「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

行けないはずのどんと祭

2019-01-15 21:19:29 | 民俗

今日は遠野郷八幡宮で3時から年越祭で、その後、どんと祭。

予定では3時から本業関係の案件があり、いわゆる、どんど焼き後半にしか行けないだろうと思っていました。

ところが、

3時からの案件が時間前に済んでしまったので、緊急出動!車に、しめ飾りや古いお札も積んでいたので直行です。

 

どんと祭の準備をしていた氏子の方々から、遅かったなと冷やかされながら拝殿へ

 

八幡神楽さんが、権現様を遊ばせるグッド・タイミングで滑り込みセーフ!

先日の春祈祷といい、このどんと祭といい、今年の幸先は良いようです。笑

 

火伏せの意味合いを持つ権現舞で、火を食い消します。

綾内もこちらも同じ時期に同じような意味合いで権現様が登場することから、ルーツは同じなのでしょう。

 

こちらも、同じように頭をカミカミ

違う点は遠野山伏系神楽では下舞いがカットされているところでしょうか。

 

法螺貝神楽の異名で知られる八幡神楽、拝殿で行われる年越祭の始まりにも吹いたはずですが、

それには間に合わなかったので、どんと祭始まりのシーンで一枚。

 

どんと祭の神事が始まるのを待っている方々は、火の側に自然に集っていましたが、

今年は、ほとんど雪が無い小正月です。(今現在、外は雨)

平成最後、新元号元年は、どんな年になるのか想像もできません。

 

どんと祭神事、瀬尾律姫の名が出てくる祝詞奏上です。

 

点火した後、権現様がその廻りを一周し、

 

列をつくって順番待ちの方々の頭をカミカミ、

 

その後、急いで、孫の手も借りて神社が準備していたお餅を頂き、竹串に差し、火にかざします。

 

昨年から幸運続きの遠野おぢさんから、俺のも一枚撮って!と催促され、

 

私も無病息災を願って、炙り、食す。

 

1時間余りの滞在で、帰りに大判焼きを買ったら、タコ焼き1パックをおまけで頂き、

気を良くして帰途。 これで仕事にも弾みがつくというものです! 笑

 

 

 

 

 

 

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北上市綾内 春祈祷 其の参

2019-01-15 10:05:19 | 郷土芸能

春祈祷、わかっているようで、よくわからない言葉だと今更ながらに・・・。

ネットで見ると新年に神社や個人の家等で神職が商売繁盛・家内安全等を祈念することの他、

権現様の獅子が新年に家々を巡回することも春祈祷のひとつのようです。

今年は13日に行っていた綾内周辺ですが、もしかして小正月行事として行なわれていたのかもしれません。

この小正月、遠野では明治時代には田植踊りが盛んに行なわれていたようです。

遠野と云えども、それは「昔、あったずもな、今は無いんだど」の世界です。

さて、春祈祷も最後となります。

 

日もだいぶ西に傾いてきました。

万延元年建立の早池峰大権現の石碑も赤くなっています。

江戸時代後期、桜田門外の変が起こった年ですが、この地域の北側にある山を越えれば南部領。

ここにも早池峰信仰があったことがわかります。

 

権現様の祈祷は続きます。

 

早くしないと日が暮れてしまいます。

 

例年と比べようがないぐらい、雪が少ない今年の1月、それでも日当たりの悪い場所は、それなりです。

 

3時頃には、このお宅が最後なので、そこまで見ていったら如何ですかと云われて、既に4時過ぎ

 

祈祷して歩く最後の家での権現舞

 

舞いの後は、例によって少しだけ御馳走になるようなので、

 

その間に家の方から変った物を見せて頂きました。

沢水?湧水?を家の中にひいて利用していました。知恵ですねえ~

 

二班に分かれていた神楽の皆さんはこの後、地域の集会所に戻って最後の権現舞をするということで、

待っていましたが、なかなか立たないこの班の皆さんを置いて、

 

集会所に向うと、もう一組がちょうど山の神への打ち鳴らしをするところでした。

暗くて車のヘッドライトでの撮影ですが、向いている先に山の神が祀ってあり、

集会所の東側には綾内神楽の幕にある秋葉神社があるようでした。

 

二班の神楽が揃ったところで、神おろし

 

全員で拝礼し、

 

下舞いの後に二組の権現舞

 

成立時期が異なる神楽が、この地域にあると教えられたとおり、舞にも若干の違いがあるようです。

 

最後は集まっていた皆さんで胎内くぐりをし、

 

頭をカミカミして頂いて

この日頂いた御礼の金額を集計し、直会をして終わりとなるようでした。

まだ、いいじゃないですか!と云われそうでしたので、近くにいた人に御礼の挨拶をして撤収です。

あらためまして、綾内周辺の皆さんには感謝です!

