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11月25日(土)社会人野球日本選手権準決勝 現地観戦記

2006年11月27日 22時48分01秒 | 野球-野球全般
毎年、この大会を観に行って、私の野球シーズンが完全に終わる。いつも楽しみにしていて、なるべくたくさん観に行きたいのだが、今年はこの週末2日間しか行けなかった。土曜が準決勝、日曜が決勝で、まずは準決勝のゲームから。


■第1試合 日本生命vsホンダ

2002年のこの大会の決勝の顔合わせが再現となった。あのときはニッセイが優勝したのだけれど、両チームとも、さほどメンバーは変わっていないように思える。あの年のニッセイにはその年バファローズに入団した下山が居た。


試合開始は12時、私はギリギリに席に着いた。いつも通り、¥1,500の特別席という席に座る。要はバックネット裏だ。若干、3塁側(ニッセイ寄り)にしたのは、ニッセイのほうがブラスバンドも男性応援団もチアも居て応援が賑やかで、それを観たかったから、だと思う。ただし毎年のことだが、朝からテンションが「MAX全開フル加速!」な応援を目の当たりにすると、なんともいえない気恥ずかしさを覚えてしまうのもたしかだ。試合が進むにつれだんだんと慣れてくるのだが。
ちなみに「狙い撃ち」の曲で、「♪ホンダを倒せよニッセイ」(「お前が打たずに誰が打つ」の節のところ)と歌っているのだけれど「♪ホンダを倒せよTDK」に聞こえて仕方なかったのは、都市対抗の後遺症だろうかw



ニッセイの先発はあの法政のアンダースロー・下敷領悠太。それを知って思わず「やった!」と声が出てしまった。観てみたかったんだよなー。
ホンダはこちらもルーキーの田中健太郎が先発。


私は渡辺俊介の投球は何度も何度も球場で観ているが、しかしこんなに正面から近くで観たことはない。だから、本格的なアンダースローを初めて実感したような気がする。下敷領の投球も、充分に「下」だった…なかなかに堪能。


ホンダは、小板佑樹に注目して観ていた。小板はこれまでもホンダの試合で何度か観ていて、珍しい苗字は印象に残っていたが、どんな選手かまともに知らなかったのだ。このあいだ読んだ「松坂世代」で、小板が、松坂世代で中学時代は松坂よりも注目されていた選手だったと知った。浦和学院でセンバツにも出場、東洋大→ホンダと進み、今に至る。改めて小板を観て、「なんつー下半身だ」というのが第一印象。上背はさほどないし、上半身はすごいというほどではないけれど、あの下半身の筋肉だけでも圧倒されてしまう。



試合は、ホンダが初回に2点先制するが、ニッセイは1点ずつ返し4回に逆転。その後は終始ニッセイペースで進んでいく。5回には主将・及川徹、キャッチャー・佐久間健一のタイムリーなどで4点をあげた。
下敷領は8回まで投げ、被安打7の6失点だが追いつかれることはなく、その後はベテラン・土井善和が締めた。
ホンダは8回に3安打にエラーも絡めて3点をあげ追いすがったが…

9回、8対6で迎えた1死1塁と一打同点の場面で、その小板の痛烈なライナーがファースト下野敦の正面を突き、ランナー戻れずゲッツーとなって試合終了、ニッセイが決勝進出を決めた。ホンダは4年前の雪辱ならず。打席に立ち尽くす小板の後ろ姿が印象的だった。





■第2試合 富士重工業vs新日本石油ENEOS

「富士重工ってこの大会で観たことないなぁ」と思っていたのだが、案の定、出場は16年ぶりとのこと。25年前の1981年大会では優勝もしている名門チームだし、あのファイターズ井場も輩出しているが、私はテレビも含めて初めてこのチームの試合を観た。


