思い返せば一週間前に判明したＢＦ閉店騒動。まだ実際にはどのような顛末があったのか真相は定かではありませんが、何はともあれ今週末の6月9日（＝ロックの日）に「営業再開する」という告知が店頭に出ていたそうですので、とりあえずは一安心といったところでしょうか。全国のＢＦファンが焼きもきさせられた一週間だったと思いますが、「後悔先に立たず」「孝行したい時に親はなし」「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」といった様々なご教訓が頭の中を去来した一週間でもあったのではないでしょうか。僕自身がまさにそうでしたね（苦笑）。
で、閉店騒動前の「旧ＢＦ」時代に購入した最後のアイテムが実は本作のサンプラー盤でした。ご存知、ボビー・ホイットロックのソロ名義未ＣＤ化アルバムを２in１収録したプレス盤ＣＤで、価格はなんと980円（！）でした。プレスＣＤにも関わらず、あまりにも値段が安かったので、少々心配ではあったのですが、まあこの値段であれば例えコピー盤音源だったとしても許せるか（笑）なんて考えて気楽に購入した次第です。
家に帰ってさっそく再生してみると、ううーん、なんじゃこりゃ？と思えるぐらい音質があまり良くない。これって単純にアナログ盤を直接コピーしただけの音源じゃないね。で、よくよく調べてみると、どうやらテープ音源をマスターに使用したアイテムらしいんです。まあ、実際に聴いてみてもらえればよくわかると思うのですが、アナログ盤特有のバチバチ針音が一切入っていなかったので、単なるアナログ落としのコピーＣＤではないんだろうとは思っておりましたが、そうですか、テープ落としの音源でしたか。それにしてもスピーカー越しに聴いているとモノラル音源にしか聴こえないところが悲しいです（苦笑）。これのオリジナル盤って、モノラル収録じゃなくって、たしかステレオ盤でしたよねえ？？というかモノラル盤仕様っていうのも出ていたんですかね、ううーむ、謎は深まるばかりです・・・・。
しかしながら、エリック・クラプトンも参加している貴重なボビー・ホイットロック名義のソロ・アルバムなだけに、初めて聴く曲ばかりでしたので、多少音質が悪くてもコレは納得の一枚でしたね。ま、値段も値段でしたし（苦笑）。全21曲収録で、とりあえず満足のMVRサンプラー盤ＣＤでしたね！！まだ本盤を聴いたことがない方は「ロックの日」に、西新宿へ行って購入してみて下さーい！！
◎BOBBY WHITLOCK 『Bobby Whitlock & Raw Velvet』 (MVR LIMITED SAMPLER)
「Bobby Whitlock」
01. Where There's A Will There's A Way
02. Song For Paula
03. A Game Called Life
04. Country Life
05. A Day Without Jesus
06. Back In My Life Again
07. The Scenery Has Slowly Changed
08. I'd Rather Live ‘The Straight Life’
09. The Dream Of A Hobo
10. Back Home In England
「Raw Velvet」
11. Tell The Truth
12. Bustin' My Ass
13. Write You A Letter
14. Case Your Pain
15. If Your Ever
16. Hello L.A., Bye-Bye Birmingham
17. You Came Along
18. Think About It
19. Satisfied
20. Dearest I Wonder
21. Start All Over
※こちらがＣＤケース裏側です。シンプルなデザインも値段が安い背景か（苦笑）
