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アニメのヒロイン「綾波レイ」の心理学的分析。あらすじ編2

2005-02-03 03:36:57 | アニメ考証
「アニメ新世紀エヴァンゲリオン」での「綾波レイ」の心理学的な変化をどう分析するか。

この物語の主人公は「碇シンジ」14歳の男子中学生。そして「綾波レイ」「惣流Lアスカ」14歳の女子中学生。

そして14歳の男の子「碇シンジ」が軟弱少年として描かれていまして。彼の弱弱しいアプローチで「綾波レイ」が変わるんです。
「弱弱しいアプローチ」というのがミソなんです。
これで「オタク」たちのファンが増えるのですが。。。
第6話、第14--17話、第23話の分析が重要なのでそこを紹介すると。
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*第6話で「綾波レイ」と「碇シンジ」が2人して「使徒」と戦い何とか勝った時。
「陽電子ライフル」を撃ったのはシンジだが援護したのは「レイ」。
この攻撃で援護によって傷ついた「レイ」を真っ先に弱弱しく気遣って助け出したのが「碇シンジ」。
「対人恐怖」的だった「レイ」に気遣いの言葉をかけるものなど存在せずとるべき表情まで「碇シンジ」に教えてもらうまで「気遣って」もらって。。。
これからは戦闘がメインとなり、戦闘を通じて「レイ」と「シンジ」が接することはあっても、あえて戦闘時以外では「惣流Lアスカ」による「人形女」という発言も含め「対人恐怖症的な綾波レイ」が強調される。
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*第14話で変化あり。
ここで今までの13話全体の総括をするのですが後半で「綾波レイ」が「綾波言葉」で心の中で自問自答するのです。
自問自答ではよくしゃべるんです。「綾波レイ」が。決して「人形女」ではありません。
*今度15話の中では機体交換実験。
EVAは一機につき専属操縦者というのが決まっているのですが
シンジ専用のEVA初号機でレイが操縦実験する。レイ専用のEVA零号機でシンジが操縦実験する。
結局は失敗するのですがそこでこの物語の面白いところ。
相手のEVAを操縦すると「においを感じる」と言って専属操縦者の心の内面が一部見え隠れする。
一度見ただけではわからないのですが、言ってみれば無意識のうちにお見合いさせているようなものなんです。
*そして16話
もともと「アニメ新世紀エヴァンゲリオン」は「SFロボアニメ」と理解されている節が有りますが、この16話では「葛城ミサト作戦部長」が元彼氏の「加持クン」とやらと昔別れた時の言い訳を言ったりして。
そして弱弱しい少年「碇シンジ」が戦闘中のハプニングで敵に取り込まれている間「綾波言葉」的に「自問自答」を繰り返すのです。
----「綾波言葉」-----これだけはアニメを見ていない人にはうまく説明できません。
ごめんなさい。
そして17話で「少年少女の恋の始まり」が来るのですが。。。
<続く>

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