IKEA_VIDGA

こちらは一番安い、ステンレス製のC型レール(オシャレなおうちならば、見えるところには使わないタイプ)。
ランナーの下部がレールから随分と下がっています。
カーテンを下げれば見えなくなるから、という考え方でしょうか。 

トーソーネクスティ

参考までに、国産の色のついたレールはこんな感じです。
こちらはトーソーのネクスティというレール。
C型レールのランナーとはまた違いますが、ランナー下部のパーツが少し見えます。
(ただし輪っかのところには回転する機構がついています) 

タチカワファンティア

こちらはタチカワのファンティアというレール。
トーソーのと似て見えますが、ランナーの互換性があるかどうかは不明です。

IKEAカーテンレールVIDGA

IKEAのとC型レール用ランナーを比べてみました。
車輪の大きさが全然違うし、IKEAのは4輪だ! 
吊す部分に回転機構がないとはいえ、24個で約400円と安いです。
ちなみにC型レール用は24個で約540円。トーソーのネクスティのランナーは定価で8個400円。 

IKEAカーテンレールVIDGA

大きな車輪が4つ、しっかりはまるので、走行性は非常にいいです。

IKEAカーテンレールVIDGA

C型レール用ランナーは、IKEAのにははまりません。

IKEAカーテンレールVIDGA

4輪ランナーには問題も。
これは双方を5個並べて比べたところなのですが、C型ランナー用は5個で5cm。IKEAのは9cm(写真では9.5に写っていますが9.0です)。
寄せたときに2倍近いスペースをとるということになります。(布の厚みも関係するのでここまで違わないかもしれませんが) 

IKEAカーテンレールVIDGA

この大きさは、ランナーの数が多くなるときには要注意です。今回がそうでした。
通常ヒダを縫うと、どうしても裏と表が出来ますが、間仕切りなのでどちらから見ても同じようにしたかったので、縫わない吊し方にしたのです。カーテンをコサインカーブのように蛇行させ、変曲点のところをクリップで吊す、という方式。
ところがこの方法は、ランナー(クリップ)がとても沢山必要なので、布は薄いのに、小さく畳みたくてもかなりの場所をとってしまうのでした。これはレールを買うときに想定していませんでした・・・。

IKEA_VIDGA

レールの固定方法もちょっと独特で、コツが必要です。
今回は天井付けタイプ。レールを枠のところにピッタリネジ留めしてもよかったのですが、ここに見えるような天井付け用のパーツを買ってみました。
(私はなくてもいいと思ったのだけれど、ダンナサマが一応買っておいたら、ということで。)

IKEA_VIDGA

枠とレールの間、そしてレールとカーテンの間に隙間が出来るので、やや軽やかな印象にはなるかと思います。
ただし、隙間をあけるだけならば、ネジ留めして、隙間にナットでも挟めばいいです。 

IKEA_VIDGA

一番の問題は値段。
このちゃちなパーツ2個で1セット、なんと500円もします。悪い冗談のような値付け。
(これを6個も買ったのです。くぅー)
こんなに高価なので、一応、着脱がしやすい、という機能がありますが、3000円節約できるなら、電動ドライバー何回使っても苦じゃなかったよなあ・・・。

四角い金属パーツの方を天井側にネジ留めします。 

IKEA_VIDGA

三角のプラスチックパーツを、まずはこうやって金属パーツに差し込んで、楕円の出っ張りにカーテンレールをあてがい・・・

IKEA_VIDGA

90度回転させることで、カーテンレールを固定できる、という仕組み。
ところがこの回転が、とても人間の手の力では回せない固さ。ここ数年で一番指先に力をこめましたが、それでも回らず、1点でネジ留めしてある金属パーツの方が回ってしまうほど。
スウェーデン人は日本人より筋力あるから?、とも思いましたが、それにしてもおかしい。
金槌で叩こうかと思うような固さなのに、IKEA社内のデザイン会議を通ったのだろうか? 

