Zooey's Diary

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ロンドン旅行11「フリーメイソン博物館」

2016年08月26日 | ロンドン旅行2016


ダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」は、フリーメイソンがテーマです。
「世界最大の秘密結社フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに
代理で基調講演を頼まれたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。
しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の“ロタンダ”でラングドンを待ち受けていたの
ピーターの切断された右手首だった!そこには第一の暗号が…」(amazonより)



フリーメイソンの最高位第三十三位階のグランドマスター。
アメリカ建国の父たちが首都の中枢部に隠したという古(いにしえ)の秘宝。
国家の安全保障に関わる象徴文字に隠された三重四重の暗号、
失われし言葉「丸中黒」(サーカムバンクト)。
そしてソロモン家の悲劇「愛情に満ちた家庭の無垢な子どもからも悪の芽が育つという、人類のパラドックス」。
ダン・ブラウンの他の著書と同じく、夢中で読みました。

ロンドンにフリーメイソン博物館があるというので、喜んで行って来ました。
コベントガーデン近くにある、石造りの立派な建物United Grand Lodge。
内部はひんやりと薄暗く、天井高く、大理石の床。
英王室メンバーも代々会員であり、米初代大統領ワシントン初め歴代大統領もその名を連ね、
モンテスキュー、ナポレオン、ベートーベン、モーツアルト、有名人の名を出したらキリがない。



ひときわ豪華なグランドマスターの椅子。
出口の隣には、お土産ショップが。
フリーメイソンのマーク入りのネクタイとか陶磁器とかグラスとか。
なんとフリーメイソン・べアまで!



ええと…
何処が「世界を裏で牛耳っている秘密結社」なの?
何処にあの、「髑髏に満たした赤黒い液体で乾杯」するおどろおどろしさがあるの?
「胸腔を切り裂かれ、脈打つ心臓を地へ擲って、飢えた獣の餌とする」死の儀式が
ここで行われたのじゃなかったの?
パンフレットによれば
「フリーメイソン(フリーメイソンは会員を指し、団体名はフリーメイソンリーという)は
世界でもっとも古く大きな非宗教・友愛・慈善団体であり、会員が人種や宗教、
社会の経済的地位にかかわらず等しく、知り合いになることを目的としている」のだそうです。



いやいや、もしかしたら、こんな風に公開して見せているのも
本質を隠すための陰謀のうちなのかもしれない…

United Grand Lodge http://www.ugle.org.uk/freemasons-hall/
コメント (8)
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