道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

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Zur letzten Instanz(ベルリン・ミッテ地区)

2009年03月18日 | 食道楽
ベルリン最古のレストランであるZur letzten Instanzツア・レッツテン・インスタンツ(最後の審判)に行きました。
1621年創業のレストランでどんなガイドブックにも必ず載っている有名店ですが,気取った雰囲気でもなく,入りやすい居酒屋です。値段もそれほど高くありませんが,人気店ですので,予約はしていくことをお勧めします。
予約して確保した席


「最後の審判」とは何ともすごい名前ですが,どうやらキリスト教の最後の審判とはあまり関係がないようです。由来は古いものではなく,1924年に近くのLittenstrasseに裁判所が出来たことによるものだそうです。裁判で勝訴した当事者が祝杯を挙げ,敗訴した当事者がやけ酒をあおったりしたそうですが,逆にはこのレストランのくつろいだ雰囲気の中で,訴訟前に解決した紛争もあったそうです。
今でも,「最後の審判」の近くには地方裁判所民事部の一部門(残りの部門はシャルロッテンブルクのTegelerwegにあります。)とミッテ区裁判所があります。

メニューの名前も変わっています。
たとえば,
・弁護士朝食
・裁判所書記ズルツェ(ズルツェとは肉のにこごり料理)
・名誉毀損の訴え
・和解の試み
・証人の証言
・仮処分
・口頭弁論の休廷
・交互尋問
・証拠方法
・論告弁論
・判決理由
・司法の誤謬

といった具合です。

私は,まずベルリン名物のビール,ベルリーナーヴァイセ(赤又は緑色のビール)を注文しました。


そのほかに,「証人の証言」=アイスバイン(茹でた豚足料理)を注文しようとしたのですが,あいにく売り切れのため,「仮処分」=グリルした豚足を注文しました。


何やら自分が仮処分の債務者になってしまったような気持ちもしますが,ここは冗談と割り切って,料理と酒を味わいました。

ドイツの店らしく照明も抑えめで,ゆったりとくつろげる雰囲気が魅力です。

【補足】
写真にも小さく写っていますが,相方と私の座った暖炉の前の座席には,小さなナポレオンの彫像があります。その後に知ったことですが,この暖炉の前の座席にはあのナポレオン・ボナパルトも座ったことがあるそうです。
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