サポミに行ってきた。
以下はレポートじゃなく所感。
クラブへの要望話については,これまでの不満や裏話が次々出て中々まとまらず。要するに「今のフロントの働きには到底満足できない上,多くのサポが様々なチャンネルから声を届けても聞く耳を持ってくれない,昔は良かった」でもって「継続的に話し合いの場をもってサポの声をまとめよう」――でおk?
クラブに対する主催側の強い危機意識は伝わったけど,具体例を列挙して皆が意識を共有してほしいと言われても,現時点では当事者の一方だけの話なので些か不公平な部分もある。危機意識を強調するためか昔話がやたら長かったのもちょっと…もっとも聞きたがる人が多かったんで仕方ないかな。
なんにせよ今のフロントに多くのサポが不満を抱いてることだけは確かだから,事はどうやってフロントに仕事をしてもらうかの方法論。そういう意味では,こっちの議論はまだマシだと思う。
深刻なのは応援(特に声出しの応援)の話。
こっちも「どうやって応援を盛り上げようか?」の方法論であれば,まだ皆が同じスタートラインに立てるんだけど…根っこの思想がこれだけズレてるとかなりマズい。
大前提として私はセレッソの応援は弱いと感じている。何をもって「弱い」かと言えば他所のJの応援と比べてであって,アウェイで相手のゴール裏と対峙したりホームで他サポに蹂躙された折に同じように感じてきたセレサポも決して少なくないと思う。というか,だからこそ応援に関する疑問がサポミで出るんだろう。そこで赤サポを成功例に挙げられても同意しかねるんだけどw
で,今現実に応援を仕切ってくれてる人たちに聞くと,比較対象は飽くまで海外なんですね。歌い続けるのが応援じゃない(これは同意),欧州のサポはサッカーをよく知ってよく観ている,俺たちも試合をよく観て展開に合った応援をしたい――ときて「他所のJの応援と同じことをするのが正解なのか?」と。これは勿論,論破し難い確たる見識だと思う。その上で,このままの発言があったわけではないけどサポミで噴出した意見対立の要約はこんな感じ。
「今の応援は盛り上がりが足りない,他所みたいにもっと盛り上げようよ」
「盛り上げるためにコールするなんて応援じゃない,もっと大事なことがあるだろ?」
はい終了,みたいな( ´∀`)
私なんてサッカーを観る目が無い俄かサポなんで,「声を上げる応援が良い応援なのか?」と問われたら真顔で「コアなゴール裏はそうでないと困るんだけど?」と答えるしかないですわ。もっかい言うけど赤サポはさておいてw
「応援について話し合おう,しかし俺は考え方を変えるつもりはない」となると,そこから話し合うことになるわけですよ。
それでも,人それぞれの考え方をはっきり聞けただけでも個人的には収穫。
とりあえず,我らのコールリーダーは何故,そんなに試合を注視してるんだろう?という疑問がなんとなく解けた気がするしね。つまり,コールを入れたくてたまらずにタイミングを図ってる…のではなく,試合の展開に沿って選手を鼓舞する真にコールを入れるべきタイミングをジッと待ち構えてるわけかと。
それで「黙ってる時間が多い」「盛り上がらない」と批判されてもそっちは困るよな。でも,こっちも困ってる。だからお互い困る。
次の話し合いがあるとして,2度のサポコンの後だと開幕まで1ケ月足らず。こりゃ大変だ。
| Trackback ( 0 )
|