満たされなかった過去を思い出して、
重なって、その苦い思いを
今、また、ここで、リプレイするよりも、
その自分に対して、
「ああ、辛かったね でも、よく乗り越えたね 頑張った!」
って、声をかけてみない?
だって、それは、ホントの自分じゃないんだもん
経験の実働部隊だったんだもん
悔しくて握りしめたこぶしや
声にならない嗚咽とともに、流すままにしてた涙や
身もだえして、眠れなかった夜たちの、
けなげさや
たくましさは、
心の土壌に落ちて朽ちて
確実に、魂の栄養になったはず
新たな彩りが、加わったはず
その働きを見ることができたら、
過去の自分を
過去世の自分くらいの距離感を持って見ることができたら、
こんなことも
あんなことも
ちゃんと魂の計画のうちだったんだって、
想定内だったんだって、
自分が起こしたことだったんだって、
自然に分かってくるからさ
「なあんだ、そっかぁ」って、明るくぱきっとしたひらめきが
にわかに
やってくるからさ