2月頭に発売されると告知されていたエリック・クラプトンの来日公演最終日である 2006年12月9日の音源と映像がセットになってMID VALLEYから発売開始されました。2枚組プレスCD+DVDの3枚組セットで税込価格6800円(!)でした。ううーむ、予想していたよりもかなりリーズナブルな価格設定での販売でしたので、これはちょっとした嬉しい誤算でありました。その分、当初の予算内で同時発売されたクラプトンの74年物も合わせて購入することができましたので、ラッキーでしたね(苦笑)。
で、さっそく音源の方を聴いてみましたが、前評判どおりこの日の演奏は最高であります!!音質も一聴しただけではサウンドボードじゃないの?と思えてしまうぐらい、バリバリの極上ステレオ・オーディエンス録音で改めて驚いてしまいました。ううーむ、本当に最近の録音技術といいますか、録音機器の性能は向上しましたよね。一体どうやって録音しているのか、一度、ブートレッグ情報誌 『beatleg』 辺りで検証して欲しいですね~(笑)。いっそのこと、実際に会場録音を担当している隠密テーパーの方々に参加してもらい覆面座談会を開催してもらっても面白いと思いますが、やっぱりちょっとヤバいですかね(爆)!!
いや~、何度も云って本当にしつこいですけど、それにしても驚くばかりの超高音質ですよ。まるで目の前でクラプトンが演奏しているかのように生々しい音がスピーカーから流れ出てきますので、もう鼻血が吹き出してしまうぐらい興奮ものでありますよ(苦笑)。他レーベルからも同日のライブ音源が複数リリースされておりますが、MID VALLEYから本アイテムが発売されるまで待った甲斐がありましたね~、これは正解でした!!
演奏もこの最終日は、一曲目からデレク&ドミノス五連発でスタートしていますから、もう最初からアンコールの「クロスロード」までアドレナリンが沸騰しっぱなしのまま、最後まで一気に聴き通してしまいますっ!!僕は最終日前日の12月8日に同じ武道館で観戦しておりましたが、こうして聴き比べてみると、やはり演奏内容・選曲ともにこの最終日がベストだと思いましたね。
(⇒※尚、クラプトン本人はその前々日である12月6日のライヴが生涯1のベストプレイだった!とコメントしていたそうですけど、苦笑)
とにかく2006ジャパン・ツアーのライブ音源を集めているのであれば、絶対にこの日を外す訳にはいかないでしょうね。何が何でも、これはもうとにかく聴くしかないっ!といった感じの来日公演メモリアル・アイテムの決定版だと断言できますねー。あらら、また無意識のうちにCDプレイヤーのボタンを押してリピート再生しておりましたー。久々の強烈無比アイテムでしたね、いやーもう実にイイです!!拍手、拍手、大拍手~って感じであります、ハイ。
尚、CD2枚組には最終日の演奏が完全収録されているほか、11月9日に大阪城ホールで行なわれたリハーサル音源3曲が、こちらも超高音質でボーナス収録されておりました。また、気になるDVDの収録内容ですが、こちらは最終日の演奏ではなく、その前日である12月8日の公演から2曲だけですが、驚異的なオーディエンス・ショット映像で収められております。ステージ正面から撮った映像なのですが、これも一体どうやって撮影したんだろう?と思えるぐらいハイクオリティな映像なので、百聞は一見に如かず、是非ご覧になって欲しいと思います。とにかくスゴイの一言ですっ!!このほか、さらにボーナス映像としてクラプトンとJ.J.ケイルのインタビュー映像(約30分間)も収録されておりますので、こちらも楽しめます。いやー、もう満腹であります(苦笑)。
◎ERIC CLAPTON 『FAIRY TALES - in the EAST』 (MID VALLEY386/387)
DISC.1:
01. TELL THE TRUTH
02. KEY TO THE HIGHWAY
03. GOT TO GET BETTER IN A LITTLE WHILE
04. LITTLE WING
05. WHY DOES LOVE GOT TO BE SO SAD
06. RAMBLING ON MY MIND
07. OUTSIDE WOMAN BLUES
08. NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU'RE DOWN AND OUT
09. RUNNING ON FAITH
10.MOTHERLESS CHILDREN
DISC.2:
01. LITTLE QUEEN OF SPADES
02. ANYDAY
03. WONDERFUL TONIGHT
04. LAYLA
05. COCAINE
06. CROSSROADS
※2006 DECEMBER 9TH, LIVE AT BUDOKAN, TOKYO, JAPAN
07. FURTHER ON UP THE ROAD
08. WONDERFUL TONIGHT
09. ANYDAY
※2006 NOVEMBER 9TH, REHEARSAL AT OSAKA CASTLE HALL, OSAKA, JAPAN
DVD:
01. LITTLE WING
02. WHY DOES LOVE GOT TO BE SO SAD
※2006 DECEMBER 8TH, LIVE AT BUDOKAN, TOKYO, JAPAN
03. CALE & CLAPTON “WORLDWIDE INTERVIEW”
※コチラがオマケで同封されていた日本公演最終日のセットリスト表コピーです。
なんともマニアックな・・・・(笑)。
この日はしっかり観に行きましたが私が行った5回中一番素晴らしい内容でしたね。「Got To Get Better....」ではECが弦を切るほどの爆発演奏!!そして「Little Wing」ではドイルにもっとソロを弾けと促したりと(実際ドイルのソロは8日より長いでしょう?)見所満載でした!!これは買うしかありませんね!!
