綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

そして「銃爪」

2007-06-07 02:37:50 | COLUMN
 ついでなので「銃爪」(ひきがね)のシングルジャケット。1978年・夏、中1の克幸少年は発売日にレコード屋さんに走りました。そして擦り切れるほど聴き、いつか世良公則のようになりたいと思いました。しかし「僕は世良にはなれない」と気付き、その瞬間から自分の音楽(のようなもの)が始まりました・・・。

 世良公則→ロッド・ステュワート→フェイセズ→スモール・フェイセズという洋楽の聴き方も出来たし、今考えればホンキートンクなピアノフレーズが多かったおかげで、後にニューオーリンズ音楽を聴く下地が出来たのかもしれない。

 僕の上の世代には「歌謡ロック」と否定的な意見も多かったけれど、僕の世代は勿論、三つ下のモッドな山下洋くん(フリーダム・スイート/ワック・ワック・リズム・バンド)辺りでも、彼曰く「僕の世代みんなツイストLOVEっすよ!」ということらしい。みんな自分のやってる音楽と全然違うけどね。VIVA! ツイスト。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●追記 B面の「Cry」も男心に沁みるいい曲なんだこれが。ね?コータロー隊長。
コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ディランで銃爪 | トップ | 続・男汁弾き語り »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
要リサーチ。 (可えるぴあの)
2007-06-07 06:08:04
「二回も『銃爪』ネタが続いているけど、『銃爪』っていったい何て読むんだろう?」

・・・・って思っている人もいるかも。思いっきり昭和な話だもんね。普通のことのように読めちゃう世代って意外にせまい範囲に限定されていたりして。
返信する
Unknown (青石鹸)
2007-06-07 07:19:57
この前の日記を拝読してから、youtubeで世良正則(これ一括変換でした)のビデオを見まくりました。なつかし~。そっからさらに、もんた&ブラザース(これ名曲ですよやっぱり)、南佳孝(かなり好きでした)などまで、仕事そっちのけで見続けてしまいました。70年代最後のあたりのニューミュージック(笑)って、今改めて聴くとけっこうクオリティ高かったんだな、と思わされます。
返信する
今夜こそお前を落としてみせる (watauchi)
2007-06-07 08:03:27
かえるさん久し振り!

>『銃爪』っていったい何て読むんだろう?」

確かに読めない人もいるだろな~と思いつつ、何て読むのかわからずもどかしくなってほしかったりして(笑)。でも直したよ。


青石鹸さん
所謂ニューミュージック、良い歌多いですよね。歌謡っぷりと洋楽っぷりが色濃く混ざってて。原田真二、渡辺真知子も良い歌歌ってたなぁ。
返信する
唾を吐きかけなじるぅ (mar)
2007-06-07 09:28:53
>後にニューオーリンズ音楽を聴く下地が出来たのかもしれない。

僕もニューオーリンズものにどっぷりハマってるので、コレ妙に納得しちゃいました!

ピアノの神本さんのお陰で、ファンク系のアフロヘアにも動揺しませんでしたし...
返信する
この街ぅを~、散歩するうっっ!! (まついたかし)
2007-06-07 21:17:37
白状します。私も中学校の時、ツイストのコピーバンドやってました。今思うとニューオーリンズ系はこの頃に下地ができていたのかしら?その後、20代ではボ・ガンボスにのめり込みました。
原田真二は『サウザンドナイツ』の曲の構成がとても斬新で好きでしたね。
遅ればせながら、Travis新譜手に入れました!大好きです。
返信する
そうなんだぁ・・・ (タツロウ)
2007-06-07 22:23:59
ツイスト人気って凄いんですね!
アクションもインパクトありましたよね。
ボクはどちらかと言えばサザン・オール・スターズやオフコースでしたね。
「俺」よりも「君と僕」なのか?軟派なのかも・・・
小学生はやっぱりピンク・レディー。(笑)

>原田真二、渡辺真知子
こちらも大好きです。
原田真二の「恋の500マイル」ってタイトルにはビックリしましたよね。
この方、一時期T.Rexか?ってぐらいにブギーしてた事もありましたね。

>歌謡ロック
真っ先に思い出すのはCHAR。
今も良く聴きます。
歌謡ロックの系譜って80年代半ばの吉川晃司にも通ずるものを感じます。
本田やすあき(漢字?)、坂上忍も違った感じでロックテイストでしたよね。
最近は通ずる方って居ないんですかね?

松井先生!
新しい街はいかがですか?
TRAVISまだ聴いてません。(^_^;)
返信する
Tonight tonight!(思いっきりサビ)                                              (EMOKA)
2007-06-08 02:01:23
引き続き「銃爪」ネタ、とても勉強になります!綿内さんも世良好き、綿内さんファンの私も世良好き。やっぱり、どこかになんとなくスピリットを感じるのかしら・・・。いつもステキな歌をありがとう!ってしみじみ思います。そう、私もTRAVISの新譜ゲットしました!美メロ健在で感動。ちなみに綿内さんの曲もかなりの美メロですよね♪
返信する
Wow wow 耐え切れず落としたなみだ~♪ (watauchi)
2007-06-08 02:24:54
marさん
そう!最年少、ピアノの神ちゃんです。「知らんぷり」のイントロのピアノ、これが南部音楽への最初の招待状でした。あと、「SOPPO」もね。

松井先生
カミングアウトですね。原田真二は「タイムトラベル」のピアノで作った曲特有の目まぐるしい展開に、こりゃギターじゃ弾けないわ、俺には無理って思ったもんです。Travisはコンパクトに美しい曲が多いですよね。

タツロウ君
筒見京平作のCHARの歌謡ロック路線、好きです。その路線だと桑名正博もね!

EMOKAさん
>やっぱり、どこかになんとなくスピリットを感じるのかしら
わはは。考えた事なかったけど、洋楽+70年代後半のドラマ主題歌やザ・ベストテンというのは僕の作風の中にある大事なポイントかもしれないです。もちろんTravisのような美メロも大事なポイントです。
返信する
歌謡ロック (タツロウ)
2007-06-08 12:47:16
ツイストもCharも含めて'70年代後半の歌謡ロックは「昭和の色気」みたいなのが感じられて、色っぽいんですよね。

そっかぁ、綿内作の色気にも通じているんですね。(笑)
返信する
昭和の色気 (watauchi)
2007-06-08 19:03:00
タツロウ君
「昭和の色気」・・確かに!「洋楽と日本語の歌」がせめぎ合うところがスリルだし面白いところだし、色気がある部分だと思います。いつも大事にしたいポイントです。
返信する

コメントを投稿

COLUMN」カテゴリの最新記事