ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

日本選手権のカラーリングについて

2009-10-13 23:17:50 | Weblog
昨日の日本選手権のカラーリングに

関して、「なぜカラーを塗らなかったのか」

とのご質問を頂きましたので、私の考えていた

ことを書きたいと思います。


今回は作戦として敢えてカラーをあまり

塗らない、ということを事前に決めて

いました。

これは、カラーをたくさん塗ると

筋肉の質感が損なわれてしまうためです。

私が今シーズン大会で結果を出せたのは、

仕上がりや筋肉の質感をうまく表現できた

部分が大きい、と思っています。

従い、日本選手権でも自分の生命線である

仕上がり、質感を大事にするために、

敢えて「薄塗り」を実行したのです。

この「薄塗り」は、大会の2日前に

塗りの「リハーサル」を行い、

前日の関東学生ボディビル選手権の

ゲストポーズで予行演習を行い、

自分なりに手ごたえを感じていました。

当日は、チームサウス(相川さん、山田さん、

私)の3人に佐々木君を加えた4人で

カラーリングを行ないました。

佐々木君とは、関東学生ボディビル選手権の

時に話しをする機会があり、お互いに

「仕上がり、筋肉の質感を大事にしたい」という

部分で方向性が同じだったので、

「それじゃぁ、日本選手権で一緒にやろう」という

ことになりました。


しかし実際に「薄塗り」をしてみると、

観客席で見ている方から、「色が白く見えるから

もっと塗ったほうがいい」とのご指摘を頂くことに

なりました。

ご指摘を頂いてからは、比較的塗ったと思いますが、

それでも見ていた方の目には、「カラーをあまり塗って

いない」と写ったようです。

今回の会場はライティングが強く、(カラーリングを

することを前提としたライティングだったのでしょう)

「薄塗り」には向いていなかったようです。

昨日は、ボディビルという競技の難しさを

改めて実感した日でもありました。

カラーリングOKの大会に出場する際は、

カラーを塗ったときに映える体をつくって

いかないといけませんね。


ただ、昨日私が予選を通過出来なかったのは、

私に実力がなかっただけです。


今後については、これからゆっくり考えます。


高梨 圭祐







コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする