龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
いわきFCの応援とキャンプ、それに読書の日々をメモしています。

マイクロソフト薄型キーボード GU5-00014の使用感(その2)

2016年10月13日 11時02分44秒 | ガジェット
マイクロソフト薄型キーボード GU5-00014
の使用感をもう少し書いておきたい。

二つあった困った点のうちの一つ、
「ATOKが使えない問題」
は、入力設定をフリックから英文字キーボードに変えることで解決した(というか単に知らなかっただけですが)。

もう一つの方、キーボードが」左右に分かれていて、両手の位置をふつうのキーボードより離しておかなければならないという問題について書いておきたい。
このGU5-00014キーボードを使って入力しているのだが、特に右手の側にストレスがかかる。
特に右手の薬指と小指の守備範囲である「0(ゼロ)」と「ー」のブラインドタッチが難しいのである。
私が左利きということもあるのだろうが、バックスペースを含めて右手の上段は、左手の上段にある「Q」と「Tab」に比して使用頻度が格段に高い。従って、その右手の上段にアクセスする場合、手をホームポジションから浮かせて打つこ癖がつきやすい。普段はなんとなくうまく打ててはいても、「F」と「J」のホームポジションを手探りしている状態では、どうしても「ー」が特にブラインドタッチしにくい。

今は脳味噌の訓練をしている状況が続く。

だが、こういう指先の訓練は、なんだか楽しくもある。脳味噌のなかの配線が切り替わる、何ともいえないもどかしさもまた、いい。
この機会に右手薬指と小指の動きを細かくコントロールできるようにしたいものだ。

『いくつもの声』ガヤトリ・C・スピヴァクが胸に沁みる

2016年10月13日 01時11分31秒 | 大震災の中で
スピヴァクといえば『サバルタンは語ることができるか』が超有名だが、よく理解しているわけではない。
だが、語ることばを持たず、語り得ないものを抱えながら沈黙の側に立っている「幽霊」のような存在を、「こちら側」(見る側)から言語化していく行為だけではたどり着けないその場所に対する感性のことなら、少し分かる気がする。

なぜなら、原発事故後5年を経た福島では、今、本当に「語りにくさ」を抱えた人の姿が見えにくくなってきているからだ。

こんな風にブログを書いている側の「私」はもちろん「語り得ない者」ではない。スピヴァクを読んで「なるほどね」」とか思っている「私」は、その幽霊の気配すらつかみ損ねている。

さて、ではどうするか。
いったい「オレ」は、複数の声がほの聞こえる裂け目の近傍に立ちつつ、「幽霊」の気配がすると指させばいい、とでも思っているのか?

そんな「今」に必要な本が、この『いくつもの声』というスピヴァクの講演集だ。
2012年日本で「京都賞」受賞のため来日して、4つ講演をしている。その記録なのだが、実に興味深い。

P109「私には現実に精神を変えることには成功していません。つまり、三〇年ものあいだ手仕事で身を立て、知的労働への権利を否定されてきた人々の精神を変えることができていません。変えることはできませんが、それでも、動き続けなくてはなりません。なぜなら、もしかしたら一人くらいの生徒であれば変えることができるかもしれないからです。」

P101「私が建設したいのは精神であり、欲望を強制によらずに再構築することであって、上から恩恵をたえようとする慈善事業ではありません。」

P90「哲学者が私に対して『私にはわかりません』というとき、実際のところ哲学者が意味しているのは、『あなたは哲学によって学ばれる知性の諸条件を満たしていない』、ということです。つまりそれは、「私は理解しない」ではなくて、「あなたの言っていることは意味をなさない」、ということです。こうしたことが起きるとき私は、その人(哲学者)が自分の専門にとらわれていることに気づきます」

いろいろ考えさせられるわ。


ぜひ一読を。そして感想プリーズ、です。

BluetoothキーボードでATOKが使える、という発見。

2016年10月13日 00時41分29秒 | メディア日記
今まで、スマホ(Android)側でATOKをフリック入力に設定しているうちは、Bluetoothキーボードをいくら接続してもATOKが反応してくれず、てっきりATOKはBluetoothキーボードに対応していないものとばかり思いこんでいた。

かつてiPhone5の時は、ATOKがiPhoneに対応しておらず、アプリケーション(エディタ)として立ち上がっていたので逆に問題がなかった。Androidのスマホにしてから、画面も大きくなり、タブレットも買った(XperiaZ4は何もしなくてもATOKが使えた)ので、スマホではATOKがつながらないなあ、と思いつつも放置しておいた。

だが、7インチのタブレットを購入して使い倒そうとしたところ、この
「ATOKがBluetoothキーボードでは」使えない問題」がしだいにクローズアップされてきた。

なんとかして動かそうとするのだが、ATOKをフリック入力にしている限り、何をどうがんばっても、Bluetoothキーボードが反応してくれない。
英数字は入力できるのだが、日本語変換してくれないのである。

いくらやっても変換してくれないので、これは無理、とあきらめようとしたところ、たまたまATOKをフリック入力ではなく英数キーボードモードにしてみたら、なんの問題もなくBluetoothキーボードからATOKが制御できているじゃありませんか!

相当な脱力感を味わいましたが、結果オーライ。

これで、10インチのタブレットはパソコン代わりに室内中心とし、出先では7インチタブレットと今回購入した

マイクロソフト薄型キーボード GU5-00014

のセットを使うことができます。
「早く言ってよ」
って感じですねぇ。