ビートルズが表紙のbeatleg最新号を購入し、自宅で読み始めて気が付きましたが、今号でなんと創刊100号目だったんですねー!!いやー、100号達成おめでとうございます!!
この手の雑誌は栄枯盛衰が激しく、実際に一番難しいのが「継続発行」なのだと思います。大抵の場合は志が高くても経営的な問題で長続きせず、最後は尻切れトンボのような状態で「休刊というの名の廃刊」というのが、一番多いパターンでしょうね。そう考えると本誌発刊とブートレッグ市場が急速に冷え込んだ時期が重なり合っていたにも関わらず、孤軍奮闘で「100号」まで続いたというのは、実に立派だと思います。
今号では「100号記念特集」ということで、ブートレッグの聖地・西新宿街にまつわる多数の回顧録的なエッセイが満載で、とても読み応えがあります。目次見出しを並べてみても、「The Beatles:音源流出のしくみ」「新宿レコード(西新宿の老舗レコード専門店)」「ドキドキ感が消えてしまった西新宿レコード街」「懐かしき関西のレコード屋」「なつかしやアナログ・ブート」「西新宿コレクター仙人に聞く!ブートレッグの過去、現在、未来を語る」「札幌ラーメン大富=小滝橋通りを見つめて34年」「業界筋が語る現代の音楽業界全体への大きな苦言」「関係者が語る来日アーティストの追憶」「録音狂時代」「流通するちょっとあやしい海外輸入盤」「フォーリンエンジェル麻里果ちゃん100号特別編」「70~80年代懐かしの西新宿7丁目マップ」などなど盛りだくさんです。今から20年ぐらい前の西新宿街をご存知の方には、涙がチョチョ切れる記事ばかりであることは請け合いですね(苦笑)。僕も深夜に時間を忘れて読み込んでしまいました。とても面白かったです。
私も買いました。やはりこういう特集がイイですよね。今年のジミー・ページの特集以来かな?西新宿の関連の記事は。今思うとGOLD WAX誌も懐かしく思ってしまいます。(笑)
beatleg magagineが100号以降、これからも出版し続いてもらいたいですね。
懐かしいレコード店名がたくさんででくる・・。
ええ、あまりの懐かしさに僕もGOLD WAX誌を少し思い出してしまいました。
現在執筆されているライターさんも結構被ってましたからね。
hiroさん>
僕も読んでいて、当時の西新宿を思い出しました。
やはりあの時代は良かったのかもしれません。
関西の記事も良かったですね。
柏木太郎さん>
ハイっ、同感です。
fighter-kさん>
関西の輸入レコード店の記事、早くアップしてくださいっ(苦笑)
楽しみにしてますよー!!
じみへんさんのここのブログも見落としてました。
僕のブート初体験もやはり西新宿、
Jeff Beck & Stanley Clarke「Mangled」・・・
もう28年ぐらい前ですよね。
その後、かなり経ってから9年ぐらい前に
GOLDMAX に入り、Beatleg の創刊号を買いました。懐かしいです。
僕のブート初体験は実は西新宿ではなく渋谷だったりするのですが。
最初は何の予備知識もなく、当時は東急ハンズ近くのビル2階にあった
輸入盤店「フリスコ」でブートCDを初めて買いましたね(たぶん)。
そういえば、そのビルの1階にディスクユニオンも入っていたと思います。
当時はタワレコもその界隈にありましたし、
ブート道の泥沼に引き摺りこまれたのは、僕の場合は渋谷Mレコードでしたね。
(その後、僕は西新宿にも進出しましたが、時間の問題だったですね、苦笑)
ブート初心者に渋谷Mレコードのあの店構えはさすがにヤバいでしょ!!
カルチャーショックが相当大きかった記憶があります。
ブートCDが出始めの頃で、2枚組だと12800円(!)なんてブツもざらにありましたから。
値段が高くても中身がよければ納得なのですが、
玉石混交でまだまだカス盤も多かった時代ですから。
後のことを考えると、ホントいい勉強になりましたよ(苦笑)