梅雨冷えの一日でした
今日は真ん中の角袋を。
さらなる伸縮性を求めてか
それとも透過性のためか
経緯共、綯われた糸で荒く平織りされた初見の生地の角袋は
よーく働いたと見え、穴ぼこまるけ
織りあげる際に糸の特徴
● 角袋 - 2
おそらく 藤布(どうも附に落ちず最初木綿と見解しましたが材質を訂正しました。)
大正 - 昭和初期ごろ
W50 L80 cm (最大部)
* ご売約済みとなりました、ありがとうございます。
でんぷん質のものに使ったのでしょうか、特につのの部分糊が効いたように生地が固めです
追記:→ 藤布の特徴として、玄米粉と蕎麦粉で出来た糊を織り上げる際に、糸の毛羽立ちを防ぐため経糸に糊を塗るのだそう、
山間部で織られた藤布は、海岸地域で働いた海女たちの主に”すまぶくろ”などに形を変え、
貝や天草容れとして使われたとの記述を見つけました
この、穴の開き方は鋭い磯ノミによるものでしょうかー。
自然布の判断は難解です、繊維の特徴やまた用途の痕跡から以上のような見解にたどり着きました、
違っていましたら、ご教示頂けますと幸いに存じます。
* 6/13(水) - 17(日)営業日、18(月)店休日、19(火) 20(水)営業日 を予定しております。
以降、6月の営業予定です → ☆
どうぞよろしくお願いいたします。
FUCHISO (フウチソウ)
〒150-0001 渋谷区神宮前3丁目7-4 和泉ビル201 / TEL・FAX 03-5474-7107
● OPEN 12:00-18:00頃
*仕入れ・骨董市等イベントの出店により 不定休 での営業とさせて頂いております
お手数をお掛け致しますが等ブログ、もしくはお電話にて営業予定をご確認の上、
お出掛け頂けましたなら幸いに存じます。