奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2622)

2023-10-28 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「巨大古墳の古代史~新説の真偽を読み解く(瀧音能之著・宝島社新書2023刊)」を読んだ。瀧音能之(たきおとよしゆき1953生れ)氏は、1977早大(文学部日本史学科)卒/1987明治大学大学院(日本史学)博士課程満期退学/1994「古代出雲地域史の研究」で早大より博士(文学)取得。島根県古代文化センター研究員/駒澤大学(文学部歴史学科)教授。---------

この本「巨大古墳の古代史」の目次は次の通り。“検証(富雄丸山古墳の被葬者像を探る)”、“検証(邪馬台国と巨大墳丘墓の正体)”、“検証(古代天皇陵の正体)”、“検証(有力豪族の巨大古墳の正体)”、“検証(巨大古墳を築造した地方豪族の正体)”、“検証(キーワードで読む巨大古墳の正体)”----------

この本「巨大古墳の古代史」の内容紹介文は次の通り。昨今/古墳からの大きな発見のニュースが続き/話題になっている古代史の新書です。専門家たちが最高傑作と表現する/奈良にある国内最大の円墳/富雄丸山古墳から出土した鏡と剣など/注目の集まった古墳の詳細を始め/近年発掘が進む全国各地の古墳の最新状況を元に/古代史の謎を読み解く。新たな調査によって/何が何処まで解明され/従来の学説に/どんな影響を与えているのかを/網羅的に知ることが出来る。古代史ファン必見の一冊。3世紀から8世紀にかけて日本では古墳が全国で造られた。現存するだけでも/その数は16万基に上る。全国の古墳で新発見が相次ぎ/“空白の4世紀”を始めとするヤマト王権の実像が徐々に明らかになってきている。----------

瀧音能之氏は、日本古代史の数少ない研究者として/様々な著書を出しておられる。それにしても/富雄丸山古墳から出土した遺物には驚かれたことだろう。

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