IKEA_VIDGA

パーツの噛み合わせなど、じっくり覗き込んでみました。
固いのは、パーツがキツイからのようです。グレーに着色している場所が、金属パーツとプラスチックパーツが当たっているところ。
金属パーツを塗装する際、厚みが(設計より)分厚くなってしまい、そのために回転しにくくなっているようです。

IKEA_VIDGA

であれば、とプラスチックパーツの方を、カッターで削ってみました。(下にフケみたいに落ちているのが削った断片)。
そうすると、普通程度のがんばり力で動かせるようになりました。
やっぱそうよね。この位ならば、商品としてアリだと思います。


壁紙を貼る前、レールをカットする際に長さを試しながら一回とりつけてみました。
で、外してランナーを入れてまたとりつけ、カーテンの長さチェック。
更にまた外して、壁の塗装後にまたとりつけ、など、何回も着脱して、段々使いこなせるようになって、着脱の容易さの恩恵も、少しは味わうことが出来ました。

でも普通は、そう何回も着脱するものでもない気がします。
結論としては、天井付け用パーツは、買うほどではないかな、という気がします。

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鳥取マンションリフォーム(9):壁塗装

2017-03-16 | +鳥取マンション

塗装をしに鳥取に向かいつつ、悶々と考えていました。

「何で塗装用壁紙にしちゃったんだろう。・・・。
普通のビニールクロスを貼ってもらえば、少なくとも今年は塗装しなくて済んだよなあ・・・。
それが汚れてから塗装、という手もあったのに・・・。
すごく塗りたい、という訳ではなくて、その方が安くあがるなら塗ろう、くらいのスタンスだったのになあ・・・。」

塗装用壁紙だけど、2年くらいだったら塗らないまま使ってもいいかも?と思いました。
でも汚れやすいみたいですし、ダンナサマが「塗ってね!」と言うし。
あーあ~。

でも鳥取に行くと、ひとついいことが。
花粉がないのです。
北側に海があり、この時期は北風なので花粉なし!
花粉がないところに逃げられると思えば、大きな荷物を持ってラッシュのモノレールに乗るのも気にならなくなりました。(他のお客さん、ごめんなさい)


さて現場。
第一印象は、あんまり変わってないかも、というものでした。
というか、先週よりもっと混沌としているというか・・・。

勿論大変な作業をずっとやってくれていました。
先週の日曜に壁紙をはがし始め、古いものを全部剥がして(コンクリートに直貼りなので強力な糊を使っており、かなり大変だったそうです)、そしてあらかたの場所について新しいものを貼ってあります。 

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この面は、今回に間に合いませんでした。
あとちょっとのところで材料が足りなくなってしまったとのこと。
この分については工務店で塗っておいてくれるとのことで、ラッキーといえばラッキーかも?

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こちらが新しい壁紙。
ルナファーザーのフリーズシリーズ。

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これが前の壁紙。
前はずいぶん凸凹していたのですね。

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比べてみるとこんな感じ。

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金曜の昼頃に到着して、しばらく打ち合わせをし、午後から作業。
まずは掃除。
クロスのかけらなどのゴミが散らばっていると、垂れたペンキがそれを経由してあちこちを汚染する危険があります。またほこりっぽい中で塗装をすると、ほこりも塗り込めてしまいそう。なので念入りに箒で掃き、掃除機をかけました。(あとこの部屋で寝なきゃいけないしね)
そしてマスキング。天井と壁の境目、巾木、窓枠、エアコンなどなどにマスキングテープ。 
床にはクロスマスカーを貼って、ぴらぴらした部分を広げ、固定。
ベッドの中で 塗装順序のイメージトレーニングをしながら眠りにつきました。

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土曜の朝から塗装開始。

さんざん迷って決めた壁の色は、薄いクリーム色のような色です(sea shellという名前)。
(窓枠は工務店に白に塗ってもらいました)

塗装教室で何を習ったっけ?と最初はまごつきましたが、慣れてくると楽しいです。
木工と違って音が出ない、静かな作業なのがすごくいいです。
比較的単純な反復作業なので、私に向いているかも☆
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でも、淡々と繰り返してトランス状態になっていられるのも、せいぜい5時間くらいかな・・。
この日にクリーム色パートはどうしても終わらせたくて、昼食後、夜遅くまで塗っていたら、最後の方はへろへろになりました。 

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翌日(日曜)は、別の色を塗ります。一箇所は白。
最近目が悪くて、塗れているんだかいないんだか全然見えませんが、塗れたことにしよう。

もう一色は青。これくらい濃い色で塗ると、明確に変化がでて楽しい!
なお、濃い色だと失敗が目立つので、マスキングやコーキングはそれなりに念入りにやりました。 

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一番よく使ったハケはこのふたつ。
幅広の方は、壁と天井の境目などを塗り、細い方は、3つの面があわさる入隅のところに使いました。

初挑戦の塗装が不安なあまり、この他にも何本もハケを買いましたが、毛が細く、薄べったい形状ものが私には使いやすい気がしました。
厚みのあるハケは、塗料をたっぷり含みますが、だからといってそれほど大きな面積を塗れる訳でもないです。なのに洗うのは大変。
洗いやすい薄べったいいハケを、何度も塗料にくぐらせる方がいいかな、と思いました。 

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一番役だったのはこの長い柄のローラー。
これを使うと、床に自然に立った状態で天井近くから床付近まで塗れます。梁の下面(水平面)も楽々!
手で持って動かすタイプだったら、脚立に登ったり降りたり、しゃがんだり立ったり、を繰り返す必要があり、どんなに辛かっただろうと思います。(マスキングはだから辛かった)

実はこの長い柄は、粘着お掃除シート「コロコロ」用のもの。長年使われず、物置部屋に眠っていました。ふと思い立って持ってきてよかった!!!!
先端がちょっとグラグラするなあ、コロコロ用だからかな、と思いながら使っていましたが、作業も終盤になって、回転させればしっかりネジが締まって固定されるということがわかりました。

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こちらの脚立もお役立ち。
クロス職人さんが畳んで持って帰ろうとしたところを、「あ、あの、それも」と呼び止めてお借りしたもの。
高さと長さが変えられると最初から分かっていれば、マスキングがもっと楽だったな・・・。
(塗装も終盤になって気づいた) 

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青地に星花模様の壁紙は、こんな風になりました。52センチ幅で10mあったのですが、ちょっと足りないとのことで、まだ片面のみ。
(イギリスに再度注文。私もうかつだったけど、工務店のひとも数量をちゃんと考えておいてほしかった・・・) 

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裏側にもこれから貼ってもらいます。
足りないのに気づかないまま全部に糊付けしてしまったようで、ほぼ半量の5メートル近く捨てられてしまいました。これが、足りなかったということよりも更にショックでした。安くないのに(日本で買ったら1本17000円)半分ゴミにするなんて・・・。立てかけてあるのはゴミ箱から救出して、段ボールに貼ったものです。

青い塗料はこの斜め壁に接する窪みの周囲に塗りました。
 

鳥取マンション

斜め壁の反対側をみたところ。
この突き当たりは白で塗ってあり、この後、棚を設置する予定です。



ローラーにはたっぷり塗料が染みこんでいるので、洗うのはすごく時間がかかります。
土曜にがんばってクリーム色パートは終わらせてしまってよかったです。
(1日目:クリーム色→2日目:白→青 の順で塗りました)

クリーム色の塗料は、何故か大量に余りました。
計算上は3缶半なので4缶用意しておいたのですが、1缶半くらいしか減っていません。
(壁1面は今回塗っていないにしても、余りすぎよね?)
特に最初のうちは、垂れるのをおそれるあまり、塗り方が薄すぎたかも?
余ってもなんなので、廊下やもう一部屋も、次回、余裕があれば塗ろうかと思います。


塗装は日曜の昼くらいで、無事終了。
午後はしばらく休憩タイム(お昼寝)・・が、インターホン工事で起こされてしまいました。
仕方がないので起きて棚のパーツを塗装。
そのあとカーテンレールをとりつけ、夜にはキッチンにマグネット包丁ホルダーもつけてみました(こういう見せる収納がやりたい人といやな人、どちらが多いか分からないけど、タイルに穴をあけるという狼藉は家主しかできないので)。 

月曜、朝5時起きで、まだ真っ暗ななかバス停へ。バスの中で明るくなってきました。朝一番の飛行機で帰宅。つかれたけど・・でも晩ごはん、ちゃんと作りましたよ(アクアパッツァ)。


■塗装メモ 
・濃いめの色の方が、塗っていて楽しいかも
・同じ日に何色か塗るならば、ハケやローラー、ローラーバケツは色数だけ用意するとよい。
・不織布の壁紙は、さすが塗装用、垂れにくく塗りやすい気がした。よく染みこむので、薄めに3回くらい塗るといいのかも。
・色の差の大きなところは、マスキングテープだけでなくコーキングしておくとよい。(クリーム色の壁紙と茶色の巾木の境目など)
・ベンジャミン・ムーアの塗料は、原液のままだと手作りマヨネーズくらいのぽったりしたとろみで、あまりに濃いような気がして私は水を足してしまいました(教室では足していなかったけど)。ほかのみんなはどうやっているんだろう。 

