前回のエントリーの後、
「どのような立場で集いを呼びかけているのか、わからない」
との指摘を、複数の方からいただきました。
そこで、私のスタンスを説明させていただきます。
私は、2003年以来、長野エルザ-AC長野パルセイロのゴール裏に通っています。
昨年も、リーグ戦10試合を見ましたが、ほとんどはゴール裏で活動しており、
その意味で、そこで中心となっていたalma de laranjaの一員であったということができます。
さて、昨シーズン終了以来、ビデオなどで試合を振り返るにつけ、
応援に力強さがなく、
スタンド全体で、選手、チームをサポートする雰囲気をつくり出せていないと感じました。
その原因の最たる点は、声を出す人数が少ないことだと思います。
振り返ってみれば、目の前を通りすぎていく方々に、私は「ゴール裏で一緒に応援しよう」と誘うことも少なく、
また、メインスタンドやバックスタンドを訪れた皆さんに、コールやチャントを知ってもらう努力もしませんでした。
さらに、「ゴール裏には行きにくい」という指摘を、直接、間接を問わず何度もいただきましたが、
その指摘を生かすこともできませんでした。
もちろん、コールリーダーさんをはじめとするゴール裏の皆さん、
さらに、スタジアムで応援した方々の熱意には敬意を持っております。
ですが、昨年は、AC長野パルセイロの選手、チームを、より力強く後押しするため、
方法論と努力を決定的に欠いていたと考えるようになりました。
では、どのようにすれば良いのか。
ヒントとなったのは、昨年良かったと思った数少ない点です。
私は、昨年の第1節と第2節に、メインスタンドに陣取り、ゴール裏のコールに合わせる、との試みを行いました。
普段、メインで見ている方々から、「メインでコールを合わせたいが、よく分からない」との要望を受けたためです。
コールの合間や、ハーフタイムには、「あのコールのリズムが難しい」「このチャントは何と言っているのか」などの会話が自然とできていたことが印象に残っています。
そして、第2節の後半前に「一緒にゴール裏でやりましょう」と呼びかけると、十数人の方が応じて下さり、
後半は、彼(彼女)らとゴール裏に移動して共に応援をすることができました。
この経験から以下のことを考えました。
①ゴール裏という殻に閉じこもったまま、参加者を待つでは不十分。
殻をやぶって、多くの方に呼びかけ、スタジアムの雰囲気をつくりたい。
②呼びかけに応えていただけるよう、人対人の関係を大切にし、その結果、「サポーター仲間」という意識の共有が重要。
そのために、チャントやコール作り、ダンマクの作成、スタジアムへのお誘いなど、できるだけ多くの方と準備をしたい。
このためには、
alma de laranjaという殻を捨て、昨年までの流れをゼロにする。
そして、すべてのサポーターがフラットな立場で意見を出し合う場を作る。
その、すべての意見をもとに、選手、チームを後押しする応援を築く場を作る。
そのために、2月3日の集いを呼びかけました。
私は、1月14日のalma de laranjaのミーティングでも、
・alma de laranjaとしての活動はしない。
・多くのサポの参加を呼びかけ、ゼロからサポートを考える
との点を提案し、
参加した皆さんには1人のサポとして、2月3日の集いに参加していただきたいと呼びかけました。
したがって、私が呼びかける集いにおいては、
alma de laranjaでの議論や結論がスタートラインとなることはありえません。
そもそも、今のところスタートラインは存在していません。
集いに参加していただいた皆さんや、
さまざまな形で寄せいていただいた意見をもとに、話し合うべきスタートラインを定め、
アイデアを合わせたり、対立点の折り合いをつけることで、よりより応援をめざしたいと考えています。
話し合いは複数回行う必要があると考えますし、
2月11日にも開催できるよう準備をしております。
なお、2月3日の集いは、私個人の責任により開催し、呼びかけております。
お問い合わせは、
こちらのメールへお願いいたします。
この件に関しまして、AC長野パルセイロへの問い合わせはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
PS.いろいろ、回りくどく書きましたが、
要は「みんなの知恵を集めて、楽しくやろうぜ!」ってのが本音です。
去年と同じなら、全然楽しくないですから。
次回は「話し合うってどうやって?」「何を話し合うの?」という点を説明します。