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パリ

 花の都パリは、自由な空気がただよい活気に満ちあふれている。
 早速紹介していただいた魚料理専門レストランに面接に行くと、
シェフにではなくオーナーにあっさり断られ、途方にくれてしまった。
ミッシェランのガイドブックを頼りに仕事を捜してパリ市内のレストランを廻っていたが、その門を開いてはくれなかった。
 美術館でゆっくり絵画を見て廻り、クニヤンクールの蚤の市で骨董品を、
図書館で豊富な料理書籍などに携わる時間には恵まれた。
 夜、安宿で1人で飲むワインがより深く酔わせる。
 そんな毎日が続き、あるレストランを訪ねてみるとそこのシェフが、
地下鉄ポルトマイヨ近くのレストランが料理人を探しているとアドバイスしてくれた。
そこに行ってみると、明日10時にもう一度来てほしいとのことだった。
翌日行ってみると、年の頃は60代半ばで、眼光は鋭く、白髪交じりのフランス人が椅子に座っていた。
ただいろいろ訊かれただけだったので、私は席を立ち去ろうとしていた。
「明日8時半からここで仕事だよ」と笑顔でそのチャンスをくれた。
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