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北上市綾内春祈 祷其の弐

2019-01-14 17:01:29 | 郷土芸能

今朝の遠野は、雪は降らねど寒さ増すで、最低気温が-10℃以下だったようです。

昨日開催された市内の成人式及び消防出初式のためか、昨夜は賑わっていた町中も、今日は静寂。

仕事も休んでいるところが多いのかもしれません。

さて、前回に引き続き、北上市口内町綾内地域周辺の春祈祷のその後です。

 

綾内がどの辺かと云うと、釜石自動車道江刺田瀬インターを降りて国道107号線を北上市内へと進むと

最初に信号のあるまとまった集落のあるところが江刺梁川、そのまま北上方面へと進み、

右手に萬蔵寺の看板が見える辺りが口内町で、お寺さんを過ぎた処が今回の春祈祷の場所です。

地図で地名を見ると宝積、綾内、新田、長洞になるようです。

この地域の北側にある山を越えると東和町駒籠、下浮田に行くようですが、途中から砂利道とのこと。

細い川の両側に田畑があり、その背後は山で、数百メートル隔てて家々が散居しています。

 

宿と称して神楽の祈祷を受け入れる家の多くは、天照皇大神の掛け軸、ロウソク、米、酒、

若干の供物、御礼と水の入ったバケツが用意されています。

 

どの宿でも最初に下舞いを舞い、その後、祈祷権現舞となるようですが、

目がいったのは、普段使いのバケツと水で、まさに火防の意味合い濃厚といった感じです。

 

戸袋に違い鷹の羽紋があるこの家、以前の持ち主は「きくち」さんだったようですが、

現在は関東から移住してきた方が住んでおり、対面してびっくり!知り合いでした。笑

 

この辺りの家は玄関が広い土間になっているところが多く、遠野の家とは趣が異なります。

 

天井が無いので権現様も頭をぶつけません。笑

 

玄関からの明かりで太鼓の皮が透け、びっしり文字が記されているのが見えました。

金銭に関する言葉があるようで、この太鼓を作る際に寄付をした方々の名前が書かれているのかもしれません。

 

途中でみかけた石碑群 馬頭観音は嘉永元年

 

こちらは大きな家です。

 

内部は柱や梁をそのまま使い、現代風にリフォームしたようですが、やはり玄関は広くとってあります。

最初は冗談で神楽の為に、このようにしているのかと思いましたが、

何軒も見るうちに、本当にそうなのではないかと思うようになりました。笑

 

権現様に頭を噛んでもらうのは見かけますが、この辺りでは帽子も噛んでもらっていました。

この日居合わせなかった家族の健康を祈祷して頂く意味合いかな?と、勝手に思った次第。

 

祈祷が終わると、若干の飲食が振る舞われ、部外の私が頂くわけにも行かないので、

その都度、外へ出て散策していましたが、ここでは神楽の皆さんにも勧められ、御馳走になりました。

これで途中で帰る訳にも行かなくなりそうな気配です。笑

 

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新年会そして綾内春祈祷

2019-01-13 22:38:00 | 民俗

2019年1月も、4日に今年最初のアップをしてから既に10日。

おめでとうございます!という言葉も似合わない頃合いになりました。

 

とは云え、これまでの報告を兼ねて新年会話題から 笑

 

6日、私の住む自治会では久しぶりに新年会を復活し、

 

搗きたての餅を頂き、小学生から93歳までの老若男女30人ほどでビンゴゲームなどを楽しみました。

 

10日、平日にも関わらず、高齢のモトイ恒例の職能団体の新年会

 

会場となった民宿りんどうさんの玄関には干支に因み、イノシシが二匹飾られていました。

ご家族に、この干支の該当者が二人いるのかもしれません。

 

