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アニメのヒロイン「綾波レイ」(恋の始まり)の心理学的分析。

2005-02-03 14:23:49 | アニメ考証
17話「アニメ新世紀エヴァンゲリオン」での「綾波レイ」の心理学的な変化。やってきます。「少年少女の恋の始まり」が。

この物語の主人公は「碇シンジ」14歳の男子中学生が友人と共に学校で配られたプリントを届けに行くのです。「綾波レイ」のマンションに。
「綾波レイ」は独り暮らしをしていて、しばしば操縦訓練のために鍵を開けたまま留守をするのです。家財道具のない部屋だからまあ安心なのですが。

「碇シンジ」が軟弱少年なんですが、ある意味「女の子」みたいによく気がつくのです。
いつものように留守だった「綾波レイ」のマンションに男子二人がなんとなく気遣いながら入って行きプリントをベッドの上におく。
普通の「男の子」ならそれで帰るのだが「碇シンジ」はゴミ箱周辺に落ちているゴミを袋に入れてお節介にも「整理してあげる」んです。
そこに丁度タイミングよく「綾波レイ」が帰ってくる。
当然「何しているの」と綾波は聞くわけだが、シンジはテレもしないで「ゴミ落ちていたから整理しといたよ」と。
そのあと綾波が言葉につまり、もともと「*1対人恐怖的」で人との会話を避けていた少女なので
言葉に詰まりながらも「ありがとう」と。
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少年たちが帰った後、綾波レイはほほを赤らめながら
「ありがとうの言葉。感謝の言葉。あの人(碇ゲンドウ司令)にも言った事のない。」
と独りで照れるんです。条件はそろっているんです。

第6話、第14--17話、再考。

*第6話での戦闘の後の「碇シンジ」の弱弱しいアプローチ。
*14話で「綾波レイ」が「綾波言葉」で心の中で自問自答するのです。実はよくしゃべるんです。
*15話の中での機体交換実験で互いに心の内面が一部見え隠れし無意識のうちのお見合いごっこがある。
*そして16話「葛城ミサト作戦部長」のラブストーリー。
「碇シンジ」が敵に取り込まれている間「綾波言葉」的に「自問自答」を繰り返す。

「シンジ」はまんざらレイが嫌いなわけではない。そして「お見合いごっこ」でお互いの「におい」まで確認している。
レイも「自問自答」シンジも「自問自答」間にラブストーリー。
17話での「少年少女の恋の始まり」には十分ではないでしょうか。
23話でクライマックスです。
<続く>

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