インド研修日記

システムエンジニア兼空手家の2ヶ月間のインド研修の日記

研修32&33日目 と 運が良かった話(11/16 & 11/17)

2010-11-18 01:19:18 | 日記
研修32&33日目

今日からPMBOK(Project Management body of knowledge)を
ベースにProject Managementについて学習です。

ちなみに日本ではPMBOKのことをピンボックと言っていましたが、
先生はピーエムブックと言っているので最初はなれませんでした

PMBOKは世界共通の内容で日本語のテキストも沢山あり、
私はたまたま一昨年に会社の先輩がチームの勉強会で
PMBOKについて説明してくれていたのでその記憶を
呼び起こしながら授業についていっています

当たり前ですが先生が変わると進め方も変わり、
今回の先生はとても私達の理解度を気にする人で、
よく一人一人に理解していますか?と確認します
日本人は理解していても反応がとても少ないためで、
これまでの先生が日本人慣れしていたから
先生も気にしないで進めていたので
逆に気が付かなかったのだと思います

あまり反応が良くないと何度も同じことを説明してくれるので
明日からは適度にオーバーにうなずくようにしようと思います

<運が良かった話>
実は、10/28にインドで日本語を勉強する青年と食事をした時に、
会計の後に財布をレストランに忘れてしまうという事件がありました

翌日はクロスカルチャーで村に行くという研修だったので、
財布を使うことがなかったので一日中気が付かないで
アパートに戻ってから財布がないことに気が付きました

何故かレストランのレシートだけは持って帰っていたので、
あせる気持ちを落ち着かせてレストランに電話しました

「昨日、レストランでブラウン色の財布を忘れたけど、ありますか?」
「おお、KIKUCHIっていう名前がカードに書いてある財布か?」

 神様ありがとう

「そうそれ ありがとう。私がKIKUCIHです。明日取りに行きます。」
「いや、KIKUCHIの財布は今朝KIKUCHIが取りに来たよ」

 えっ

「いや私がKIKUCHIだからそんなハズはない」
「いやいや、だからKIKUCHIの財布は今朝KIKUCHIが取りに来たよ」

 はぁ~
 よく意味のわからない嘘をついて盗むつもりかと思い、

「なに言っているの、私がKIKUCHIだから取りに行くはずないじゃん
「いやいや、だからKIKUCHIの財布は、、、ガチャ」

と一方的に電話が切れてしまい
焦りと怒りの気持ちを抑えて、
自分の英語だとうまくいかないと判断して、
インド人のコーディネーターさんに電話しました

「夜分遅くすみません、レストランに財布を忘れたので電話をしてほしいのですが
「YES、YES、財布ですよね今朝お店から電話があったから取りに行きました。
 連絡しようとしたのですが繋がらなかったので、明日渡そうと思っていました

 どういうこと 

「ああ、ケタキさんが私の財布を取りに言ってくれたのですね
「YES、YES

そうです、お店の人は「KIKUCHIの財布はケタキが取りに来た」と
説明してくれていたのですが、焦っていた私はケタキをキクチと
ずっと勘違いしてたのでかみ合わなかったのです
結局、財布の中に研修先の緊急連絡先の紙を入れていたので、
それをお店の人が見て電話してくれていたみたいです

プネに来てからインドの人を100%は信用できていなかったのですが、
このことがきっかけとなってインド人を信用するようになりました
まぁ、そもそも財布を無くしてしまうことはよくないことなので、
次回から海外に行くときは安い財布&安いチェーンを付けて
財布を無くさないようにしたいと思います

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