「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

六神石神社 観月祭・女子神楽

2018-10-02 15:23:46 | 郷土芸能

先週の月曜日は十五夜、六神石神社観月祭でした。

ちなみに来年は9月13日が十五夜になります。

ところで来年の遠野まつり、さあ、いつになるのでしょう?(随分と気が早い・・・・汗)

9月14、15日だと、前日には上記の観月祭、青森県の櫛引八幡では遠野からの流鏑馬奉納があり、

花巻まつりとも重なりそうです。

21,22日になると、翌日が六神石神社・金ケ沢稲荷神社の例祭で、大槌まつりと重なりそうです。

その他9月の例祭は下記のとおり

松崎町の元八幡、達曽部八幡、綾織町の駒形神社、鱒沢の四社合同例祭、宮守町の迷岡駒形神社、小沢八幡神社

いずれにしても何かと重なりますが、流鏑馬を行うには、21,22日のほうが馬の都合は良いようです。笑

脱線しましたが、観月祭へ

 

前日に例祭が終わったばかりという事で、宮司様も相当お疲れのようでしたが、

まずは観月祭の神事から。

この日は東京?から御朱印を頂きに来ていた女性が、一般参集者を代表して榊を奉納しました。

 

挨拶の後、女子神楽の始まりです。

 

土淵町の飯豊神楽さんの岩戸開き舞から。

飯豊神楽さんのある飯豊では、例年11月最初の日曜日辺りが飯豊まつりになっております。

その様子は拙ブログ内「飯豊まつり」で検索してみて下さい。

 

この二日前の宵宮では気分よく撮影できたのですが、雨が降りそうな天気のせいか、

思ったようにピントが合いませんでした。

(女子神楽という事で、気持ちがゆれていたのかも・・・汗)

 

同じく、八幡舞

 

飯豊さん、いったい何人の女性がいるのかと思うほど多くの女性が参加している神楽です。

 

続いて、小友町の外山神楽さん

 

天女舞い

 

始まる前に小さなお子さんが泣いていましたが、この舞の辺りには泣き止みました。

 

上郷町の平倉神楽さん

 

頭が床につきそうなブリッジ?に拍手喝采

 

生憎の曇り空で、月明かりも乏しかったのですが、

逆に神楽殿の明るさが際立ちます。

 

外山神楽さんの八幡舞

拙ブログで何度も記すように、遠野山伏系の飯豊神楽さんと大迫早池峰系外山神楽さんの八幡舞では、

舞いの違いが一目瞭然の演目です。機会があれば、よくご覧ください。

 

平倉神楽さんの龍殿の舞

 

上郷まつりで観た時より、スピードアップです!

 

6時から始まり、2時間経過

例祭疲れには程よい頃、女性ではなく男子高校生による下舞い

花巻周辺では、若者たちが神楽に情熱を注いでいる姿が見受けられますが、

遠野では女性の活躍はこの通りで、その後を追うように男子も続くような芽が出始めていると感じます。

 

最後は外山神楽さんの権現舞で終わりとなり、

これで、三日通った六神石神社さんから解放されました!笑