脚下照顧

いつかあの空の彼方へ

沖縄、六ヶ所を見捨てた結果が福島。破局を無視してより大きな破局へ向かう負の連鎖。

2012年01月24日 | Weblog
痛みは身体が病んでいるサイン。

沖縄や六ヶ所の苦しみは国が病んでいるサイン。

見過ごせば悪化し中枢も侵されるのは必然。

中枢が侵されてなお放置すれば破滅は自明。

その場しのぎの道具に過ぎない薬や手術では治らない。

思い込みと生活習慣を改めることだけが身体を良くする。

少しでもマシにする手立ては唯一。
自らの意思を持って動くこと。


福島 ≧ 沖縄。 異なるのは一億総高線量被曝

2012年01月24日 | Weblog

被曝による破局的危機は今此の時も続いているにも拘らず、
大飯原発から無理矢理再稼働させようとしている原子力ムラ

幼子が犯され弱者が踏みにじられるているにも拘らず、
それを放置したまま沖縄に押し付け続けようとしている日本政府と国民。

痛みは病んでいるサイン。

見過ごし放っておけば重篤化し悪化して転移するのは当然。

さらに放置すれば中枢も侵され、
やがて死に土に帰るのは必然。




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地元で一定の利権を作り出し、そこに嫌なものを押し付け、中央企業や官僚がより多くの利権を享受する~これが日本の戦後の経済発展の影の部分だった。基地問題や原発問題はその典型例だ。いずれも、本当に必要かどうかは分らない一方で、秘密を理由に詳細なデータは明らかにされず、予算は天井知らず…。こんなに美味しい事業はない。

 東京電力福島原発の事故を経験し、その構造を知った私たちは、沖縄問題にも目を向けなければならない。同じ構造における被害者として、東北関東は沖縄と、沖縄は東北関東と連帯しなければならない。

 原発は貧困地域に押し付けられた。沖縄の基地も、徐々に沖縄に集中させられた。以前は、本土にも多くの基地があったが、それらは沖縄に移された。そういうことはマスメディアでもはや語られることはない。沖縄の民が基地で儲けたような報道さえされている。

 そう、地元の視点に立たない報道のあり方も、福島、沖縄で一致している。事故前に本気で地元の危険性の指摘を取り上げていれば、ここまで深刻な事態にはいたらなかったかもしれない。沖縄も米軍人が刑事的な手続きから免れるような協定が結ばれ、その結果、多くの女性が犠牲になってきた。本土のマスメディアは、この問題点を指摘し、本気で変えようとしただろうか?マスメディアがアメリカ側の立場(=実際には、日本で利権を得ているものの立場)から報道してきたことについては※1など。

 そして、米国が日本にしたことを、日本が他の国にしていること、まるでいじめられた人がほかの人を同じようにいじめるようにしていることも同じだ。

 あれだけの事故があったにもかかわらず、日本は海外へ原発を輸出しようとしている。他方、自衛隊は、ジブチに海外基地を設けたが、自衛隊は刑事手続から免れるような仕組みが採用されている(※2)。

 いま、沖縄では、望んでいない軍事施設が強行建設されようとしている。




http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/a989635ecba72aae36203ce5550b6ee7