Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

クチナシ風呂

2019年07月14日 | お出かけ
梅雨のさなかの曇り空の中、伊豆に行って来ました。
7月中旬では、もうとっくに薔薇の見頃は終わっているだろうと思いながら
アカオローズ&ハーブガーデンに寄ってみると




このところの冷夏のせいか、色とりどりの薔薇がまだ咲き乱れていました。



これはガウラ、白蝶草というらしい。
曇り空と海の境い目に、辺り一面綺麗に咲いていました。
薔薇、ダリア、サルビア、紫陽花などが山の斜面に。




今回の宿泊先「観音温泉旅館」は、予約サイトの口コミがやたら高い(一休の評価が4.4)
といって、夫が行く気になったのでした。
下田の市街を外れて、対向車が来たらすれ違えないような山の中の細い道を
ナビを頼りに延々と走ると、山の中にいきなり大きな旅館が現れます。

(個室の露天風呂)

ここの泉質は、確かに素晴らしかった。
無色無臭透明ですが、ヌルリとした質感があり、お湯を出ても肌がしっとりしてる。
今回私は、常備しているボディクリームを忘れてしまったのですが
お湯のおかげで、そのままでもしっとりして助かりました。
その分、お風呂の床もヌルヌルして滑りやすくもなっていますが。
部屋にも、原泉かけ流しの露天風呂付き。
大きな露天風呂も早朝は貸し切り状態だったので、
こっそりクチナシの花を浮かべてみました。
辺り一帯甘~い香り。



夕食は多すぎて撮り切れなかったので、一品だけアップします。
伊勢海老のお造り。



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古流協会展2019

2019年07月11日 | お出かけ

ここのところ涼しくて、日本の7月とはとても思えない日が続いています。
今日も小雨が降ったりやんだりの薄曇りのお天気で、最高気温は24℃。
そんな中、銀座松屋での「いけばな古流協会展」に行って来ました。



一番上は、SNSの友人のかたばみ会家元、大塚理司氏の作品。
タイトルは無し。
御本人は「伊勢海老祭り」とおっしゃっていましたが
今にもグルグル回って何処かに飛んで行ってしまいそうな、凄い迫力。
材料はミツマタと桜の枝なのだそうです。
桜の枝を赤く着色すると、こんなに深い朱色になるのですね。



モリアオガエルの卵のような、或いは生クリームが溢れたパフェのような作品。



共通の友人と、そのすぐ近くのジョルジュ・アン・サンクでランチ。
静かなフレンチ・レストランでゆっくりお喋りを楽しみました。




ジョルジュ・アン・サンク http://syotaibiyori.jugem.jp/?eid=195
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元の木阿弥

2019年07月10日 | 家庭

タロウは長毛種で暑苦しいので、毎年夏になるとサマーカットといって
2㎜ほど長さの丸刈りにします。
今年それをしたら…
なんと、頭がハゲハゲ。
タロウよ、お前もか。


(フサフサだった時)

半月ほど前に、寝る際にあれほど嫌がっていたハウスにタロウが
自分から行くという珍事が続いていたのですが、
1週間ほどそれが続いて週末、夫がベッドに引きずり込んだら
元の木阿弥。
従来通り、「ハウス!」というとガウガウ怒るようになりました。
あの1週間は何だったのか…?



今朝の多肉。
こんなに元気です。
長らく室内に置き、水は月に2回だけと気を遣ってきましたが
最近、外でも結構平気だと分かって来ました。
真ん中の大きな鉢は外に3カ月置きっ放しですが
モリモリ育っております。

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原田マハ「サロメ」

2019年07月09日 | 
世紀末ヨーロッパで一世を風靡した異端の作家オスカー・ワイルド、
彼の戯曲「サロメ」に悪魔的挿画を描いた夭折の天才画家オーブリー・ビアズリー、
姉で女優のメイベル・ビアズリー、そしてワイルドの恋人のアルフレッド・ダグラス卿。
実在の4人の、史実にフィクションを絡ませた愛憎劇。


