奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1120)

2019-09-17 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「水族館哲学~人生が変わる30館(中村元著・文春文庫2017刊)」を読んだ。中村元(なかむらはじめ1956生れ)氏は、成城大学(経営学科)卒で、1980年鳥羽水族館に入社した。アシカトレーナーを経て、同副館長となる。2002年退職し、水族館プロデューサーとして活躍している。-----

「水族館哲学」は、日本全国の水族館のガイドブックのような本であり、中村元氏の関わった水族館だけでなく、著名な30館を取り上げている。タイトルの“哲学”には意味が無く、水族館は子供でも大人でも癒されて、人生の疲れを吹き飛ばし明日への夢を抱かせてくれる優れ物であるのだと、上手に運営される水族館には人間を感動させる力があるのだと力説している。-----

黒字経営を成り立たせる方法を、水族館プロデューサーとしての細々とした工夫についてはほんの少しだけ披露しておられて、実際の苦労の様子は分からないが、中村元氏は相当に細かい勘定の出来る人であるようだ。兎に角、成功している水族館30館では、特徴のある企画が客を呼んでいるようだ。シャチやイルカのショーやペンギンの泳ぐ姿を観せるとか、巨大な水槽を設置するとか、アウトラインは既に当該水族館の開園まえに決められて出来あがっている設備については後で改造するのは至難の業であり、中村元氏の集客の努力は泥臭いことの寄せ集めであるが、そのような子供騙しの方法でもお客が喜ぶことを手抜きをせずに行うと自然と客が戻って来ると言うのである。囚われの生物たちの運命に若干なりとも意義が存在するように、水族館の利用が人間社会に幸運をもたらすように出来ないかと考えて行動して来たのだそうである。単なる珍しい生き物を集めた館ではないのであるといっているのだ。

 

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