山が好きなの!

2008年春、一軒の不動産屋さんが横浜にできました。それは、山好きシャチョーのヨロズヤとなりました。ヨロズ引受けます!

環境と劣化

2009-05-27 23:21:09 | 業務日誌
北面と南面
庇(ひさし)があるところと、庇(ひさし)が無いところ
1階と2階


同じ建物の中でも場所によって、
扉、窓、屋根、壁、シーリングあるいはコーキング部の
劣化進行状況がまったく違う
のです。

特に、日差しが強く当たる部分と雨が良く降りかかる部分は、
目で確認して思ったより以上、に、劣化の進行が早くひどくなっている場合が多い
のです。
実際、表面はキレイなままでも、中は腐っていて手のつけようがなくなっている…
その結果、思ったより費用がかかってしまうことに…。

そうなってから、慌てないためにも、
2~3年に1度は専門家の点検を受けると安心できると思います。
一度に全部一気にしようとしなくでもいいのです。
どの時期に何処をとか、一回、あるいは全体でどれくらいの費用をかけるか等々と
長期修繕計画案も検討して状況を理解しておけば、計画的なメンテナンスもできます。
突然、請求が…ン万円!!!!
…なんて心配はまず、少なくなると思うのです。

今日、何故そんな事を考えたかというと、こういう依頼があったからです。
「勝手口のドアノブがガタついて直りそうもないので見てほしい。」
と、お客様から連絡がありました。
現地に行って見れば…
鍵付きドアノブ中のスクリューガイド(外部のドアノブと内側のドアニブを固定しているビスパイプ)が錆びて腐っていたのです。 これはさすがに交換するしか方法がありませんでした。

気になったのは、この勝手口の位置です。
ドアノブの上には庇(ひさし)は無く、雨が降れば当然にドアはびしょぬれになります。
同じ建物で同じ型のドアがもう一ケ所にもありましたが、そこには庇(ひさし)がついていました。
念のため点検した所、そのドアは大丈夫だったのです。

同じ建物でも場所によってこんなに劣化に差が出るのです。

ということからも、建物を造る際、
錆たり腐ったりし易い部材(鉄製品、木製品)を使う所は、
特に設計デザインの検討も必要ではないでしょうか。

ってな訳で
今日は久しぶりにシャッチョウさん自らドアノブの点検と交換をしてきました。
明日は、見積り書の作成。
それと天気がよかったらお洗濯……じゃなくて
ペンキ塗りを予定しています。

ファイト! オ~オ~オ~!

コメント
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