僕の一番好きな作家である島田荘司氏の新刊『帝都衛星軌道』(講談社刊)が5月26日(金)に発売された。もちろん僕は即買い。本体価格1800円+税。まだ未読なので感想は述べられませんが、約350ページの比較的ボリュームのある単行本ですので、読み応えは十分だと思います。
収録作品は書名タイトルと同じ「帝都衛星軌道」と「ジャングルの虫たち」の中篇2作品収録で、初出は小説現代増刊号『メフィスト』と書かれております。本単行本の中では「帝都衛星軌道(前編)」⇒「ジャングルの虫たち」⇒「帝都衛星軌道(後編)」という形で変則的な構成が組まれております。収録された中篇の発表年月をみると「帝都衛星軌道」は2006年1月なのに対して、この作品に挟まれている「ジャングルの虫たち」は2004年5月発表の作品なので、果たしてこれが何を意味しているのか、実際に読み終わるまでは謎が解けないと思いますが、また別の意味で著者・島田荘司氏の仕掛けが楽しみであります(笑)。
尚、単行本の腰巻には『正直言って、自信作です。島田荘司』と書かれているのが非常に気になりますね(苦笑)。読み始めるのが楽しみな一冊です。
こちらからもTBをうちました。これからもよろしくお願いします。
こちらこそ、はじめまして。
コメント&TBありがとうございました!!
今年は『島田荘司全集』の第1回配本も予定されておりますので、
島田荘司ファンとしては目が離せない一年になりそうです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。