廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★草津 「温泉らくご」 毎晩開催!!

2009年12月28日 | DAY BY DAY
 
今月12日から草津温泉で始まった「温泉らくご」を観て来ました!!

草津温泉の湯畑近くにある湯もみショーの「熱の湯」が会場で、毎晩夜8時からの開催です。落語芸術協会に所属する若手落語家が毎晩、生で落語を聞かせてくれる通年イベントで席料は大人1千円、子ども500円。これまでも期間限定で落語寄席を開催するイベントは草津温泉でも行われてきましたが、毎晩行う通年イベントとしては全国でも例を見ない温泉地の取り組みだと思います。



開演前の会場内はこんな雰囲気です。高座の目の前に「本物の温泉」があるというのが、やはり面白い。



客席は2階まで入れると椅子席で150人ぐらいまで入れますが、現在のところ毎晩30人~40人ぐらいの入りだそうです。「まだまだ告知段階なので、採算レベルはこれからですね」と運営事務局の関係者は語っておりました。屋内といっても天井部分には換気口が開いてますので、冬場は浴衣姿では結構寒いんですよね。



私が参加した日は「昔昔亭笑海(せきせきてい・しょうかい)」さんの出演日でした。落語はあまり詳しくはないのですが、この日の前半の演目である「寿限無(じゅげむ)」ぐらいは知っておりました。

湯もみショーの「温泉」を目の前にして落語が行われるわけですが、この時の会場風景を写メで友人に送ったところ、「面白そうだけど、熱くてのぼせない?」なんて返事が返ってきましたから、ああ勘違いメールになってしまいました(苦笑)。たしかに「温泉らくご」とありますが、それは「温泉に入りながら聞く落語」ではなくて、「温泉地で聞く落語」という意味なので、めちゃくちゃ熱い草津の湯に浸かりながら我慢して聞くものではありませんし、のぼせることもないので大丈夫です。どうぞ勘違いなさらないように(苦笑)



2階席に上がる階段脇に、なんだか見覚えのある絵が描かれていました。
「草津いい湯だな!漫画集団 1980.6.9」と書かれた漫画の寄せ書きがあります。よく見ると有名な漫画家の先生の絵ばかりじゃあないですか!!こんな貴重な寄せ書きが埃まみれになったまま放置されてるなんて、いや、さすが草津温泉です(苦笑)



よく見たら下の方に赤塚不二夫先生が描いた「天才バカボン」のパパとケムンパスの絵もありました。これって、実はかなり貴重なんじゃないの!?



「あしたのジョー」じゃないのが残念ですけど、ちばてつや先生の絵だってありました。これだってかなり貴重ですよね。



1階の売店コーナーでは早くも「温泉らくご」グッズが販売されてました。落語家直筆のサイン色紙(なんと1枚300円!)のほか、唯一グッズらしきものはこの「湯呑み800円」。白と黒の2色ですが、直筆のサイン色紙が300円で、湯呑みが800円というのは、ちょっと価格設定が微妙かな?という気がしないでもありませんでしたが(苦笑)。デザインもちょっとアレですしね(爆)

案の定、色紙の方は10人ぐらい並んで買ってましたが、湯呑みはまったく見向きもされていませんでした。どうせなら湯呑みも出演落語家さんのサイン入りで発売した方が良かったんじゃないでしょうか、ねえ(苦笑)

※草津 「温泉らくご」 公式ホームページ はコチラです。