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鳥取マンションリフォーム(8):壁紙と塗料選び

2017-03-15 | +鳥取マンション

壁塗りの前に、壁紙や塗料を選んだことを記録しておきたいと思います。
(リフォームのネタばっかりですみません。)


当初、間取り変更をしても、壊していない部分の壁紙はそのまま使えるのかなー、と思っていました。
壊した壁の周辺だけ貼り替えれば、安くあがるのでは、と。
で、工務店の人に、「天井は壁紙を貼ってもらって、壁は塗料を塗ろうかと思っているんですよね」と言ったのです。
ツギハギの壁紙でも、色が同じならさほど目立たないかも、と思っていました。

でも、「壁も全部貼り替えた方がきれいですよ」と言われ、値段もさほど高くなかったので、それならば、とお願いすることにしました。

天井は、ビニールクロスの中くらいレベルの「ルノン 空気を洗う壁紙」というのをおすすめされ、サンプルブックから選びました。

壁は、塗装用壁紙のオガファーザーというものをおすすめされました。 

鳥取マンション

それがこちら。
わら半紙におがくずを梳き込んだようなものです。
(立体感が分かるように、変な角度で撮影してます)
写真右から、大粒、小粒、中粒のおがくずです。
オリジナルの色が上側、白く塗ってみたのが下側です。
場所によっては塗らずに済ませようかと思いましたが、オリジナルの色はえらく青白いです。
ペラペラで薄く、マスキングテープを貼ると、簡単に破れます。
・・・あんまり好みじゃないかも・・。

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カラーワークスという塗料屋さんで、この壁紙001を紹介されました。まさに画用紙のような色・厚さ、真っ平らさで、素材は不織布。
「こちらの方がシッカリした感じで好みなんですけど・・・」と相談したところ、

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ルナファーザーというブランドの、フリーズを紹介してくれました。
不織布製のシリーズで、こんな風に型押ししてあります。
001と同様に真っ平らのものもありましたが、リフォームなので裏側がツギハギでどうしても凸凹になるので、立体感がある方がおすすめとのこと。

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で、一番立体感がおとなしめのこちらNo.715にすることにしました。
紙の厚さはおがくず入りのものより、随分丈夫です。
(これに決めた後から検索した情報によると、オガファーザーはよく触るところのおがくずがポロポロ落ちるとのことなので、選ばなくてよかったです) 

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工務店のデザイナーさんが、リビングドアを入ってすぐ目に入る掃き出し窓側の壁面に、柄物の輸入壁紙を使ったらどうですか、と勧めてくれました。
でも、あの壁面は、エアコンもあるし、テレビを置くかもしれないしなあ・・・、という訳で、斜め壁をアクセントにすることにしました。
ひとまず平らな壁紙を貼って貰うようにお願いしつつ、夜、お借りした輸入壁紙カタログを見て検討。

で、「これいいかも☆」と思ったのがこちらでした。
木蓮の大きな花柄でステキなのもありましたが、星のような花のようなこれは、女性っぽすぎなくていいかも。 

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ターコイズブルーの上に、金茶色系かな?の、小花柄です。可愛いじゃん☆
Sophie Conran - Aurelia - 980728
というものです。

ダンナサマにスカイプして相談したところ、結構気に入った模様。
工務店さんには「やはり斜め壁はこの壁紙で」、と依頼。

ところが、入手が結構大変でした。 

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アクセント壁紙にあわせて壁の色など決めよう、とネットを捜しまくり、サンプルを依頼。
ところが、本命のこれが入っていません。
販売元(テシード)が品切れのためサンプルは提供できませんとのこと。あうー。
更に捜しまくり、1件、商品があるところをみつけ、サンプルをお願いしましたが、届いたのが遅かった。 

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週末に塗装をする予定で、それに間に合うように塗料を発注する日が、月曜日午前中。
でもサンプルは、前の週の木曜に依頼したのに届いたのは火曜日でした。

フローリング材にあう色の壁塗料をいくつか、塗料屋さんにみつくろってもらいましたが、アクセント壁紙はネット画像を参考にするしかありません。

(商品は、イギリスのサイトを検索したところ、そこならちゃんと在庫があるし、しかも断然安いということが分かり、既に注文済み。wallpaper directというところ) 

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視力テストのような色の検討を経て、えいやっと決定。

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この壁紙に隣接する小さな面積の壁は青にしてみようと、ネットの画像を参考に、大至急で色あいを検討。
ダンナサマの意見で下から2番目 Venezuelan Sea になりました(この頃からダンナサマがいろいろ意見を言うようになってきました)。

週末に間に合うように発注! 

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待望の壁紙サンプルを開封したのはダンナサマ。
第一声が「うわっ、でかっ!Fujikaちゃん、大きいよ!」でした。
小花柄かと思っていたら、掌ほどもある大輪の花でした。
あと色も、ターコイズではなく、青緑。

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この缶の色みたいなターコイズかと思ってたんだけど・・・。(二つ上の写真と見比べてみて下さいませ。缶の色に近いですよね?)
ネットの画像って全然違うのね・・・。

それにしても、台所に貼ってある見本画像があったけど、青緑色を台所って、どうよ? 

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金茶色かな、と思っていた葉っぱは、なんと、でした。
照明によっては金にも見えたりします。

いやー、実物を見るのって、ほんと重要ですね。でも、塗料の色はもう決めて注文しちゃってます。
 

鳥取マンション

実は塗料を注文した後になって、その週末には塗装できなかったということが発覚しました。

結局左側の色 Sea Shell にしたのだけれど、壁紙の実物を見ていたら右側にしたかもなあ・・・。ちょっとだけ悔いが残ります。
工務店に塗装できるのはいつか、確認して、サンプル到着を待ってゆっくり検討してから注文すべきだったよなー・・・。

まあいいや、自分が住むんじゃないし。(あれ?) 

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それに、並べて見なければわからないくらいの微妙な違いだし、そもそもこの壁紙はけっこう面積が小さいので、これが目に入らないときの方が多いので、組み合わせはさほど重要じゃないはず、うん。

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青い塗料 Venezuelan Sea は、これまた予想以上の鮮やかさ。
でも、予想以上に青緑っぽかった壁紙に、近いといえば近いかも?
もういいです、これでいきます。
どうしてもいやなら、いつか塗り直せばいいしね。 


いろいろつまづきましたが、買っちゃった材料で塗りますよ!


■教訓
他人のスケジュールは工程表通りとは限らないので、確認する。
壁紙は、必ず実物を見てからいろいろ決める。 

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鳥取マンションリフォーム(7):インターホン移設

2017-03-13 | +鳥取マンション

先週末に引き続き、この週末も鳥取に行ってきました。
懸案の壁塗りは、いちおう無事終了(また別記事で書きます)。

日曜の昼下がり、塗装も終わってふとんでちょっとウトウトしていたら、ひとの足音が。
アルソック(警備会社)が、インターホンの移設に来たのでした。
火災報知器連動の装置なので、警備会社が担当、という訳です。

最初と最後は二人いましたが、主に一人で作業して、1時間くらいで完了。
 

鳥取マンション

最初はこんな感じで、キッチン入り口の右側についていました。

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それを、こちらに。リビングドアに向かって左側です。 

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天井にこんな風に配線が来ています。
この家の天井は全てコンクリートなので、どうしてもこうなります。

奥に、給湯器の操作パネルが見えますが、当初その横あたりにインターホンを持ってくることも考えました。でも、L型キッチンにする可能性もあるかも?(きゃほー☆)
なのでそこはやめてこちらに。 


壁からにょろ、と垂れているのは、台所の天井照明スイッチ。
リビングの照明と同じスイッチパネルに入れて、リビングドア脇につけてもらうことにしました。

インターホンの作業は、工務店と契約している電気工事屋さんでは出来ないということで、警備会社に直接依頼することになりました。
料金は、税抜きで3万円・・・。
たったこれだけなのに・・・。

いっぱいお金を払った記念に、記事ひとつ分にしました。 

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鳥取マンションリフォーム(6):床用防音マットいろいろ

2017-03-08 | +鳥取マンション

フローリングを貼り替えるにあたって、床の防音材について勉強しました。
こちらのサイトのまとめが参考になりました。

このリストにあるものを参考に、サンプルがもらえるものは、有償でも取り寄せてみたりしました。
せっかく色々集めたので、まとめておきたいと思います。

なお、今回のリフォーム対象物件は、管理規約で防音規格の数値は定められていませんでした。
また、建具の高さ(ドアの下の隙間)も、ほぼ関係なし。つまり、厚みはさほど限定要因にはなりませんでした。
で、結局のところ、一般的な商品(3)を選ぶことになりました。

