奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1118)

2019-09-15 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「情けは宇宙のためならず~物理学者の見る世界(須藤靖著・毎日新聞出版2018刊)」を読んだ。須藤靖(すどうやすし1958生れ)氏は、東大(物理学科)卒、同大学院博士課程修了し、専門は宇宙物理学である。現在は東大(理学系研究科)教授である。初出は“T大出版会UP誌連載記事”と“サイエンス最前線(2014.7~2016.7)”を合わせて単行本化したものでこれまでも4年周期で出版して来ているとのこと。------

「情けは宇宙のためならず」は、宇宙物理学の世界の科学用語がほんの少しは登場するが、簡単に説明されているので、読み飛ばしても大丈夫である。此の俗世間を物理学者の目で眺めた様子を飾らずに書き出してくれていて、噴飯ものの箇所もある。エッセイ集と思えば良いのだろうが文系人士の作ではないので、少々意味を量りかねることにもなる。タイトルの意味合いは、“マルチバースの平和と繁栄に向けた高い倫理観醸成への熱い思いを込めてつけたとのこと”此れでわかれば大層高偏差値の人士だと思うが、著者もそこの処はわかっているようであり、慎重に全部読めばわかるだろうと素気無い。------

アインシュタインを困らせた男の話であるとか、知り合いが韓国のイケメン男性と結婚し、式に出席すべくソウルへ赴いたとか、これなどはタイトルとは全く関係ないので、編集者にはお世話を掛けたと、ごちゃ混ぜのエッセイ集となっている事を知りつつ強引に単行本にしてしまっているのだから、売れないと困るのだろうか、立ち読みだけでは、真意が読みとれないからぜひお買い求め下さいとあとがきに書き添えている。

コメント   この記事についてブログを書く
« 古都奈良・修学旅行と世界遺... | トップ | 古都奈良・修学旅行と世界遺... »

コメントを投稿

奈良・不比等」カテゴリの最新記事