参加人数は、まあまあでしたが、平日開催の為か、会費が上ったせいか若者の姿は・・・。

元気な中高年は、二次会、三次会へと・・・汗

生ビールに濁り酒、熱燗に焼酎、極めつけはウイスキーをロックで、〆は瓶ビール

例年より量は飲まなかったのに、ちゃんぽんのせいか、翌日は・・・

歳相応の飲み方をしたいと思っても、許してくれない団体です。笑

で、

本来であれば、今日は消防出初式を撮りに行くはずでしたが、不良中年の行いが悪かったせいか、

冬眠暁を覚えず

1月は15日に行なわれる遠野郷八幡宮のどんと祭での八幡神楽を最初とし、

27日の遠野郷神楽共演会で1月が終わるのが常なのに、今年はどちらも観られそうにないことから、

今日はお昼前後の二、三時間だけ北上市の鬼の館で開催される大乗神楽へ・・・

 

の、はずが、江刺田瀬インターを降り、107号線を走っていると神楽風の装束の人が横切るのを目撃。

 

ここは遠野市上郷町の平倉神楽と同じく、東和町の石鳩岡神楽の弟子神楽となる綾内神楽さんのホームグランド

107号線を直進するのを取り止め横道に入ると、ビンゴ!

春祈祷に歩く綾内神楽さんのメンバーに遭遇

二班に分かれて地域内を祈祷して歩くということでした。

 

祈祷の意味での下舞い・権現舞をし、その後、その家で飲食をしている間に、もうひとつの班へ

 

家によって、庭先だけの場合と玄関の場合、他に座敷で舞う場合とあるようでした。

 

権現舞も終盤になると祈祷した水入りバケツを持って、家の廻りを火防の意味で水を撒いて歩きます。

秋葉権現を幕に頂く、綾内神楽さんらしい祈祷

だと思っていたら、ここには二派の神楽があり、両者が一緒に火伏祈祷を行なっているとのことでした。

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2019 賀正

2019-01-04 00:43:06 | 地域

遅くなりましたが、謹賀新年でございます。

 

2018年の幕開けは風邪で寝込んでいましたが、今年は絶好調(気持ちだけは)

暮れに拙案内所と自宅に市販の鏡餅を飾り、お神酒を上げ、

自分を慰労すべく、獺祭にて年越し

 

途中眠ることも無く、娘達につき合って紅白歌合戦を見た後、遠野郷八幡宮へ元朝参り

若干、雪が降っていましたが、穏やかな始まり

 

昨年に感謝し、今年のなんだりかんだりを神様に伝えました!笑

 

ひと寝し、相当高く上がった初日の出を眺めつつ、恒例にしている遠野三山神社へお詣りです

綾織町の石上神社

 

青笹町中沢の六神石神社

 

こちらの境内では町内のお歴々衆が集まって新年の挨拶をしていました。

 

帰りに荒神様に寄り、

 

最後に附馬牛町の大出早池峯神社へ

 

途中、姫猫さんと車ですれ違いましたが、気づいていなかったようです。笑

また、神社では同級生の歌姫家族に遭遇

 

元日の夜は時々愛妻家にて乾杯!

こちらでは浜千鳥を飲みながら、松坂牛のすき焼きと大好きな毛ガニを御馳走になり、

 

一日市どおりのうんなんさんにお参りし、

 

正月二日は下の娘の都合で盛岡へ行き、その後初売りへ・・・

そこで景気よく今年最初の夫婦バトル  女性3人に男1人では勝ち目無し 涙

お昼も食べずに遠野へ戻り、

 

3時からスタートしていた恒例の同級生新年会へ遅刻で参戦

今年は盛岡で飲食店を営むK太郎・M子さん夫婦も来てくれ、会場となった店の同級生夫妻から

病気復帰のお祝いとして花束が贈られるおまけつきで、

また、小友町と上郷町からも懐かしい顔があり、楽しい年のお初めとなりました。

(初売りバトルもどこ吹く風 汗)

 

二次会はこれまた同級生ママの店です。

この日は21名+後輩1名が最終確認できた人数かと思いますが、

 

なかなかマイクを持たない前半から、徐々にアクセル全開となり、

 

正月二日のタクシーや代行が気がかりとなった日付け変更前に家が遠い組は解散

残留組はラーメンを食べに行ったものと想像されます。笑

 

飲み疲れ、食い疲れの中で一番口に合ったもの・・・鹿肉 笑

 

酔っ払いながら、話題になったのは東京オリンピックの年に開催予定の全体同級会

盆・正月を外した秋に、温泉に一泊しながらという線が濃厚のようです。

と、まあ、こんないつもと変わらず懲りない正月休みとなりましたが、

歳も歳なので、私も含め、身体を労わりながら、今年も過ごしていければと思うところです。

まずは近況報告を兼ねながら、今年最初の更新とさせて頂きます。

 

 

 

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