防音マットがこんなに沢山あるなんて、すごく勉強になりました。
でも、みんなが何を基準にどれを選んでいるのかは、全然分かりませんでした。
(1)わんぱく応援マット、みっしりした質感でいいなあ、と思いましたが、今回採用した(3)STマットの2倍以上の値段。
私にはちょっと手がでないかも・・・。




これからフローリング貼り替えを検討されている方、サンプル差し上げますが如何でしょう?(笑) 

品名

厚さ(下になる方から記載)

価格(税込)

写真

販売サイト

備考

1)わんぱく応援マット

ケナフフェルト8mm+合成ゴム3mm=11mm。
合板の敷き込みは必須ではないようだが、やはり9mm合板はあったほうがよさそう。
合計20mm。 

10800円/箱(0.5坪)
6545円/平米
(業者ルートだと違う価格かも)

床用防音資材
床用防音資材

アトピッコハウス

触ってみるとかなりみっしりした感じ。
床暖房対応。
上質な印象だが、とても高価で手が出ない。これを選ぶ人は随分お金持ちなんだなあ・・・。 

2)ユニフェルトケナフA

ケナフフェルト8mm+アスファルト基材3mm=11mm。
合板の敷き込みは必須ではないようだが、やはり9mm合板はあったほうがよさそう。
合計20mm。 

16,686円/箱(坪)
5056円/平米

写真なし(サンプル入手できませんでした)

例えば楽天じゅうたす

わんぱく応援マットとほぼ同等品と思われる。
メーカーサイトの問い合わせフォームから問い合わせてみたけれど、応答一切無し。フォームが死んでるのかもしれません。 

3)STマット

ウレタンスポンジ10mm+合成ゴム3mm=13mm。
合板9mmが必要。
合計21mm。 

8,964円/箱(坪)
2716円/平米
床用防音資材
床用防音資材

前田木材

施工に接着剤も必要。
価格がお手ごろなので、今回こちらを採用。 

4)下地合板つき防音マット

ウレタンスポンジ10mm+パーティクルボード9mm+合成ゴム3mm=21mm。
合板が一体化しているが、製品重量は大変重たいようです。

2,376円/枚(1/8坪)
5760円/平米 

床用防音資材

前田木材
無垢フローリングドットコム

補助用クッション材も必要。
合板は、別途買った方が安そうですよね。

5)床デコシート用防音シート

厚さ4mm。発泡ポリウレタン。
「貼るだけ簡単フローリング床デコ」 という樹脂製フローリング用の下地。

幅1mのシート状のものをメーター売り。
1500円/平米

床用防音資材

楽天DIY STYLE

かなり簡素なもの。防音効果はどうなのかな。あと、もっと安く手に入りそうな気もする。

6)床デコLL45

固くて軽いボード(ゼットロン)5.5mm+不織布6mm=11.5mm

「貼るだけ簡単フローリング床デコ」 という樹脂製フローリング用の下地で、LL45規格を満たしているもの。

2500円/枚(910x910mm)
3018円/平米

床用防音資材

DIY STYLE

非常に軽い。ほとんど空気で出来ているような感じ。
有望かと思っていたけれど、フローリング材をのせて叩くと、ぼぅんぼぅん、とうつろな音がする。下の階には響かないにしても、ちょっと違和感があった。

7)P防振マット

10mmの製品と、5mmの製品がある。
フレーク状のゴムを圧縮したような構造。 

10mm:8208円/4枚(1畳)
4560円/平米
5mm:6264円/4枚(1畳)
3480円/平米
(枚数が多いほど割安)

床用防音資材

ピアリビング

次のウレタンマットと組み合わせると、STマットのようなものになりそう。

8)ウレタンマット

厚さ8mm。
ぼつぼつの方を下にして敷く。 

12,744円円/6枚1.5坪
2574円/平米 

 

