奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その570)

2018-03-17 08:15:00 | 奈良・不比等
「47都道府県格差(木原誠太郎著・幻冬舎新書2017刊)」を読んだ。木原誠太郎(きはらせいたろう1979生れ)氏は法政大が開く経営学科卒で、電通などのマーケティングコンサルタントを務めてきた。2013年より、ディグラムラボを設立し、人間の本音を分析し販売促進するための方策を練るための企業支援を始めているようだ。その中で「47都道府県格差」の新書を出されたのは、これまでの仕事で蓄積された大まかな県民性を書き出せば面白いのではとお考えになったようだ。昨今ではインスタントラーメンでも日本全国で味付けが異なるようだが、そのような調査を請け負って来られたのだろう。読めば分かるがとても平易に書かれているので、嫌みは無い。しかし、占い本のようでもあり当りさわりなくそうとも思えるしでもないようにも思えるような曖昧な内容ながらつい自分の住んでいる都道府県には興味が湧いてしまうのである。-----
因みに奈良県については次のように書かれている。当っているだろうか。「奈良と云えば何かという質問に奈良県民は鹿・大仏・古都・古墳を挙げる人が多いものの京都府民のように郷土愛をあらわすような傾向は出て来ては居ません。それ以上に地位や学歴にこだわる傾向が強く、ブランドや都会的な感覚に憧れを持つようでした。東京および東京の人が嫌いと云う県民が59.4%に上り、平均よりも20ポイント以上も高くて、全国1位なのです。他方で故郷から飛び出して生活したいという県民は42.5%で、抜きん出て高い数値です。故郷に誇りを持ってはいるものの普通の暮らしは別の場所で送りたいと云う葛藤が結果にあらわれていました。」-----
「47都道府県格差」の奈良県民の特性分析では全人口140万人のうち、100万人は京阪神へ通うベッドタウンのサラリーマン家族の集まりであり、残りの40万人こそが、田舎県の県民性を有している筈の郡部に割拠している農耕先住民なのだが、これを1括りにしてサンプル調査すれば上の様な結果となるのだろう。当らずとも遠からず以上に外れているとも思えるが、サラリーマンの特質を代弁している結果と考えれば、地位と学歴にこだわる理由は明らかだろう。
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