ええ、今回は発売延期もなく予定通りにリリースされましたね。
平日昼間だったにも関わらず、BF店内には
本アイテム購入目当てのお客さんが多かったと思います。
From Gasoline Cityさん>
どうもご無沙汰しております。
そーですか、12月6日公演もご覧になられていたんですね。
クラプトン自身も「12月6日は満足のいく素晴らしいプレイができた」
と発言していたそうですから、よっぽど出来が良かったんでしょう。
最終日は選曲はベストだったと思いますが、
ギタープレイ自体は多少ミスっている箇所もあったみたいですからね(苦笑)。
Taperさん>
ご丁寧にありがとうございます(笑)
たしかに近年の高音質なオーディエンス録音というのは、
録音テクニック云々というよりも録音機材の技術革新の賜物なんでしょうね。
あとは録音位置の確保(これが一番難しいんじゃないでしょうか?)
と安定した録音状態の維持なんでしょうね。
テーパーの方々のおかげでこうして僕らも素晴らしい演奏を
後追い体験できるわけですから、いやもう感謝するしかありません(笑)。
もともと買わないつもりだった「74」、74年ツアーは何だかタルくて好きじゃないんです。「レイドバック」=「タルい」なんです。僕の中では。5000円という安さに思わず買いそうになりましたが、弱い意志をふりしぼって阻止しました。一応別の74年のブートを流してみて、やっぱりタルい!と確認しました!!しかし、発送は火曜日。まだ追加注文は出来ます。さあ、どうなるでしょう?
ブートの価格も最近は大分、こなれてきましたよね。と感じる神経が危ないですか?
明日、電話してしまいそうな自分が恐いっす!でも、この記事読んだら・・・
じみへんさんのコメント見て、仕事も集中できずに悩みに悩んで、結局、購入してしまいました。
この西新宿に、はまり込んでからというもの、欲求に打ち勝てず、何百連敗中です。
なんてったって、次にあるとおもうなBOOTLEGですからねぇ。大変です。
74年ツアーは、他日の音源をすでにお持ちであれば
無理して購入する必要はないと思いますよ(苦笑)
価格もプレス4枚組で5000円ということは、
リーズナブルで買いやすくなったという反面、
それほど数が売れるとも考えていない証拠だと思いますので(笑)。
内容的には良い音源だけに、埋もらせたままではあまりにも勿体ないので、
こうして販売されただけでも拍手パチパチもんですけどね。
ブートレッグは数年ごとに業界平均価格に大きな変動がありますが、
やはりリーズナブルな価格で販売されるに越したことないですからね。
これだけ競争が激化してくると、またバブル時代後期のような
ブート業界の崩壊劇が始まるかもしれませんね。
というか、すでに生き残り合戦が始まっている気もしますが・・・(苦笑)。
たしかに悩ましい問題ですよね。
欲しいけど、限りある懐具合を考えると後先考えずにという訳にも行きませんし。
他レーベルの音源を買った時に限って、後から完全盤や音質向上盤が
現れてくるのは世の常ですし(苦笑)。
ブート業界活性化のためには、ある程度の買い替え需要は
必要悪なのかもしれませんけどね。
でも買わされる身になると、やっぱり辛いですよねえ~。
決して安い投資じゃないですし・・・・。
でも、「見つけた時が買い時」というのは、ブート業界も
例外なく当てはまると思いますので、余計に悩ましいところですよね(苦笑)。