現在、超絶ギタリストのパット・トラヴァースと組んで活躍しているカーマイン・アピスの最新アルバム『Bazooka』を購入した。HMV輸入盤価格で税込2008円でした。
このアルバムの聴きどころはロック達人である2聖人の競演以外に、選曲の妙がありました。カクタス時代から演奏している1曲目の「EVIL」を聴いた瞬間、身体中に電気が走り、3曲目「SUPERSTITIOUS」5曲目「Livin' Alone」とベック・ボガート&アピス時代の代表曲を聴いた暁には、もはや全身がBBA化しておりました(笑)。そうかあ、カーマイン・アピス自らのセルフカヴァーを聴いてこんなにも興奮したのは久し振りのことでありました。日本人ギタリストのChar師匠と組んだ『CBA』やリック・デリンジャーと組んだ『DBA』の時でもこんなに聴き入ったことはなかったですね。それだけにこのパット・トラヴァースとの演奏は密度が濃いといいますか、演奏技術のレベルが極めて高いということが云えます。カーマイン・アピスもかなり本気のようで手抜き一切なしの全力で演奏している感じがビシビシ伝わってきますからね、単なる温故知新アルバムではありません。
極めつけは10曲目に収録されているクリームのカヴァー「Politician」でしょうか。クリームの曲の中でも、僕はとくにこの曲が好きなのであります(※但し「クロスロード」が一番好き!苦笑)が、今回のカヴァーバージョンもなかなか完成度が高く、オリジナルに負けずとも劣らないアレンジに仕上がっていると思います。これは必聴曲ですね。
ゲストには、スティーヴ・ルカサーや前出のリック・デリンジャーもギタリストとして参加しておりますので、聴きどころ満載のアルバムであります。これは機会があれば一度は生演奏で聴いてみたいプロジェクトですね。カーマイン・アピスもやる時はやるのであります(苦笑)!!
オススメの一枚です。是非お試しあれ。
◎PAT TRAVERS AND CARMINE APPICE 『Bazooka』
01. EVIL
02. Disappear
03. SUPERSTITIOUS
04. Crash & Burn
05. Livin' Alone
06. Misfortunate One
07. Last Child
08. SNORTIN' WHISKEY
09. Boom, Boom (Out Go The Lights)
10. Politician
11. Babylon Baby
12. BAZOOKA
DBA
年甲斐も無く西新宿に足を運んだりして音楽系バイアグラ効果のあるブログです。
前から気になっていたこのCD、記事を読んで買いに行って来たのですが、ついでにジミヘンコーナーをパラパラしていたら(儀式に近いのですが・・)、トリビュート版のGYPSY BLOOD Vol.2ついに見つけました。場所はなんと新宿の大型店Tレコード! 前に何度も儀式してるはずなんですがねえ、灯台下暗しでした。ちなみにVol.1は確か新百合丘の大型店で見つけました。
あちゃー、たしかにご指摘のとおりです。
うろ覚えのまま、書き込んでしまいましたんで
バンド名完全に間違えておりました(苦笑)。
Aがなければ「アピス」になりませんもんね、
僕も書き込んだ時に多少違和感を覚えたのですが、
深夜遅くに書いていたため、確認作業をサボってしまいました。
さっそく訂正しておきましたので、宜しくお願い致します。
ご指摘どうもありがとうございました!!感謝です。
TOSHIさん>
いつもご愛読ありがとうございます。
そうですか、早速タワレコでご購入されましたか。
同時購入されたジミヘンの『GYPSY BLOOD VOL.2』、
たしかに新宿タワレコで販売されておりましたね。
僕も以前見かけておりましたので、無事ご購入できて良かったですね。
また、ちょくちょく遊びにいらして下さい!!