本朝徒然噺

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先斗町開陽亭の洋食弁当

2006年06月18日 | ニッポン全国うまいもの
五花街合同公演を観た後、夕食をとるために先斗町の開陽亭に行きました。

夕方の営業は5時からなので、周辺を散歩して時間をつぶしてから、開店早々にお店に入りました。
幸い、床(ゆか:鴨川納涼床)のなかでいちばん川沿いの席が空いていたので、そこに通していただけました。

鴨川納涼床

川沿いの席に座っていると、川風が涼しくてとても心地よいのです。
表通りの暑さが嘘のようです。
床はまさに、「天然のクーラー」といった感じです。

開陽亭に行くと必ずと言っていいほど注文するのが、「洋食弁当」(冒頭写真)。
3段重のなかに、ごはん、おかず、サラダが入って、2900円。

この洋食弁当の最大のポイントは、おかず。
いろいろなものが少しずつ入っていて、主立った洋食メニューを一度に楽しめるのです。
エビフライ、ほたて貝柱フライ、クリームコロッケ、ヒレカツ、チキンカツ、牛肉の照り焼きなど、すべてがミニサイズで作られていて、見た目にもとてもかわいらしいのです。
ミニサイズでも、味は通常のアラカルトメニューで作られているものと同じで、実はとても手が込んでいるのだとわかります。

シェフの心意気に敬意を表しながら、かわいらしいおかずを目と舌で楽しむのは、私にとってとても幸せなひとときです。

アラカルトメニューの「本日のスープ」も、季節に合ったものが用意されているので、つい頼んでしまいます。
この日は「グリーンピースのビシソワーズ(冷製スープ)」でした。

グリーンピースのビシソワーズ(冷製スープ)




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