はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

そして3連休の終わり

2007-02-25 22:56:03 | Weblog
何を、そんな至近距離で、THちゃんと電話をしたのか。
某方からお預りしたビデオカメラの使い方と諸注意について、ご説明したのです。
…だけどねぇ、THちゃんの位置からでも、やっぱりビデオ撮影は無理だと判明。
外付けモニターが無いタイプだから、難しいのね。
ま…仕方がありませんわ……。
せっかくビデオカメラをお預かりしたのに、
某方にも、THちゃんにも申し訳無かったなぁ。

THちゃんとのやりとりをしてる間に、
中継をご覧になったSEちゃんからメールをいただきました。
とにかく、SEちゃんは泣けてたまらなかったご様子。
後から聞いたら、カメラはアドリブを全部把握してるかのごとき、カメラワークだったんですって。
すごいなぁ…まさか、カメラ担当にまで、アドリブしますっていう申告リストが事細かに渡ってたわけじゃ。。。ないよねぇ。
それにしても、SEちゃんは、ほんとに中継を堪能して下さったご様子。
いい方に観ていただけてよかったなぁと、私もとても嬉しかった。


退団者の方々が出て来られました。
前のガードの様子が全くわからないので、どうしてだかわかりませんが、
一人出られるごとに、ギャラリーも少しずつ前に前にと詰めていく感じ。
おかげで、しばらくすると、THちゃんと私との間は、1列くらいになって、
電話でなくとも(笑)、会話が成り立つようになっていました。

ビデオ撮影を諦めたTHちゃんに、じゃあ携帯でやってみたら?とおすすめしたら、
THちゃんの電話の電池が…大変心許無い状況になってるとのこと。
そしたら、私の電話を…とお預けして、トライしてみることに。
だけど、携帯電話のカメラって難しいんだよね。
やっぱり、私のカメラ(アナログの・笑)を持ってくるべきだったか?
いや、THちゃんの目線の高さでは、ビデオカメラと同じことか…。
せっかく、この窮屈な場所で頑張ってるのに、ねぇ…。

私のデジカメくんは、とても使いやすいとは思うんだけど、
やっぱりちょっとコツがあって、慣れないと難しいみたいです。
明るい時、目の前に障害物がない場合、はいいのだけど…ってそりゃどんなカメラもそうか。

で、かしちゃんが来られるまでに、カメラを高く掲げた場合、どこまで撮影できるのか、について試してみました。
慣れてるパターンと、ほら、違うから(苦笑)。感覚が分からないわけです。
すると、掲げたら、自分でカメラの画面が見えないことが判明。
画面が…っていうか、画面が見える角度のおかげで、画面に映ってるものが見えない。
その場合でも、いつもの動きならなんとかやれるだろうけど、今回は難しいなぁ。

でも悔しいから、いろいろと検証して、
何がどういう感じで、画面に見えてるかを予想したり、
出だしの構え方について工夫したりして、
まず、るいちゃんが出て来られるのを撮影してみました。
これが、退団される方の少ない公演だったら、万事休すだったかも。

るいちゃんは、なんとかちゃんと追えました。
肉眼でも、僅かにですが見ることができました。
ピンクの薔薇が、ほわわんとした空気を纏ったるいちゃんにお似合いで、可愛かった。
割に私たちから近い場所に滞在されてる時間も長かったんだよね。

この成功?に励まされ、かしちゃんをお待ちする。
それまでの、退団者が出て来られる間隔より、少しだけ長い時間の後、
楽屋口が開いた空気を感じ、カメラを掲げました。

かしちゃんが、舞台の上で持ったブーケは、緑の紫陽花(THちゃんによると、紫陽花の花言葉って、いろんなよい意味があるんですって)を基調に、
色とりどりの薔薇を点々とあしらった、かなり大きくて重そうなものでした。
それを持って出て来られるのを想像していたのだけど、
カメラの画面に映っているかしちゃんが抱えているのは、全く違うものでした。
桜の枝…花が咲きかかった桜。
多分、1mよりいくらか大きかったでしょう。
それを斜めに抱えて、歩いて来られるかしちゃん…。
かっこよかった……!
すがすがしいし、りりしいし、でも、ほんのりと柔らかい。

でも、実際に観てたのは、私のカメラくんであって、
私自身は全く肉眼で見ることが出来ませんでした。
なんでだったんだろ(苦笑)。

ゆっくりゆっくり、かしちゃんは歩いて、
そして、報道席の前でもゆっくり滞在して。
かしちゃんが、帝国ホテル方面に向かって歩き出した時、…事態が変わりました。
私の周囲のギャラリーの方々が一斉にかしちゃんを追いかけたのです…。

2つ前の記事をご覧いただいた方は覚えておいででしょう。
私には、荷物が沢山ありました。
肩に掛けていられなかったから、足元に置いていたのです。
その方が、周囲にも邪魔にならないからね。
荷物でゴンって、誰かの頭を殴ったら申し訳ないじゃない?
(注:私の身長だと、必然的にそうなります)