第1試合はひとりで観ていたが、この試合からはパートナーも現れたので、のんびり観れる一塁側内野席(「一般席」という名前で価格は¥1,000。といってももちろん、第1試合のチケットは引き続き使える)の、応援団の居ない外野寄りに移動する。やはり、チアは居ないがブラバンが来ていて応援が比較的賑やかな富士重工側を選ぶ。
ただそれでなくても、富士重工を応援していたと思う。ENEOSはもともとが都市対抗最多優勝を誇る超名門だし、今でも六大学や東都の有名選手がたくさん所属する華やかなチームだ。この夏の早実フィーバーで、名門チームをちやほやする風潮に少し辟易していた私とパートナーは、暗黙の了解で、群馬の富士重工を応援していた。


富士重工の先発は阿部次男、今年34歳・現役16年目でコーチ兼任5年目のベテラン左腕。自宅から持っていった「GRAND SLAM」2006名鑑号によると、身長は172cmと小さいが、風貌はいかにもベテランといった貫禄なので、「小っちゃいおっちゃん」と呼んで応援することにする。といっても私と1歳しか違わないんだけどさ(おっちゃんなんて呼んで関係者のかたがここをたまたま見つけて気を悪くされたらスイマセン)。ENEOSの先発はこちらも左腕の広瀬繁、だったと思う。


初回、富士重工がタイムリーで先制する。小っちゃいおっちゃんはなかなか制球が良くて、私好みのピッチングを見せてくれる。ENEOSも追加点はなかなか許さない。そういえば私がこれまで観た日本選手権では、バカ試合の経験はない。去年観た決勝なども、延長12回で2対1で決着がついたものだった。木製バットのせいなのか、ボールが飛ばないせいなのか。金属の時代には、10点リードをひっくり返されることも珍しくなかったと聞くが、そんな試合を観れなくて良かったのか残念なのか、ま、どちらも楽しいと思うけれど。


応援のほうは、試合前に、
「9回裏、スリーアウトをとるまで応援し続けてください」
とリーダーは絶叫するのだが、富士重工は後攻である。9回裏スリーアウトということは負ける気マンマンやないかい、良くて延長か、と客席でツッコむ。
また、4回に同点に追いつかれたあとにやはりリーダーが
「今は追いつかれましたが、試合が終わるまでに1点でも2点でもリードしていればいいのです」
とまた絶叫。いや、それが簡単にできれば苦労しないんじゃ、苦笑い。そんな風に、ちょっと空回りする富士重工の応援リーダー氏であったが、どこのチームも、リードをとる男性応援団の体のキレには毎度のことながら驚かされる。チアは大学生が出張してきていると聞くけれど、男性応援団は社員が多そうな気がする。あれ、ものすごく練習してるんだろうなぁ。

富士重工の応援に
「ビ・バ・富士重工!」「ビ・バ・ビ・バ・富士重工!」
といってコールするものがあったのだけれど、これの「富士重工」がまるで早口言葉のように言いにくいのが面白くて、ちょっと我が家で流行った(まだ流行ってる)。横断幕は「SUBARU」なんだから、コールもそうすればいいのに、と思わなくもないが。


その後、富士重工が5回に2点をあげて勝ち越し、阿部も9回1/3を投げきり、ランナーを許したところで右の平井英一にスイッチし、彼もENEOSを抑えて、決勝は富士重工vs日本生命の組み合わせとなった。正直、戦前はどーせENEOSが勝つんだろうと思っていたので、富士重工が勝って嬉しい反面、意外でもあった。



試合後は、富士重工の早口コールを口ずさみながら、九条駅前の焼肉屋へ。これも、毎年のパターンである。



→翌日の決勝戦へ続く。
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2 コメント

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Unknown (ちーぐるす)
2006-11-29 03:33:42
どうも。お久しぶりです。この試合生観戦だったんですね。実はENEOSの抑えが好みで、この前日の試合(ENEOS対ホンダ熊本)では出てきて面白かったんですが、この試合はもう途中で終わった・・・と思いました。

社会人の応援はなんかアジアシリーズを彷彿とさせるものがありますね。
ちーぐるすさんへ (forty-niner)
2006-11-29 19:40:10
ENEOSの抑えというと、田澤投手ですか?準々決勝は私もテレビで観てました。私よりパートナー氏が反応してましたけど。

社会人の応援、観るのはかなり好きです。試合そっちのけで目を奪われることも多々あります…でも参加するのはさほど、かな。

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