Zooey's Diary

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恐怖を煽るテレビを消して

2020年08月20日 | 社会

コロナを抑え込んだように見られた韓国で先週、教会から数百人のクラスターが発生。
1日の新規感染者は14日から連続100人を超え、ここ6日間の新規感染者数は計1288人。
ドイツでも一旦落ち着いていた新規感染者数が、5月の水準まで急増。
スペインでもフランスでも、同様の傾向が見られるのだそうです。
それでもフランスの人々はこぞってバカンスにお出かけのようですが。



そんな中、ちょっとだけ励まされる記事を見つけました。
現役医師「恐怖を煽るテレビを消して、私たちは外に出よう」”というブログ。
少々長いので乱暴に要約すると
「玄関先に中傷するビラ 青森の実家に帰省」といった報道がなされたが、
メディアが植え付けた恐怖による過剰防衛を和らげる必要性を痛感している。
そもそも日本の入院死亡率は世界より格段に低く、弱毒性なのだから必要以上に恐れなくてもよい。
日本人は何をするにも真面目すぎる、真面目さが清潔と整頓を生んでいるが、行き過ぎはよくない。
心に遊びや余裕を作って希望を持つことが、正しい判断や活き活きとした生活の処方箋となり、一人ひとりが元気になりさえすれば、経済活動も自然に浮上してくる。
というようなことだと思います。



コロナに関する色々な説が世の中には溢れていて、どれを信じていいのやらさっぱり分かりませんが、例の青森の中傷ビラに関する報道は、私も何度も目にしました。
それはそれで事実なのでしょうが、長野に車で帰省した私の友人は、実家も近所も温かく迎えてくれた、他県ナンバーの車も散々見た、と。
そうした声は他の友人からも聞きました。
私が先月帰省した時も、その時点では大丈夫でした。
一つの事例を大々的に報道することの恐ろしさを感じます。


人が動けばウイルスも動く、だから高齢の親が待つ郷里に帰省してはいけない。
それは事実。
でも、高齢すぎる親は待ったなしということもある。
場合によっては、もう少し柔軟に考えてもよいのではないかと思います。
というか早い話、それでもバカンスに出かけるフランス人が羨ましいのでした。



写真は、「幻想の銀河展」@The Ginza Space。
山本基が描く星雲のように渦を巻く塩の文様の中に、土屋仁応が彫った鹿が佇む。
静謐で幻想的な世界が、地下にひっそりとありました。


コメント (4)
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