カトリック藤が丘教会青年会有志ブログ

カトリック藤が丘教会は横浜教区にあります。開かれた教会を目指してブログを公開中。信徒活動停止処分の解除を待ち望んでます。

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2005-12-10 00:29:42 | おすすめレビュー
 このカテゴリーでは、何かキリスト教に関するいい本・映画・イベント等を紹介していこうと思います。記事を投稿してくれる方を募集します。投稿してくださる方はHP委員までお知らせ下さい。コメント欄に書き込んで下さっても構いません。
 とりあえずは洗礼名:Luke skywalker(仮名)が二つの本を紹介しようと思います。
「ナザレのイエスは神の子か?」
「それでも神は存在するのか?」
著者:リー・ストロベル
 タイトルがものすごいですが(笑)。大まじめにジャーナリストの人が神学者・考古学者などにインタビューして、中立な立場からイエス様のことについて調べていくという本です。とても分厚くて、ちょっとした辞書程度くらいはありますが、かなりいい本だと思います。
 こういうことを書くと不謹慎かもしれませんが、僕は今までイエス様が起こした数々の奇跡にはあまりウェイトを置かないで、どちらかと言えば聖書に書かれている御言葉の方を信じていました。説 明が難しいのだけど、「教えが素晴らしいのだし、それで僕が平安を得られているのだからそれでいいじゃないか」というスタンスをとっていました。
 毎回使徒信 条で「・・・聖書にあるとおり、三日目に復活し・・・」という一文を唱えながらも、心の底からは信じられないでいたのです。復活した、と書いてあるけれどそれは多分 使徒たちが幻覚かなんかを見たのか、集団で思いこんでいたに違いないと考えていました。こういう僕にぴったりな一節が聖書にあります。「見ないで信じるものは幸いである」。まさにそのとおりです。僕も何度もそう思いました。理系教育の弊害がこんな所に出てきたようです。
 そんな僕ですが、この本を読んでかなりの疑 問点が解消されました。そしてイエスの死と復活を前よりも深く信じることができるようになったと思います。
 この本の中では大まじめに「イエスが十字架上で死んだ時に天地が暗くなった」「墓の中から遺体が無くなった」などのことについて調査しています。そ の他、聖書にまつわる色々なことについても詳しく調査しているのだけど、量が多すぎるので割愛します。
 この本は聖書やキリスト教を、歴史や科学という側面から知りたい方におすすめします。