奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1023)

2019-06-13 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「ひとまず信じない~情報氾濫時代の生き方(押井守著・中公新書ラクレ2017刊)」を読んだ。押井守(おしいまもる1951生れ)氏は、映画監督であり、“うる星やつら(1984)”、“攻殻機動隊(1995)”、“アヴァロン(2001)”、“イノセンス(2004)”、“首都決戦(2014)”、“ガルムウォーズ(2016)”などを手掛けてきた。学歴は東京学芸大学(教育学部美術教育学科)卒である。-----

竜の子プロダクション入社以降、順調に世に出て活躍してきた映画監督の一人として、自身は幸せな人生を歩んでいるのだろう。本書「ひとまず信じない」とは、“自分を信じよ”との裏返しのタイトルであり、外国で評価されて日本でも有名になったと言うのだが、今や自信満々のそれこそ映画監督として誰も脅かす者はいないのだ。宮崎駿監督をもある意味批判している処を見ると、幸福の絶頂におられる方なのかなと、びっくりせざるを得ない。其れほどまでに映画監督として成功を収めて来られたのだろうから、そのような自信満々の方が人生を語っておられる本を読むことは、何かしら参考になるかもしれないと最初は思ったが、読み進むにおよび、“映画は結婚詐欺のようなもの”とか“人間は所詮、バーチャル世界しかわかっていないのだから、映画なら十分に騙されるのだ”と書いているのだから、処置なしである。軽いのである。映画論を難しく書いても面白くもないが、余りに軽くても、気分は良くない。小説家が読者を軽んじていると見離されるようだが、そのような思い上がりが若干感じられた。まあそのように気軽に映画作品を鑑賞して下さいと言うのなら、分からなくもないのだが。

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