Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

ららぽーと横浜と内視鏡検査

2011年09月17日 16時55分08秒 | Journal


 北京滞在中も苦しんだ下痢の原因究明のために大腸と胃の内視鏡検査をららぽーと横浜クリニックで受けた。2週間ぐらい前に検査は実施して問題はないだろうと聞いていたが、今日はそのとき採取した肉片の組織検査の結果を聞きに行った。これも幸い別段問題はなかろうということで、結局、下痢は神経による過敏性のものだと納得した。内視鏡検査は口から管を入れる胃のものを以前に一度経験したが、苦しいのなんの、災難にも胃壁を傷つけられて出血したので、それから25年以上やっていない。尻からの大腸は初めてだった。液体の下剤を大量に飲んで、半日で30回はトイレに駆け込んだ。それは大変苦痛だったが、検査自体は鼻孔からも肛門からも管が入る痛みはなく、あっという間に終わっていた。先生は大西達也という東大医学部出身の内視鏡の名人。その内視鏡検査と手術に特化して効率性を最大化した医院のシステムは、患者がベルトコンベヤーのパレットに載せられていると感じるほど徹底したものだった。これも一興である。
 ららぽーと横浜は自宅マンションから車で10分とかからないが、訪れたのは今回の内視鏡検査が初めてだった。いつもセンター南や北へ行っていて、こんな近くにこんな洒落たショッピングモールがあるとは知らなかった。なんでも近隣では有名な買い物スポットらしい。診察が早く終わったので、そこの映画館で邦画の「アンフェア」を観た。朝から観るような映画ではなかったが、それなりに面白い。勘も頭脳も鋭い敏腕でアウトサイドな女性刑事(篠原涼子主演)という設定は、最近のハリウッド映画でも多いのではないか。夜、テレビでこのアンフェアの前回の映画版を観た。こちらは母親として娘を救助する母性愛が前面にでていて、クールな敏腕刑事の格好よさが引っこんでいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする