奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その788)

2018-10-21 08:15:00 | 奈良・不比等
北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「太平洋戦争/日本語諜報戦~言語官の活躍と試練(武田珂代子著・ちくま新書2018刊)」を読んだ。武田珂代子(たけだかよこ)女史は、米国のミドルベリー国際大学・翻訳通訳大学院日本語科主任を経て、2011年より立教大学教授である。スペインのロビライビルジリ大学で博士を取得している。専門は翻訳通訳研究とのこと。-----
「太平洋戦争/日本語諜報戦」は、主としてアメリカ側の日本語諜報戦に従事した人達の日系二世の方の活躍を書き綴っている。他にイギリスやオーストラリア、カナダの取り組みについても紹介しているが、9割方がアメリカの事例である。-----
ここでは言語官と日本語訳されているが、“liaison officer(情報将校)”になる前の前線活動を主務とする言語官の仕事を追っている。-----
山崎豊子の小説“二つの祖国(1983)”で知っている人も多い処ではあるが、「太平洋戦争/日本語諜報戦」は学術書としての意味合いのある本であり、JSPS(日本学術振興会)科研費の助成を受けたものであると末尾に記している。------
地味な本であるが、世界遺産・古都奈良で観光振興をお仕事にされる人は、本物の通訳翻訳・通訳ガイドの世界を知っておく意味でもお読みになると良いと思った。
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