ええ、私は、すっかり忘れてました。
ギャラリーさんって、自由気ままなものだってことを!
すごかったよ?誰かが走り出したら、みんな走るの。
かしちゃんが見えないっ!かしちゃんはどこに行ったの?
…かしちゃんを見に来たんだから、見えなくなるなんて耐えられないわっ!
ってな感じで、我先に駆け出す人々。
まぁ、いいですよ?いいけど、足元には気をつけて欲しいわ…。
誰かが私の荷物を蹴りました。
だけど、その時私は、
かしちゃんを自らの画面にみつけられないまま、
カメラを高く掲げてました。
既に、首と肩がつりそうになってるんだけど、
もしかしたら、私からは見えないが、かしちゃんが画面のどこかにいるかもしれないので、カメラを下ろせない、という状況。
荷物が、私の足を離れたのはわかっても、しゃがむなんて考えられない状態でした。

多分、誰もがかしちゃんに夢中なんだから、きっと、荷物をどうのこうのする人なんかいないだろう…
と私は自分に言い聞かせて、荷物をちらりと見ただけで放置しました。
ちょっとだけ、私もかしちゃんを追いかけるべきか、悩んだけど、
追いかけたところで、果たしてかしちゃんの姿を捉えられるかわかんないもん。
そしたら、ここで我慢した方がマシ。

すると…静かに、私に歩み寄る人がいました。
優しく、私の荷物を拾い上げ、確保してくれたのはTHちゃんでした。
ファンクラブの皆様が、かしちゃんに向かってメッセージを告げるまで、
二人で黙ってそのままでいました。

その後も、沢山の悲鳴が上がって…多分その度に、かしちゃんが何かされてたんだろうけれども、
私たちにはさっぱり分からないまま、
でも、確実にかしちゃんが離れるまで、動くべきではない…
と、ギャラリーには不要かもしれないマナーを遵守し、
ものすごい熱気の中に佇んでいました。
全てが終わって、二人で顔を見合わせて、
すごかったね、と。

本当に、THちゃんにはお世話になりました。
一人きりだったら、きっとこんなふうには過ごせなかっただろうと思うの。
一人でずっと待っていたなら…やっぱり相当心細かっただろうと思う。
朝も、夕方も、だから…。

本当に長い時間…多分、ろくに退団者も見えない中、
おつきあい下さって有難う。

後からいただいたメールに、
実は、かしちゃんのお見送りを見たいというよりも、私のために、来ようと思ったんだ、
とありました。

うん、知ってる。
THちゃんは、かしちゃんを大切に思ってくれてるけれど、
多分それは、
私がかしちゃんを大事に思っているからと、
ゆーひさんの大事な同期だからなのであって、
どうしてもかしちゃんを観たくてたまらないっていうのではないんだよね。
LIKEであっても、LOVEではない。

それは十分にわかってて、
しかも、往復夜行バスで中日に行った直後に、
早朝から容赦無く付き合わせるだなんて、私は本当にひどいよねぇ。
いつもいつも、そうやって、みんなの優しさに厚かましく甘えて、元気に過ごせた…この何か月でした。

千秋楽のTHちゃんのことも、
思うだけで、涙が出そうになるくらい嬉しくて、幸せ。
THちゃんの優しさがね。

この後、THちゃんとは、満足なお別れの仕方ができなくて、大変申し訳なかったんだけど、
金曜日の夜の再会を約束し、バイバイしました。

その後も、またまた幸せな時間が続いて、そして…
かし友の皆さんとのしばしのお別れ。
地方の方たちとも、毎週毎週お会いしていたので、
しばらくお顔を見られなくなるなんて…
この時も、そして今もあまり実感がありません。
だけど、かしちゃんがきっとまたすぐに、逢わせてくれるんだって、
そんなふうに思わせて下さったので、元気に、
See you!
しました。

そう、まるで、お茶会などで、
「すぐにまた、お稽古が始まります。ついてきてね」
って言っていた、あの調子がどこかにあった。
誰もが心のどこかで、それを感じた一日だったのではないかしら。
みんなが満ち足りたようなお顔をされていて、
口から、幸せって言葉がほろりとこぼれる、そんな夜でした。


さ。
ハードで、充実した三連休が過ぎ去ってしまっても、
私のハードな生活は、♪まだまだ続くよ~♪(大苦笑)
厳密には、今日が久しぶりの朝寝坊だった…。

はっ!!!…今日は、中日公演の千秋楽でしたね?
千秋楽おめでとうございました。

…つまり、雪千秋楽は他人事だった、と。
…あんまりツッコミ入れないでね(笑)。な、名古屋は遠いじゃん??

それ以外のことで、多忙にネタだらけになってるので、つらつらと書いて参ります。
またおつきあい下さい。
特にVちゃん!…一応、ちゃんと書きかけてはいるのよ?忘れてはないから、もうしばらく……
って、いつだろ(苦笑)。