この本の装丁は、世紀末ロンドンの文芸誌「The Yellow Book」を真似たのだそうです。
表紙の絵は、「サロメ」のクライマックス・シーンのオーブリーの挿画で
サロメが預言者ヨハネの生首に接吻するところ。
戯曲「サロメ」は聖書から引用されたといえ、倒錯した性愛や猟奇性に満ちた
退廃的な作品であり、イギリスでは長い間、上演禁止だったのだそうです。



オスカー・ワイルドといえば私は子供の頃、「幸福な王子」を読んだのでした。
幼い私は、南に渡る時期を逃して凍え死んでしまったツバメに涙したのに。
あの優しい童話を書いた人が、そんなに退廃的な異端児であったとは。
男色が禁じられていたその頃、彼は卑猥行為で逮捕投獄、財産も没収されたのだそうです。
ワイルドがいかに無名の天才オーブリーを見出して、このまがまがしい絵を描かせたか、
弟の成功を誰よりも願うメイベルが、それをどんな思いで見守っていたか、
小説は悪徳と官能の匂いに満ちていて、読んでいてゾクゾクします。


しかし何より衝撃的だったのは、
弟思いの優しいメイベルが、弟をワイルドに取られて、次第に狂気に染まって行くこと。
”体内でどす黒い嗤いが沸きたつのを感じた”彼女が最後にしたことに、息を呑みます。
嫉妬に狂った女は怖い…


「サロメ」 https://tinyurl.com/y6rux8lt
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「パピヨン」

2019年07月05日 | 映画

脱獄映画の金字塔、73年版の「パピヨン」を私はリバイバルで若い時に観ている筈なのに
詳細はすっかり忘れているという情けなさ。
独房でゴキブリを食べていたシーンなどを断片的に覚えているという状態で
今回の45年ぶりのリメイク版を鑑賞。



1930年代、胸に蝶の入れ墨があることから「パピヨン」と呼ばれる金庫破りの男(チャーリー・ハナム)は、
身に覚えのない殺人罪で終身刑を宣告され、南米ギアナの孤島にある徒刑場に入れられる。
そこは、囚人の扱いは虫けら以下の、あまりにも残虐で過酷な監獄だった。
肉体的には弱々しいが金を隠し持っているという紙幣偽造犯のドガ(ラミ・マレック)の
身を守ることと引き換えに、パピヨンは逃亡費用を手に入れようとする。
地獄の底の過酷な労働の中で、二人の間に奇妙な友情が育まれていく。



フランスから南米に送られる監獄船の中での光景が、もう正視に耐えません。
体内に金を隠し持っているという囚人が、夜中に囚人仲間からいきなり襲われ、
おなかを引き裂かれてその金を奪われる。
看守もグルで、いくばくかの金で見て見ぬふりをする。
しかし、それはまだ、地獄へのほんの入口に過ぎなかった。

劣悪な環境での過酷な労働に加えて、看守や囚人仲間からいつ殺されるか分からない。
パピヨンは隙あらばと脱獄を企てるのですが
脱獄に失敗すると、更に離れた孤島の独房に2年間押し込められる。
もう一度失敗すると、今度は5年間。
狭く暗い穴のような独房で、誰とも話すこともなく、汚い缶に薄い汁だけの食事。
そこに入れられた殆どの人間は、発狂するか死んでしまう。
しかしパピヨンは2年間、そして5年間、それに耐え抜いてまた脱獄を企て、
最後に、絶対脱出不能といわれた悪魔島に送り込まれるのです。
しかし彼はあきらめなかった。



こんな話、あり得ないと思いたいところですが
原作者のアンリ・シャリエールは、13年間の獄中生活で9回もの脱獄を試みたのだそうです。
73年版のスティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンのコンビを
チャーリー・ハナムとラミ・マレックが熱演。
チャーリーはこの役の為に、10週間で18キロの体重を落としたのだと。
あまりに残酷なシーンでは私は目を瞑っていたので、
映画の三分の一位は観られませんでした。


「パピヨン」 http://www.transformer.co.jp/m/Papillon/
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90グラム!