床用防音資材
床用防音資材

ピアリビング

STマットのウレタンスポンジよりもみっしりした感じで、好感が持てるが、P防振マットと組み合わせるとかなり高価に・・。

9)サンダムE45

不織布0.5mm+特殊樹脂4mm

防音絨毯「静床ライト」との組み合わせ素材として販売されているようです。 

9396円/4枚(1坪)
2847円/平米 

床用防音資材
床用防音資材

ピアリビング楽天ホームセンターヤマユウ

ホームセンターヤマユウでサンプルを頂きました。
特殊樹脂って何でしょうね。

10)サウンドカット+スーパーハードボード+遮音マット

組み合わせ方・数にはいろいろあるようだが、石膏ボードと接着剤の組み合わせ。
構造用合板24mm+サウンドカット(接着剤)0.5mm+遮音ボード(タイガースーパーハード)12.5mm+サウンドカット(接着剤)0.5mm+遮音ボード(タイガースーパーハード)12.5mm=50mm

不明

写真なし

メーカー説明サイト吉野石膏

戸建て住宅用。
サンプルを見せてもらったが、90cm角でもものすごい重量。石膏ボードが主材料なので剥がす際は大変厄介なのが容易に想像がつく。戸建てを所有していたとしても使いたくないかも。

※平米単価の計算が間違ってたらご指摘下さい。坪とか畳とか混乱して間違えてるかも。

今回は、STマットを前田木材さんに発注し、大変スムースに届けて頂きました。

施工の際は、
接着剤+STマット+接着剤+合板9mm、
と敷いてみたところ、合板の反りなどがあったので、合板からコンクリートをつなぐように、軽くコンクリートネイルを打ちつけたとのことでした。

STマット単体だと、ウレタンスポンジがふにゃっととしている感じですが(指で押すと凹む)、合板を乗っけると、しっかりした踏み心地になりました。
一番驚いたのがあたたかさ。
解体工事直後のコンクリートむきだしの状態や、その前の直貼りフローリングの状態に比べると、格段にあたたかいです。
しんしんと足下から冷える、という感じが薄れます。暖房の利きもよくなった気がします。

コンクリート 状態のときは、ああ、床暖房入れたらあったかいんだろうなー、と夢見るくらいでしたが、防音マットに断熱作用まであって、嬉しいサプライズでした。 

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鳥取マンションリフォーム(5):ななめ壁完成

2017-03-06 | +鳥取マンション

鳥取のマンションリフォーム、大雪によりやや遅れ気味ではありますが、着々と仕事が進んでいます(by業者さん)。
この週末(3/2~5)に行って、様子を見てきました。
(私の作業も少々)

フローリングは張り終わり、新規及び補修する壁も出来上がっていました。


この先の作業は、天井・壁の壁紙剥がし、パテ塗り、天井・壁の壁紙貼り、電気関連工事。
(壁の壁紙は、塗装用なので、自分で塗装します。)
そして無塗装のフローリング材なので、床も塗らないといけないのですが、これは業者さんにお願いする予定。(時間があれば自分でやりたいけど・・・) 
先は見えてきた・・・かな?
 

鳥取マンション

間取りの完成予定図はこんな感じ。
リビングドアからこちら側は間仕切り壁をすっかり取り払い、広い一部屋にします。
で、濃い青線の斜め壁と、点線のカーテンで仕切った一画を寝室コーナーにします(水色の線がベッド位置)。 

鳥取マンションrenovation

部屋には資材や廃材が沢山摘んでありました。
これだけの分量の材料を使う仕事は、大変なものだったと思います。

フローリングは貼ってあって、養生がしてある状態です。 

鳥取マンションrenovation

さて、こちらがななめ壁。
ベランダ側から見たところ。
斜め壁の奥が寝室コーナーです。
 

鳥取マンションrenovation

別の角度から。


鳥取マンションrenovation

寝室の窓アップ。
窓側にベッドのヘッドボードがくる想定で、ベッド両側にコンセントをつけました。
(コンセントをつけるため、一旦壁を壊し、新たにGL工法でつけてもらいました(黄色いところ)。自分じゃできないです)  

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寝室側から斜め壁を見たところ。

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寝室側から斜め壁の右側を見たところ。
梁と同じ高さに下がり壁をつけてもらって、カーテンで仕切れるようにします。

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ベランダ側から、その下がり壁を見たところ。
奥が寝室ですね。 
この突き当たりの壁面に、(解体で出た廃材等を使って)洋服を下げられる棚を作ります(byFujika)。DIY感溢れるものになりそうですが、仕方ない・・・。 

