はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

MRちゃんの宝塚初体験・2

2007-02-01 23:04:45 | Weblog
さて。MRちゃん初めての東京宝塚劇場。
二人で、上へ上へと登って行きました。

下手の端っこの方の、ほとんどてっぺんでの観劇。
何しろ、こないだが上手観劇だったから、私はうきうきです。
階段を登りながら、ちらりと舞台の方を振り返った、MRちゃん、
「あっ宝塚って、オペラと同じなんだよね」
へ?何が?
「オペラみたいに生演奏なんだよね!」
えー…あー…それだけ上手い生演奏だったらいいんだけどなぁ。。。
日本の劇場のオケの中でも、多分かなりランクの低いオケなんじゃないかと、、、。
(とは言えなかったけどさ)

よく話を聞けば、MRちゃんときたら、
自分で昨日を選んでおきながら、23日に観劇するんだと思い込んでおられたそうです。
…なんでや?(苦笑)
で、さっさと23日に休みをとり、楽しみにしてくれてたら、
私とのメールのやり取りで気付いたらしい…
1週間違うことに!

私も、そんなこともあろうかと、メールの文中に、30日って言葉をさりげなく使いまくったんだわ。
ああ、途中で気付いてくれて、よござんした。

23に休んでしまったから、他の日がとっても忙しくなり、
更に、30に休むなんて、到底言えないところへ、取締役会議が入ってきた!

でも、今回の主役が、早くやってきたおかげで、
本来の予定時刻より、2時間も早く始まったおかげで、早く終わってくれたんだって。
終了時刻が読めないって言ってたくらいだから…ホントによかったよねぇ。

で、
私からの「もうすぐ日比谷に着くけど、MRちゃんは大丈夫?」
のメールがきた時には、既にR駅に居たのだそう。
ん?あの時刻に、R駅に居たら、ちゃんと18:00に間に合うはず?
「実はさぁ…」
R駅も、H線に乗らねばならないはずのMRちゃんですが、
「O線に行っちゃったんだよね。」
一体どうして??…いや、それは、MRちゃんだからでしょうな。
「で、違うって思って、無茶苦茶走ったんだけどさ、O線って深いじゃん?」
地下深くに位置するO線のホームから、H線のホームまで、ぜーはーしながら、走られたそうですよ。
あーららららら…。
さすが、MRちゃん…(苦笑)。
「そうなんだよね。初めてのことって、絶対何かやらかすんだよね、私」

いや、まぁ、それでも、無事開演時間に余裕持って、来られたんだから上出来だよ…今回は。
いやはや、そんなにヤバイことになってたとは…。
MRちゃんが、かしちゃんにちゃんと縁があってよかった。

まず、プログラムをお渡しして、見てもらったんだけど、
かしちゃんのさよなら特集のページを開いた時に、MRちゃんは、
ひゃっ
と軽い悲鳴をあげられました。
口から出た言葉は、
「細い…」
だったけど、ほんと、あの写真は、こちらをはっとさせる何かを発してるよね。
るいちゃんと見比べても、また戻って、
「細い…」
を繰り返しておいででしたわ。(笑)

コメントが入ったから、書いてしまおうか。
この記事の前の記事にコメントをつけてくれた友人の手と、かしちゃんの手が、だいたい同じ幅なんだよ、
と、MRちゃんにご説明しました。
小柄とはいえ、それにしても、ほんとにかなり華奢でまさしく白魚の手、の、彼女と、かしちゃんが…
って説明すると、そのサイズがよくわかっていただけたようで。
身長は、私と同じくらいのかしちゃんが、骨格の細さが、あのサイズの友人と同じなんだもんなぁ…。
と、私もいつも思うのです。(ちょっと、我が身を反省するね)


隅っこの方の観劇だったので、結構、くつろいで観劇できました。
横に席がないと、気遣いが少なくていいよね。
MRちゃんには、前日の夜に、「オペラグラスを持ってきてね」ってメールしたので、
(あまり前に言うと、忘れてそうだから)
彼女は、手摺に張り付くようにして、がっつりオペラグラスを覗いておいででした。
初めてなのに、こんなにオペラグラスを覗く人も、私は珍しいと思う。
やっぱり、私が、常にオペラグラスを上げ続けてるからかしらん。

休憩に感想をお尋ねしました。
まず、群舞が綺麗だった、と。

で、じゃあ、次に主役になるのは誰だと思う?
と聞いたら、即答はしませんでした。
とりあえず、自分の好みとは別にして、誰、に見える?
と聞き直したら、
「中岡…かな」
と。
ふぅん、すごいね、宝塚って、全く知識がなくても、わかるようにできてるんだ?

MRちゃんの一番のお気に入りキャラは、西郷せんせぇだったご様子。
これまた、MRちゃんらしいわ(笑)。
ああ、あと、
立先生を見て、ちゃんとオジサンをやれる人も居るんだ…
と思ったとか(笑)(笑)。
なかなか、面白いことをおっしゃってました。

で、竜馬について伺うと、
気のいいあんちゃんで、表情が豊かで、云々…
と描写されるんで、
じゃあ、王子さまに見えた?
と、ズバリ、お尋ねしてみました。
これ、よく言われるでしょ?

こないだも、何も悪気なく、滔々と語る方が居て、
一緒に居たLちゃんが、…多分、半分は私を気遣って下さったのでしょう、
そのお姉様に対して、
「でも、私、あの公演好きですよ?」
からはじまって、ちょっくら語り返して下さった。

私は、あの時は黙ってたけど、ほんとはとっても嬉しかったんだ。
有難うね、Lちゃん。
私は、さえちゃんの時に鍛えられてるから(苦笑)、案外平然と、何を言われるんだろうって、
話を遮らずに聞いてしまうもんだから…。

話がそれたわ(笑)。
そんなふうに、かしちゃん=王子のイメージから抜け出せずに観てしまう方って多いと思うから、
それを全く知らないMRちゃんが、一体どんなふうに思ったか、すごく興味があったんだ。

私に尋ねられて、MRちゃんは、
ぴよ?っとなりました。
「王子???」
そして、見事に笑い飛ばされました。
「全然!…どっこも、そんな感じじゃなかったよ」
うまく説明できないご様子でしたが、とにかく、竜馬にそんなイメージは全く抱かなかったらしいことは、よぉくわかりました。
よかった。やっぱり、幻をみてるのは、私の方じゃなかったんだ…!

竜馬さんと、お竜ちゃんとの、
ラブシーン無しなのに、ラブな感じに包まれまくってることも、感じていただけたみたいでした。
宝塚に於いて、それって、すごいことじゃないかなって私は思うんだけど。
「二人の絆を感じたよ」
って。

MRちゃんのコメントの極め付け。
「船の上でさぁ…にやりって笑った時に、空気がはぁって変わった時に、すごいなぁって思ったんだよね。
さすが、宝塚っ!って」
ふぅん…そんなふうに思うのか!
でも、あれは、かしちゃんの笑顔の威力だと思うよ?
ね、ね、ね??
(バカふぁん???笑)


つづく。