Zooey's Diary

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「地頭力」の謎

2008年05月18日 | 社会
「地頭力」という言葉が、このところ経済紙やビジネス書あたりで喧伝されていることは知っていましたが、私には関係ない世界の言葉だから、と恥ずかしながらろくに意味も知らないでいたのです。
そうしたら昨日の読売の夕刊に、「地頭力って」と題して分かりやすく解説してありました。

「日本国内に郵便ポストは何本ある?」
というのが、例えばその問題。
企業が入社面接で唐突にこんな問題を出し、問題解決能力を見極めるのだそうです。正解かどうかは問題ではなく、筋道立てた考え方ができればいいのだとか。

上の場合だと
「博多と東京は新幹線で6時間、時速200キロだとすると距離は1200キロ、
それでいくと九州から北海道まではざっと2400キロ、
日本の国土を長方形にするとして横辺を200キロとすると、国土面積は48万平方キロとなる。国土は山が多いので人が住むのはその約3割とすると、約15万平方キロが居住地域。1平方キロにポスト1本とすれば、全国の総本数は15万本。」
と考え出すのが、ひとつの回答例なのだそうです。

へええ…
「地頭力」でググッてみたら、出るわ出るわ…19万件!
この説明が簡単明瞭で分かりやすいか。

”一般に「頭がいい」と呼ばれるひとは、3種類に分けられる。
1つめのタイプは知識や記憶力が優れているひとで、「物知り」と呼ばれる。
2つめは場の空気が読める「機転が利く」タイプ。
3つめは「地頭(じあたま)がいい」と表現される、考える力と問題解決力に優れている人。
インターネットの発達により誰でも簡単に情報を入手できる昨今、重宝される人材は1つめの物知りタイプから、情報をうまく活用して問題解決を図る地頭がいいタイプへとシフトしてきている。”

引用元 

単に暗記力を問う問題よりは、こうした柔軟な発想や応用力を問う問題の方が面白そうです。
しかし、学校では相変わらずインプット教育が主流なのに、いきなりこんな問題を就職試験で出したら出された方は戸惑うのじゃないかな?

それと「地頭力」、この名前って…
一体誰がどうやって決めたの?
「泣く子と地頭には勝てない」の「じとう」と読んでしまいたくなります。
「じあたま」ってどういう意味?
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