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左が寝室の窓側、右が台所側です。下がり壁と梁の間に高くなったところができて、ちょっと面白い空間になりました。

鳥取マンションrenovation

台所のパイプはこんな感じで隠されました。 

あ、巾木もほぼ全体に貼ってありました。タモ材だそうです。 

鳥取マンションrenovation

パイプハウスは縦に長いので、変形しないように厚い板を使ったそうです。21mmだったかな。えらく分厚い立派な板です。
こんなに厚い板ですが、角材を使って囲い、ボードを貼るよりは、省スペースなのかもしれません。
パイプハウスの両側に電源、そして右側(ベランダ側)に電話線ジャックをつけてもらいます。 

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押入を壊したことにより排気ダクトが見えていたところは、こんな感じで隠されました。コンクリ天井とコンクリ壁にどうやって固定しているのか、想像もつきません。(コンクリートネイル?)

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間仕切り壁の撤去後も、石膏ボードで補修。
こういう細い巾の補修って、鬱陶しいんですよね。 

鳥取マンションrenovation

リビングのドア枠は、手違いで撤去されてしまったのですが、本物の木材で綺麗に再建して頂けました(元々は木目調のニセモノ木材)。
ドアを白く塗るので、これも白く塗ってもらう予定なのですが、ペンキで隠すのが勿体ないくらい綺麗です。 

鳥取マンションrenovation

3月5日、日曜日ではありますが、朝からクロス屋さんが来て(一人)、クロス剥がしを始めて下さいました。
邪魔になるので退散しました。
朝の飛行機でよかった。


私も多少作業をしました。

・リビングドアの塗装(焦げ茶木目調プリント化粧合板で好きじゃなかった)
 サンディング→ミッチャクロン2回→白塗料2回

・玄関脇洋室(間取り図の洋室3)の、コルクマット敷き詰め

・寝室用洋服棚作成
 寸法検討、木製部材カット、金属パイプカット、棚柱用板へのクロス巻き、ダボ穴あけ、仮組、解体、パーツ塗装(途中)

・ホームセンターに買い出し
 洋服棚の棚板を買いに。(板売り場の前で長考)
 往路は打ち合わせ後に工務店の人に送ってもらい、復路はタクシーで。

・カーテンレール
 レールカット(勿論1回じゃ決まらない)→取り付けテスト(勿論何度もやり直し)→取り外し

・カーテンの裾上げ
 とりつけたカーテンレールに実際にぶらさげてみて、裾上げする長さを決めました。ミシンで縫うのは家で。


3泊4日のDIY合宿、みたいな感じでした。
初日の夜は早く寝てしまいましたが、あとの2晩は夜遅くまで、ペイントなど音のでない作業をしてがんばりました。
目標ラインまで終わるかどうか、ホントにせっぱ詰まっていたので、作業中に写真を撮る余裕は全然ありませんでした。

ダンナサマは「棚だったらIKEAで買った方が時間の節約になるんじゃないの」とクールな発言。
うぐ。
でも、廃材ゴミと、支出が減るのはいいことよね?
(自分の行動パターンを観察するに、「よしやろう」とフォーカスしたプロジェクトなら、自分の時間は無限に自由にタダで使えると思っているフシがあります。でもフォーカスできないことだと、永遠に放置。お皿2枚くらい、すぐ洗いなよねー、もー)

ホームセンターに行った折り、300円×6個のパーツ(パイプブラケット)を買うのを節約したのだけど、これは自分でも、迷ってるところ。
代わりのパーツを(今思うと)3時間くらいはかけて作ったけど、やっぱり買おうかな。
とすると、別のパーツを少し調整しないといけない。(プラス1時間半くらいか)
IKEAでのカーテンやらの散財に比べたら1800円なんて雀の涙なのに、なんであのときケチってしまったのだろう・・。

リビングドアは白く塗ってみましたが、色の点、および塗りムラの点で、塗らない方がよかったような気が、しないでもない・・・。でももう、引き返せません。
色の点に関しては、また別の色に塗り直すという手もある。 

それにしても、ドアで練習した結果、あんまりうまく塗れないということがわかったので、壁の塗装の不安は募るばかり・・・。
どうなりますことやら。


もうさ、こんなに頑張ってるんだから、誰にも認められなくてもいい気がしてきた。
(借り手がいなくても、いいもん、もう) 

コメント (2)
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