Zooey's Diary

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イギリス人のシェフ

2011年02月18日 | グルメ
このタイトルは、往年の名作「イギリス人の患者」(イングリッシュ・ペイシェント)を
意識してつけてみました。

ホテル・コンラッド東京にゴードン・ラムゼイ氏の店が入ったと聞いて
我々は驚いたものです。
料理においては悪評高い、あのイギリスからシェフを招くなんて。
実際問題、このグルメ都市東京に、フランス料理・イタリア料理の店は山ほどあるが
イギリス料理店というのは聞いたことがない!
しかしこのラムゼイ氏、伝説的な、世界で活躍する三ツ星シェフだというし。
いつか食べてみたいと思っていたのでした。

眼下に浜離宮・東京湾を見渡すコンラッド東京の28階。
お店は白を基調としたシンプルなインテリア、
7メートルの高さがあるという天井は非常に開放感があります。

牛タンのサラダ グレモラータとペコリーノ添え
金目鯛のポワレ 海の幸のカスレ風 トマトのバターソースで
ひな鶏のポシェーグリエ 赤玉葱のピューレ 英国風ジャガイモのおやき タイムジュで
ライスプディング りんご添え 野イチゴのシロップとともに


前菜は緑の葉っぱの下に、極限までに薄く切った牛タンと香ばしいチーズの
やはり薄切りが隠れていて美味しい。
魚料理(写真上)は下にインゲン豆が山とあって、イギリスの朝食に必ずポークビーンズが
ついてきたのを思い出しました。
ひな鶏のポシェ(写真下)は非常に柔らかいのですが、味はちょっと単調。
しかもこの形って…ひな鶏の形そのままじゃん。
下にはジャガイモのお焼き。
ジャガイモもイギリスで味を変え形を変え(茹でたのや揚げたのやつぶしたのや)、
山と出てきたなあ。

ライスプディングはお米をミルクで甘く煮込んだもの。
甘酸っぱく濃厚なクランベリーのソースと煮りんごと一緒に美味しく頂きましたが
この原型とも言うべき、素朴なライスプディング(といえば聞こえはいいが、つまり甘いお粥)がイギリスで出たけど
死ぬほど甘くてとても食べられなかった…


この時期、バレンタイン限定のコンラッド特製のテディ・ベア、
ハートのチャーム付が女性にだけプレゼントされます(人数制限あり)。
これは15cmほどの可愛らしいものですが、
隣のコンラッド・ショップで1260円で売られていました。
という訳で…
一度は行ってみたかったイギリス人のシェフの店。
フランス料理にイギリスの顔がついているようで面白い。
可愛いクマちゃんも頂けたのでよしとしましょう。



コンラッド東京 http://tinyurl.com/4z3vgnp
コメント
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