今回から何回か続けて、博多めんたいロック(⇒表現古いなあ、笑)の雄「サンハウス」のアルバムについてご紹介してみたい。年末年始にかけて、CD棚を整理していたところ、埋もれていたサンハウスのアルバムが何枚かまとめて出てきたので、ちょうどいい機会ですし、これ幸いと年明けの特集企画とさせていただきました(笑)。
まず、第一回目の作品は全18曲入りのライブアルバム『BACK TO THE LIVE 1972』です。見るからにブートレッグまがいのジャケット・デザインですが、れっきとした公式盤だと思います(たぶん、苦笑)。しかしながら、外観だけでなく中身の音質もブートレッグ・レベルのクオリティでしたので、よっぽど聴き込んでいるサンハウス・マニアでないと最初からこのアルバムを聴くというのは、ちょいと酷かもしれませんね。あくまでもご参考程度に聞き止めてもらえれば幸いです。
僕がこのライブCDを購入したのは、今から10年以上前の話になりますが、仕事で福岡へ出張に出掛けた際、現在のドラムロゴスというライブハウスの近くで営業していた中古盤屋さんでこのアルバムを発見しました。中古盤屋さんでしたが、地元福岡ならではでしょう、博多ロック関係のコーナーが設置されており、そこでは新品商品も扱われておりました。この店で購入したのがこのライブ盤ともうひとつ、こちらも公式盤だと思われる再結成時のライブビデオでした(※ビデオは現在も自室内捜索中です、苦笑)。
一度も聞いたことのない発売元レーベル名でしたし、CDジャケットもどうみても「これってブートレッグだろ?」というようなチープなデザインで、最初は買おうかどうしようか迷いましたが、せっかく福岡まで来たのだから、話のネタついでに記念のお土産だと思って買って帰ろう、と決意してレジに足を運んだのでありました。そこで帰宅して、シーナ&ロケッツの公式ホームページから、サンハウス時代のディスコグラフィーを調べてみたところ、ありゃ、なんとこのアルバムも掲載されているじゃないですかー!!そうかそうか、鮎川誠氏公認(※そもそもは非公認で発売された作品なのかもしれませんが、笑)のアルバムだということで、これはやっぱり買って帰ってきて正解でした(苦笑)。その後、このアルバムを店頭で見かけることはほとんどありませんでしたが、一度だけ都内のタワレコで販売されているのを見つけて、「ああ、怪しいけどやっぱり公式盤だったんだー!」と納得した記憶がありますね。今じゃ懐かしい思い出の1コマです(笑)。
◎サンハウス 『BACK TO THE LIVE 1972』 (Kings World Records)
01. なまずの唄
02. 風よ吹け
03. すけこまし
04. 街
05. ふるさとのない人達
06. ねえママ
07. だんだん
08. 落ち目の唄
09. 家にお帰り
10. ロックンロールの真最中
11. 地獄へドライブ
12. 借家のブルース
13. おいら今まで
14. レモンティー
15. もうがまんできない
16. あの娘は18
17. ボロ人形
18. キング・スネーク・ブルース
※CDケース裏側ですが、ね、見るからに怪しいでしょ(苦笑)
おせっかいながら、投稿いたしました。
72年とうたっておりますが、74年(10月1日 パワーハウス)のライブのようです。収録音源のほかに「爆弾」、「Gimme Some Lovin'」も音源としてあるようです。
と思ってましたので、ご指摘助かりました!!
以前にも、このライブ盤の話が話題に出た時に
たしか「1972年」というのは誤表記である、
という指摘を受けたことがあるような気がしますが僕も記憶が曖昧でしたので、
今回はCD表記そのままに記載してしまいました。失礼致しました。
ま、いずれにしても元々出所が怪しいライブ音源だっただけに
どれを信じていいのか混乱も来たしておりましたので
録音日をはっきりさせるちょうど良い機会になりました。
改めて御礼申し上げます!!
今回、私のライフワークであるサンハウス音源についてちょっとだけ気になったもんですから書き込みさせて頂きます。
上記の収録日に関してですが、74年10月までは間違いありません。しかし、1日ってのには疑問が残ります。何故かと申しますと、この日は火曜日でして、通常週末にしかパワーハウスでやっていないからなんですが・・・。ちなみにこの音源を大昔から所有してるのですが、カセットラベルには74年10月と書かれてるだけで、Gimme Some Lovin'は演奏してますが、爆弾は当時完成しておりませんので当然含まれておりません。こんな事書いてもマニアックすぎて誰も興味がないか???(笑)
最後に一つだけ、この音源、私の友人がオープンリールを持ち込んで録音した物なのです。笑い話?なのですが、そのテープをある人物に貸したら・・・・。
ある人物って?あの人ですよ、あ・の・ひ・と(爆)
当時の状況を知ることも出来ない当方としては、大変貴重な情報で感謝しております。
正確な日付に関してはいつか判明できるといいなぁ。
この音源を聞かせてくれた友人からあ・の・ひ・との
事も教えていただきました。
じみへんさん、今後ともよろしくお願い致します。
では、失礼致します。
僕も風の噂では聞いたことがありましたけど、
こうやって改めてお話を聞きますと真実性が増しますね(苦笑)
当時、オープンリールを会場に持ち込んで録音した、という話もリアル度高いですね。
さらなる詳細情報のご提供に感謝です!!
どうもありがとうございました。