Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

閉め出された女

2022年08月21日 | 家庭

柵越えの武勇伝についてSNSで語ったら意外に受けたので、自分でもしみじみと思い出してみました。

時は30年ほど前、場所は郊外のファミリー型マンション。
長男を幼稚園バスに送り届けて次男と家に戻り、5階のベランダで洗濯物を干していたら、次男が部屋の中から掃き出し窓の鍵をかけてしまったのです。
長男が5歳、次男が2歳くらいの頃か。
身振り手振りで鍵を開けるように言っても駄目、怒鳴っても駄目、泣き落としても駄目。
そのうち次男は、自分が一人でいることに気がついてワンワン泣き出す始末。

(見出し写真は北の玄関側の5階の廊下、この反対の南のリビング側で事件は起きた)

途方に暮れてベランダに佇んでいたのですが、季節が良い頃だったせいかお隣がリビングの窓を開け放していたので、在宅であることが分かったのです。
ベランダの手摺から顔を隣に向かって突き出して叫び、手摺超しに隣のベランダに入れて貰い、隣の玄関から出て、我家の玄関から無事に戻れたのでした。


(このリビングの窓でした)

今思うと、若かったからできたのだなあと。
お隣も専業主婦だったことも、私が玄関に鍵をかけてなかったことも幸いでした。
その私を閉め出した次男が、数年前から一人暮らしをしていて、先週コロナに感染したのです。
幸い初日に38℃台の熱が出ただけ、後はごく軽症のようです。
毎日Lineで、どう?熱は?体調は?と聞いていたら、最近ではもう、返事もして来なくなりました。
これで後遺症もなく終わったら、ありがたい限りです。

コメント (8)
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