The Parrots チャッピー吉井さんのご冥福をお祈りいたします。

既に各メディアの報道によりご存じの方も多いと思いますが
六本木アビーロード所属バンド　ザ・パロッツのチャッピー吉井さんが
9月12日に急性心筋梗塞により、急逝されました。

謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

多くの方が、それぞれ、パロッツやチャッピー吉井さんに対する想い出が
あると思いますが、追悼の意味を込めて、私も記憶をたどりつつ、少し想い出を
記したいと思います。

私が最初にザ・パロッツを知ったのは、たしか17年くらい前のことだったと思います。
会社の昼休みに、休憩コーナーのテレビを何気なく見ていたら、NHKの昼の番組だったと
思いますが、いきなりビートルズの曲が流れてきました。

その番組がどういう内容で、なぜパロッツが出演していたのか、たまたまそこにテレビが
あったので何気なく観ていた程度でしたので、さだかではありません。
その時、強烈に印象に残ったのは、チャッピーさんのボーカルでした。

わずかの間でしたが、テレビにくぎ付けになりつつ、司会者が紹介してくれた、
そのバンドがザ・パロッツで、六本木のアビーロードの専属バンドであるということを
しっかりと頭に刻みました。

六本木でビートルズ生バンド出演のライブハウスといえば、言うまでもなくキャバンクラブで、
六本木の交差点から防衛庁側にあった頃、そして移転した後にも何回か足を運んでいましたが
アビーロードというライブハウスが新たに出来ていたこともその番組で初めて知りました。
余談ですが、その時思ったことは、六本木にビートルズ系ライブハウスが、２軒もあって
成り立つのか？でした。

六本木から、しばらく足が遠のいていた私は、その番組をみて、無性にパロッツの生演奏を
聴きたい衝動にかられ、何日後の土曜日に家内と六本木へ行ったのが最初でした。
そこで初めてパロッツの演奏を聴いたのですが、その時の印象は、やはりチャッピーさんの
ボーカルが最高にジョンに似ている！でした。そのせいもあってか、パロッツの演奏は、
ビートルズそのものに聴こえました。

それ以降、頻繁にというわけにはいきませんでしたが、会社のビートルズ好きを集めては
アビーロードに何回となく引き連れて行ったり、個人で行ったり、しておりました。
また自分がコピーバンドをやることになったときにも、メンバーと聴きにいったことを覚えています。
その時は、それまでと違って、演奏に着目して注意深くライブを見たことを覚えています。

でも、何回行っても、いつも新鮮に聴ける、聴こえるのが今思えば不思議に思えます。

直近では、パロッツの演奏を聴いたのがいつだったのか、にわかには思い出せませんが、
あのチャッピーさんのボーカルが二度と聴けないと思うと、とてもとても残念でなりません。

チャッピーさん、どうか安らかに。

ジョン・レノ　記