バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

why/becauseのプレッシャー

2016年06月25日 | シカゴ日常

こちらのみなさま、必ずと言っていいほど
「なんで?」「どうして?」という答えを求めます

日本でならきっと
「なんとなくぅ~」
「理由はないけど…」ってことにも

日本でならきっと
「暗黙の了解」で理解するところや
「行間を読ん」で類推するところも

必ずと言っていいほど
「なんでそう思うの?」
というような質問が来ます


これ、実はかなりのプレッシャー


why/becauseの質問に慣れてない
根っから日本人のアタシは

「…なんで…だろうね
「…なんでって言われてもぉ…
答えられないことが多い


例えば①
週に一度の個人英会話のテューターから
毎週映画(ビデオ・主にディズニー映画)を見て
質問に答えるワークシートの宿題が出る。

そこにある問題は…
「この映画は好きですか、嫌いですか? それはどうしてですか
「この映画の中で一番好きな音楽はどれですか? そしてなぜですか

「登場人物で一番好きなのは誰ですか そして…
理由はなんですか

アタシ、撃沈



だってすきっちゃも~んっ
じゃ、だめなのね
毎回必死に理由を探すアタシ…
やっぱり「英会話」で大切なのは「英」よりも「会話」能力…と実感


例えば②
先日の王子の野球の試合
外野を守っていた子が右中間のフライを落とした
ま、割と走って行って取らなければならないような
彼らにとっては難しいフライだったことは確か。

試合後、コーチは
かかわっていたセンターとライトの子に聞く

なぜ取れなかったんだ理由が知りたい」

決して責めた口調ではないが
フライを取れなかったことに「理由」を求める。

アタシ、驚愕であんぐり
「フライを取れなかったこと」に「理由」が必要なその現実にただただ驚いた


参考までに彼らの答えは
お互いに、
「ライトから追ってきているのが見えたから、僕は止まった」と、
「センターのボールだと思ったから、止まった」
当り前っちゃぁ当り前の返事

これに対してコーチの返事は「声を掛け合うんだぞ」

全員当り前のことしか言ってないけど
これをいちいち口に出して言うのがアメリカなんだな~と思う



例えば③
子どもたち、夏休みの間も
テューター/家庭教師のセンセに来てもらってる

毎回例文を作る宿題が出るのだが
その例文にも必ず文章を完結させるために「理由」を求められる

同義語を使った文章を作る

nap/昼寝 と slept/寝る
『I take a nap, and my mother slept in her bed, because we are tired.』
(僕は昼寝をして、そしてお母さんも寝た。
なぜなら疲れていたからだ)


eat/食べる と dine/外食する?
『I eat snacks, and my friend dine Sushi for lunch, because we are hungry.』
(僕はスナックを食べ、そして友達はお昼に寿司を食べに行った。
なぜなら僕たちはお腹が空いたからだ)

(王子の実際の宿題から抜粋)


こうやって「…だよね~」「…と思った~」と
アタシ的には思いっきり適当にスルーするところを
ほぼほぼ拾い集めてきちんと説明しなければならないらしい


…ややめんどくさい