10円あったら……

今日、「きなこもち」味のチロルチョコを買いました。
この商品自体は少し前からあり、何度か食べたこともありましたが、ここのところコンビニでやたらとたくさん並んでいるので、ついつい目にとまって買ってしまったのです。
これ、個人的にはとても気に入っています。
「きなこもち」と「チョコ」、一見ミスマッチに見える組み合わせなのに、とてもよくマッチしているんですよね。

「チロルチョコ」を作っている製菓会社は、福岡の会社です。
福岡で生まれ育った私は、子どものころ、駄菓子屋さんに行くと必ずと言っていいほど「チロルチョコ」を買っていました。
福岡では当時「チロルチョコ」のCMも流れていて（という記憶がある）、「10円あったらチロルチョコ」というキャッチフレーズが有名でした。

でも、でも……いま、チロルチョコは「10円では買えない」のですね……。
いまや、当時の2倍、20円になってしまっています……。
物価は上昇し続けていますから仕方がないといえば仕方がないのかもしれませんが、なんだかちょっと寂しい気がします。
（チロルチョコは20円が当たり前、という世代の方は、どうぞ読み飛ばしてくださいまし……笑）

子どもでも携帯電話やブランド品を持っているのがめずらしくなくなってしまった今、親やおばあちゃんから100円をもらって駄菓子屋さんに行って、（子どもにとっては）山のように駄菓子を買って満足していた時代が、ちょっぴりなつかしく思い出されます。

そんなことを考えながら、1個20円の「きなこもち」味チロルチョコを食べたいと思います。

追伸：
チロルチョコも、最近は季節によってさまざまなフレーバーが出ていますが、やはり昔のオーソドックスなフレーバーが恋しく思われるのは、果たしてただのノスタルジーなのでしょうか……？
ちなみに、子どものころ私が好きだったフレーバーは、こんな感じです。
・アーモンド入り
・いちごジャム入り
・ビスケット入り
・キャラメル入り