漢検

明日漢検を受験する王子

一人で勉強するのに飽きたのか
リビングで昭和のドラマを観てゲラゲラ笑っていた
よっちゃんとアタシのところにきて巻き込んで勉強を始めた
(ちなみに観てたのは「愛という名のもとに」...時代がバレる)

「前夜の今宵、どれだけ詰められるかで合格が決まる」
もっともらしく言ってますが...

...でたギリギリマン
少し前から参考書で勉強していたのは知っていたが
前日で決まるってぇ〜〜〜ギリギリが過ぎる〜〜〜

色々とブツブツ言いながら書いてるもんで
よっちゃんとアタシもいいチャンス...と
巻き込まれて一緒に漢字を思い出して書いてみることに
（この時点で面白い匂いしかしない）

日頃の塾と自主勉強のおかげで
割と漢字を思い出す王子
しかし...覚え方のクセが強い

シルエットで覚えているものは
思い出すときに漢字のパーツから書くので意味不明なことを呟く

例えば、
「就職の『就』の右側は「いぬ」じゃなくて...「いぬぅ〜」だな...」とか
（彼にとってはあのパーツは「犬」に見えるらしいが犬ではないのをリズムで表現）

「げんかい、げんかい、げんかい...あまつばづえだ」
（思い出していたのは「限界」のげん。
彼にとってはこざとへんは「松葉づえ」らしい）

...とか、ね

他にも
『「にがい」と「くるしい」は何でおんなじなんだ〜』
『「からい」と「つらい」は何でおんなじなんだ〜
オレにとってはからいはつらくないんだけどな〜』
（彼は辛いもの好きなので理解不能らしい）

...とか

一番笑ったのはルーレット作戦
どうしても思い出せない時は
読みが同じ漢字で「つくり」を思い出し、
「へん」の部分を頭の中で
ルーレットのように色々と回して色々当てはめてみるらしい


いや〜覚え方にオリジナリティが溢れすぎて
アタシもよっちゃんも大笑い
だけど嫌がらず、楽しく勉強できてるようでよかったよかった

オスとメスはカタカナだろ〜と怒り狂ってた前回に比べると
大成長です、はい

明日に備えてさぁ寝ようというときに
ボソッと放った格言

オレには秘策がある
「困ったらのぎへん」

お前、面白過ぎるだろ〜〜〜
のぎへんは万能ではございませんっ

ま...受けるのは３級だけどね〜
日頃全然漢字を学ぶことのない彼にとっては難関
やる気の入口には立ってくれたようですので
親としては応援する所存です

前回惜しくも不合格だったので
（参照：2020.9.17 ふわっとしたいろいろ
　2019.10.26 何もない...本人的にはほぼ合格と豪語したあの頃...懐かしい）
今回は合格してほしい
たとえ３級でも、ね
頑張れ、王子




追記。

よっちゃんもなかなか漢字忘れてて笑わせてもらったけど
王子の爆発力には敵わなかったので、
ブログに記すほどでもないという判断でボツ
な〜んにも書くことがなくなったらネタにします