風鈴食堂のレシピ

夫は作る、妻は写真を撮って食べる!
仮想空間で営業している謎の夫婦フードユニット「風鈴食堂」のレシピブログです。

♪苺ジャム

2008年04月10日 | スイーツ
カメラ担当入院のため長らくお休みをしておりましたが、無事戻りましたのでブログを再開したいと思います。
たまに覗いてくださっていた皆様、ご心配をおかけいたしました!

復活第一号は春らしい食材を使ったレシピの紹介です。
この時期、だいぶ安くなってくる苺。
路地物の小粒の苺は、ジャム作りにぴったりです。
作りたてのジャムって、本当に美味しいですよね。

♪苺ジャム
【材料】
苺(2パック)、グラニュー糖(大さじ2)、カシスリキュール(大さじ1)、レモン汁(数滴)

【作り方】
苺は洗ってヘタを取る。

ホウロウ鍋に苺、グラニュー糖、カシスリキュールを入れ、中火で煮詰めていく。

仕上げにレモン汁を入れる。


甘さ控えめのレシピです。
カシスリキュールは、入れても入れなくてもOK。
自家製ジャムは、なんとなく粒をつぶすのがしのびなく、苺の原形を残して煮てます。
パンやヨーグルト、紅茶などにピッタリですよ。




♪おせち料理

2008年01月05日 | 季節料理
新年、明けましておめでとうございます。
本年も風鈴食堂をよろしくお願い申し上げます!!

年明け初めてのブログ更新は、、、
年末からこつこつと仕込んでいたおせち料理の紹介です。
まずは、今年のおせちの中身紹介をば。

お重
上段:鰆西京漬、帆立串、海老串、鯛蒲鉾、焼豚
下段:煮〆(鳥、人参、大根、蓮、八頭)

お鉢
鯛大根煮

お雑煮
餅、鳥、鯛蒲鉾、三葉、法連草、柚子

お重は二段のミニお重です。
栗きんとん、黒豆等甘いものが作れなかったのが残念。
お雑煮は、関東風です。
自分の出身は京都なので、実家の雑煮は白味噌椀なのですが、実は好きなのは相方の実家の味、関東風の出汁が利いた雑煮なのです。
というわけで、我が家では関東風を採用しております。

そして今回ご紹介する料理は、お鉢で盛り付けた「鯛大根」。
イメージは京料理の「鯛かぶら」なのですが、関東ではかぶらがなかなか手に入らないため大根で作ってみました。
鯛の頭のみを使用しているため、手間の割にはまったく値段のかからない料理です(今回は天然鯛の頭を使用してお値段なんと250円!)。

♪鯛大根
【材料】
鯛の頭、大根、生姜、昆布、醤油(あれば薄口と濃口を半々で)、みりん、日本酒、砂糖、塩

鯛の頭は塩をして20分ほど置き、湯霜にする。
大根は輪切りするして面取りをする。
生姜は千切りにする。

水、醤油、みりん、日本酒、砂糖を合わせて沸騰させたものに湯霜にした鯛の頭、生姜を入れ、落し蓋をして10分ほど煮る。
煮上がったものを、鯛の頭と汁に分けておく。
別の鍋で、大根を水から茹でる。
大根に串が通るほどに茹で上がったら大根を取りだす。

鯛の頭を煮た汁で、大根を煮る。
汁気が足りなければ水を足す。
大根に十分味が染みたら、煮上がった鯛の頭を足して温まる程度に火を入れる。

器に盛り、刻んだ柚子を散らす・。


調味料の分量は、適当でモウシワケナイのですが、醤油:みりん:日本酒=1:1:1くらいです。
水適量に、おたまで1杯づつ醤油、みりん、日本酒を入れ、その分量だと砂糖が大さじ1程度でしょうか。
いつも、適当にやっているのでようわからん。

手間暇かけた分は、間違いなく返ってくる美味しい料理ですよ。
本場の鯛かぶらも冬の料理です。
寒い時期に是非!










♪金目鯛のグリル/金目鯛のスープ/牡蠣のチーズリゾット

2007年12月30日 | 
今年もあと一日と少しになりました。
年内最後の更新になるかな?

今日は、クリスマスイヴに作った、所謂クリスマスディナーのご紹介です。
例年は、イタリアンのコースのような作り(前菜→パスタかリゾット→メイン→デザート)にするのですが、今年は、前日に重たいものを食したため、魚中心、前菜も削った軽めのディナーになりました。
順番にご紹介をば。

♪金目鯛のグリル
【材料】
金目鯛、タイム、ローズマリー、レモン、塩、黒胡椒、オリーブオイル、強力粉、白ワイン

【作り方】
金目鯛は、内臓を抜き、鱗を落として3枚におろし、切り身を適当な大きさに切って、塩胡椒をして20分ほど置く。

フライパンにオリーブオイルを熱し、強力粉をはたいた金目鯛をタイム、ローズマリーと一緒に皮目を下にして焼く。
焼き目がついたら、ひっくり返して白ワインを少量入れてさらに焼く。

食べるときにはレモンをしぼって!

♪金目鯛のスープ
【材料】
金目鯛(アラ)1匹分、玉葱(半分)、ブロッコリーの芯(1個分)、トマト(小1個)、長葱(1本)、出汁昆布、白ワイン、塩、タイム、ローリエ

【作り方】
金目鯛のグリルに使用した身以外の部分(頭・骨等)に塩をして20分程度置く。
玉葱はみじん切りにする。
ブロッコリーの芯は適当に食べやすい大きさに切る。
長葱は斜め切りにする。
トマトは適当な大きさに切る。

鍋にオリーブオイルを入れ、玉葱→長葱→ブロッコリーの芯の順番で炒める。
トマトを入れ、水、ローリエ、出汁昆布を入れて火にかけ、沸騰直前に出汁昆布を引き出す。
湯霜(お湯をかけること)にした金目鯛のアラを入れ、白ワイン、タイムを入れて弱火で20分程度煮込む。
塩で味付けをする。

♪牡蠣のチーズリゾット
【材料】
牡蠣(150g)、玉葱(半分)、米(2合弱)、大根(少量)、ほうれん草(少量)、パルメザンチーズ、塩、オリーブオイル、白ワイン

【作り方】
牡蠣は白ワインを入れて、蓋をしたフライパンで火を通し、身と汁を分けておく。
ほうれん草は固めにゆでておく。
玉葱はみじん切りにする。
大根は5mm幅程度のの角切りにする。

フライパンにオリーブオイルを入れ、玉葱を焦がさぬように炒め、大根を入れて透き通るまで炒める。
米を入れ、透き通るまで炒めたら、白ワインを入れて強火にし、アルコール分をとばす。
牡蠣を炒めた汁と、水をひたひたになる程度入れ、火にかける。
水は、米がアルデンテになるまで、蒸発した分を数回にわけて足していく。

塩、パルメザンチーズで味付けをし、完成直前に牡蠣とほうれん草を入れる。
完成後、さらにパルメザンチーズをかける。

♪チーズケーキ
相方作。
作り方は内緒!

★ワンポイントアドバイス&独り言
今回は、メインの金目鯛のグリルと、牡蠣のリゾットをワンプレートで盛り合わせてみました。
付け合せは、茹でたブロッコリーと焼き長葱に、塩とレモン、オリーブオイルをかけたものです。

金目鯛を1匹で買ってきたので、身とアラを別の使い方で作ってみました。
スープは生臭くなるのを防ぐため、ブリ大根のように丁寧に作ってみましたよ。
若干、和のテイストが入っております。
グリルはコテコテの香草焼きです。

リゾットを作る際は、テフロン加工のフライパンが重宝します。
焦げなくてよいです。
パルメザンは削りたてが一番かと。

今回、一番感動したのは、金目鯛のスープでした。
金目鯛のダシと、野菜の甘み、トマトの酸味が渾然一体となって美味いのなんのって。
これはおすすめです。
絶対、グツグツ言わさないように、丁寧に煮込んでくださいね。


今年からはじめたこのブログ。
後半は更新がずいぶんと遅れてしまいましたが、それでも覗いてくれる皆様、どうもありがとうございました。
来年は、もう少しだけ、頻度を多くしていきたいと思う今日この頃。
見てくれる方、少しでもコメント等を残していただけると励みになります。
よろしくお願いします。

では、来年もよろしくお願いします!
よいお年を!














♪豚肉の葱巻き、蕪ソース

2007年12月03日 | 
お久しぶりです!
気がついたら、もう12月ですね。
あっという間に月日が経ってしまいました。

近所の農家の野菜も、秋~冬野菜になってきました。
この時期美味しい野菜は、ほんとにたくさんあり、毎日何を使うか迷ってしまうほどです。
今日ご紹介するレシピは、秋冬に美味しい蕪と長葱を使った料理です。
蕪の葉も余さず全部使えるのがうれしいですね。

♪豚肉の葱巻き、蕪ソース
【材料】
豚肉薄切り、長葱、蕪、蕪の葉、ポン酢、白ごま、油、日本酒

【作り方】
蕪は皮をむき、おろし金ですりおろす。
蕪の葉はみじん切りにする。

長葱は3cm幅に切る。
切った長葱を豚肉で巻く。

フライパンに油をひき、豚肉を巻いた長葱を焼く。
最初は中火で豚肉に焼き色をつけ、日本酒をふって蓋をし、弱火で長葱に火が通るようじっくりと蒸し焼きにする。

フライパンから一度焼いたものを取り出し、油をきってからすりおろした蕪、蕪の葉、ポン酢を入れて少し煮詰める。

フライパンに焼いたものを戻し、ソースとなじませるように少し煮る。

皿に盛り、白ゴマをふる。


豚肉の薄切りは、好みでロース、バラ、モモ等使ってみてください。
今度作るときは、えのき等も巻いてみようかな。








栗ごはん

2007年10月03日 | ご飯物・丼物
新米の美味しい季節になってきました!
知り合いから、近所の栗をもらったので、思いきって栗ごはんを作ってみました。
しかし、栗の皮むきは辛い作業ですね。
渋皮が取れない取れない、、、
栗ごはんはとても美味しいけど、栗の皮むきを考えると、1年に1回作ればいいかな?などと思ってしまいました。
同じく秋の味覚、秋刀魚と合わせるために、あっさりと炊き上げましたよ。

♪栗ごはん
【材料】
米(2合)、栗(殻付で米と同量程度)、昆布(1枚)、酒、塩
【作り方】
栗は熱湯につけ、熱湯に手を入れられるくらい冷めたら取り出し、皮を剥く。
皮を剥いた栗は水につけ、アクをぬく。

米をとぎ、ザルにあけておく。

通常量の水を入れ、昆布、酒少量、塩少量を入れ、最後に栗を入れて炊く。


残りの栗は甘露煮に。
今回は、蜂蜜と少量のみりん、塩で煮てみました。
砂糖を使うより若干あっさりした仕上がりに。