2019年07月04日 | お出かけ

昨日、映画を観た後、久しぶりに日比谷公園を散歩すると
洗面器ほどの大きさのタイサンボクの花が、ポッカリと咲いていました。
辺り一帯に甘い香りが漂っています。



アガパンサス、薔薇、アジサイなども色とりどりに咲いていました。
そういえば、豪華に咲いた紫や白のアガパンサスの花はよく見ますが
蕾というものをちゃんと見たことがなかった。
最初は小さなネギ坊主のようなものから、プツプツと小さな卵が飛び出すような形になり、
そしてこんなに見事に開花するのですね。



梅雨空の合間の銀座をブラブラと。
2丁目のマロニエゲートの近くに、ロフト銀座店が開店していました。
ベルビア館の1階から6階を占める大型店舗で、従来扱って来た雑貨にとどまらず、
食品を揃えたということが特色らしい。
1階には沢山の個性的な食品が溢れ、小さなカフェも併設されていました。



傘売り場で、軽量90gの傘を発見しました。
90g!
食材を買ったことがある人なら、肉100gというのがどんなに少量で軽いものか
お分かりになると思います。
売り場に量りがあったので、自分のバッグに入れていた傘の重さをついでに量ってみました。
それも去年、超軽量という触れ込みで買ったものでしたが、180gでした。
その半分なんて。
あまりに繊細そうで、耐久性が多少不安ではありましたが(強風で一発で駄目になるかもしれない)
出かける時はとにかく荷物を軽くしたい私は、晴雨兼用というその傘を
思わず買ってしまいました。
写真の量りは100gを指していますが、説明や値段のタグがぶら下がっているせいと思われます。
10gの違いってそんなものなのですね。

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ボルシチとストゥブ

2019年07月02日 | 家庭
珍しくビーツ(赤カブ)が手に入ったので、ボルシチを作ってみました。
大きなビーツを丸ごと茹でると、茹で水が真っ赤になります。
茹だったビーツの皮を剥き、ザクザク切ると、まな板も真っ赤に。
牛肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンとこのビーツを一緒に煮込むと
鍋の中が面白いほどに真っ赤っ赤。


ボルシチのレシピを検索すると、ホールトマトの缶詰一缶加えるなど、
トマトをたっぷり使ったものが多いようです。
でもロシアで食べたボルシチは、そんなにトマトの味が強くなかったような気がして
色々レシピを見てみたら
どうも昔はビーツの入手が困難だったため、トマトで代用したらしい。
そりゃ赤くなかったら、ボルシチとは言えないものね。
老舗ロシア料理店ロゴスキーでは、トマトを使用したものを「いなか風」、
ビーツを使用したものを「ウクライナ風」と分けて呼び習わしていたのだそうです。
ロシア風とうたったレシピでも、トマトピューレ少量を使うようです。
ロシアではスメタナというサワークリームを加えていたのですが、ないのでヨーグルトで代用。


葉っぱと茎があまりにも立派だし、栄養もあるというので
それとベーコンで野菜炒めも作りました。
ついでにその茹で汁を使って、ピンク色のマッシュポテトのサラダも。



ボルシチを作るには、ストウブを使いました。
フランスの有名な鋳物ホーロー鍋で、しっかりと閉まる特殊な蓋のおかげで
無水調理が可能であり、熱伝導率と保温性も抜群というものです。
確かにこれで煮物を作ると、水少なめでよりホッコリ煮上がるような気がしますが
しかし、重い!
我家の直系22㎝の丸型で、3.98㎏。
ストゥブの美味しさが分かりやすいのは、トウモロコシ。
ほんの少しの水と10分加熱、火を止めて蓋したまま10分放置。
薄皮を数枚残すのがミソのようです。


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夏の麺類

2019年07月01日 | グルメ
最近食べた麺類をまとめて。
城南島に行った際に食べた、海鮮冷やし中華と汁なし担々麺。
こう蒸し暑いとサッパリしたもの、ピリ辛ものが食べたくなります。
どちらにしようか迷って、友人と少しずつ味比べしました。
「百菜百味」大森アトレ店。




渋谷にできた焼きあご塩ラーメン「たかはし」。
ラーメンに焼きあごとは思いつきませんでした。
アッサリしてコックリ!



日替わり5種類の魚のアラで出汁を取っているという新宿「麺屋海神」のあら炊き塩ラーメン。
麺を食べ終わったらへしこ焼きおにぎりを入れて、雑炊にして頂きます。

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